ええ。あいつの占いは当たるって噂された日もあったわ。友人が学食で食べたカツカレーをタロット占いで当てたのがいけなかったのね…(中の人の実話)そうよ。あたしは魔女。でもまだ見習い魔女なの!
はい!ってな感じで魔女テーマのボードゲーム
ワーリング・ウィッチクラフト/Whirling Witchcraft
面白いと評判の比較的短時間で終わるカードドラフトのボードゲームですね〜 勝利のために全員が右隣に攻撃――材料を溢れさせるように送り付ける――するというのが特徴的なゲーム!
というわけで今回は『ワーリング・ウィッチクラフト』のレビュー。実際に遊んだ様子がわかる【リプレイ】形式でお伝えします!
(コロコロ堂で遊べました〜)
■目次
- 『ワーリング・ウィッチクラフト』の情報
- 準備
- 4枚のカードがやってくる
- 錬成!
- 生み出した素材を変換に使うことも
- たくさん生み出せて楽しくなってくる
- ゲーム終了
- 感想と通販情報
- おまけ:2戦目は違う魔女&席替え
■『ワーリング・ウィッチクラフト』の情報
- ボードゲーム名
- ワーリング・ウィッチクラフト
- Whirling Witchcraft
- ゲームデザイナー
- Erik Andersson Sunden氏
- プレイ可能人数
- 2〜5人
- プレイ時間
- 30分
- 対象年齢
- 14歳以上
- 日本語版発売元
- ケンビル
ちなみに、コロコロ堂さんの『ワーリングウィッチクラフト』の鍋、通常のコンポーネントとは違う、なんか豪華版なの。
この鍋いいなぁ〜。
(というわけで、このレビューに出てくる鍋は、通常版とは違うものですからね〜)
今回は4人で遊びました〜!
■準備
各プレイヤーにこんな感じの個人ボードが配られた。
お?5色の枠があるぞ。
いい?見習い魔女は皆んな、ここからスタートするのよ!
ってな感じで脳内妄想しながら、セットアップ。これら5色のトークンは魔法のための素材。
今回は全員が「見習い魔女」でスタートしているので同じ配置。慣れてきたら違う魔女でゲームスタートできるのでその場合は違うセッティングになる(後述)
よーし!ゲームスタートだーっ!
■4枚のカードがやってくる
この『ワーリング・ウィッチクラフト』では、カードを選んで隣にまわすドラフトというシステムを使っているの。
ほら、カードが4枚配られた。
なるほど。この中から1枚を選択するのね。
私は月の霊薬を選択、選んだらすぐ使用!魔女に暇な時間は無いのよ!(このボドゲに特に時間制限はありません。私あきらびの脳内妄想です)
カードの上部には自分のボードから消費する素材が、カードの下段にはその結果、鍋の上に生成される素材が示されてるの。
■錬成!
いい?見ててね。見習い魔女だけど錬成なんてお手のものなんだからっ!
自分のボードから白と緑をカードに置く。テクマクマヤコンテクマクマヤコン…呪文はこれで良いんだっけな? いや、アジャラカモクレンテケレッツのパーだっけかな?(ルール的に呪文は必要ありません)
わぁ!鍋に白と赤が生まれたわ。
(鍋に置く材料トークンはストックから取ってくる。カードに置いた素材はストックに戻す)
さあ!ここからがこの『ワーリングウィッチクラフト』の醍醐味よ!
当然、左隣の魔女からも私に鍋が来た。鍋に乗ってきた材料は…
自分のボードに配置しなきゃいけない。
あらやだ!初めて見る黒が乗ってるじゃない!
黒は、たった3つしか置き場所がないからすぐ溢れちゃうじゃあないの
勝利条件
そう、この『ワーリング・ウィッチクラフト』の目的は右隣の魔女のボードから素材を溢れさせること!素材が5つあふれたら勝利なの!
次のラウンドの準備
ちなみにドラフしたカードの残り3枚は左隣に回す。私に鍋を送ってくる魔女の方向ね。
段々慣れてくると「あぁ…左にこのカードを渡したら使われそう」なんてこともわかってくるのよね
■生み出した素材を変換に使うことも
次ラウンドのドラフトタイム。隣から回ってきた3枚に、山札から1枚加えて4枚から選ぶ。うーむ。今度はどれにしようか。
うむむむ…隣からあれが来るってことは、これを使ってこれを生み出せば…いやこっちのカードで…いやいやこっちのカードには特殊アルカナアイコンもあるしな…などと悩ましい。
そうそう、カードには3つのアルカナアイコンどれかが描かれてることが。
もしアルカナアイコンがあるカードをプレイしたら、こちらのカウンターで管理。偶数個数になるとアルカナに応じた効果が発動!
私はキノコの供物カードを選択。赤を3つ支払って、白青緑を生み出す。
今生み出したトークンを支払いに使っていいらしいので…
1ラウンド目に取ったカードも発動できた!そのままだったら白が足りなかったのよね。
そして鍋に載せて右隣魔女さんへプレゼント〜♪
基本的に自分と右隣ばかり見ちゃうんだけど、「ちょっとおかしいんですけどこれ」「なんなんですかね笑」という声が斜め向かいプレイヤーさんから聞こえてきた。ボードを見ると…
わお!だいぶ溢れそうじゃあないですか!
5つの素材をあふれさせたプレイヤーが勝利。そして誰かが勝利したらゲーム終了なので、もう終わりが近い!?
■たくさん生み出せて楽しくなってくる
3ラウンド目。おお!これはいいじゃあないか!
左の魔女から回ってくる黒素材を使うカードを選択!こんなに生み出せたぞ!!
たっぷりの素材を右の魔女さんへ。
「ええっ!?こんなにくるの!?」なんて言ってもらえてニヤニヤ
わーい!!
右隣魔女さんのボードから溢れた分が、私のボード上の魔法陣に!これが勝利点!ここに5つになった魔女が勝ちよ!勝ってやるわっ!
■ゲーム終了
4ラウンド目。私が取ったカードはこんな感じ。
真ん中に矢印じゃなくてSっぽいのが書いてある場合は、上下逆にして使用しても良い(設置したら以降はその状態)
そしてこのラウンドで…
「やったー!」という声が右隣から…!
あああ!材料が魔法陣上に5個以上!!
というわけでゲーム終了〜。惜しくも私は3個止まりでした〜
■感想と通販情報
『ワーリング・ウィッチクラフト』、短時間で終わると聞いていましたが、こんなにあっという間に終わるとは!ドラフトと材料をニヤニヤして押し付ける感じが楽しいですね
私は各プレイヤー非対称なゲームが好きだったりもするので、後述の2戦目の方が、より楽しかった!あと席替えも良かったかな。「さっきはよくもあんなに材料を押し付けやがってー復讐だーっ笑」って感じになるの
『ワーリング・ウィッチクラフト 日本語版』検索したらどこも売り切れぇ〜 amazonにはありましたが超プレミア価格…原語版の方は、お?安い!と思ったら送料が…って感じでした。いちおう原語版の方貼っておきますね(執筆時点)
頼みの駿河屋には商品ページありましたが、執筆時点で新品中古ともに売り切れ〜。復活願ってリンク貼っておきます
ボードゲームワーリング・ウィッチクラフト 日本語版 (Whirling Witchcraft)
■おまけ:2戦目は違う魔女&席替え
見習いじゃなくなったあたしも見てってね。
2戦目は初期魔女カードを見習いじゃなく、いろんな魔女から2枚配って選ぶことに。
もちろん、選んだ魔女によって初期のコマ配置数も違う!
2戦目は席替えをしようということになって、今まで左だった人を右に。攻撃してきた魔女に攻撃してやるのだーっ!って感じに
以上、ボードゲーム『ワーリング・ウィッチクラフト』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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