さあ今回は、チェスとバックビルドボードゲームを合わせたようなシンプルおしゃれな陣取りゲームをご紹介。
(写真では別売りのマットやコイン立てを使用しています)
以前から評判の良さを聞くボードゲームだったので気になってたんですよね。というわけで今回はボドゲ『ウォーチェスト』のレビュー。実際に遊んだ流れで紹介していく【リプレイ】でお伝えいたします!
■目次
■『ウォーチェスト』の情報
- ボードゲーム名
- ウォーチェスト
- War Chest
- ゲームデザイナー
- Trevor Benjamin氏
- David Thompson氏
- プレイ可能人数
- 2、4人
- プレイ時間
- 30分
- 対象年齢
- 14歳〜
- 日本語版発売元
- nostalgia
デザイナーのTrevor Benjamin氏を調べてみたところ、当ブログで以前に紹介した『MAYA』のデザイナーさんであることが判明しました〜。あのボドゲも面白かったもんな〜
(今回のウォーチェストはマッケンジーさんに遊ばせてもらいました)
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当ブログでは他にもボードゲームのレビューや開封の儀など、計1000本以上ありますので、そちらも宜しくお願いいたします!
■1対1または2対2で戦う!
『ウォーチェスト』は、特殊能力をもつユニットをいくつか担当して、1対1または2対2で戦うバックビルドと陣取りを合わせたようなボードゲーム。今回は1対1で戦いました〜。
今回使ったユニットはこちら。今回は初めてプレイする場合のおすすめユニットを使用。もっとユニットはいろいろあるんです!
私は手前の4ユニット、相手プレイヤーさんは、向こう側の4ユニットを使うことに。
(4人プレイでは、チーム戦となり、たしかそれぞれが3ユニットを使う)
各ユニットコインを2枚ずつバックに入れる。ロイヤルコインと呼ばれるユニットではないコインも1枚入れる。
こんな感じ。各ラウンドにはここから3枚のコインを引いて戦うのだ!
ちなみに、今回は別売りのマットとコイン立てを使用しています。
カッチョイイ
さて、セッティング中。勝利条件はどちらかが自分の占領地を6ヵ所にすること。プレイ開始時はお互いに2ヵ所の占領地がある状態からスタート。そそ。六角形のタイルが置かれているところね。私は黒いカラスアイコンの陣営。エリアの両脇、色が濃いマスは2人プレイだと使いませーん。
■コインを表で出すか裏で出すか
手札ならぬ手持ちコインは3枚。アクションは手元のコインを場に出したり、自分の捨て場にプレイすることで実行できる。捨て場にプレイする際には、表向きか裏向きかでできるアクションが違うのよね。
コイン投げで私が優先権を得たのでこのラウンドは先手番。第一手!裏向きにコインを出して徴兵だーっ!
自分のユニットコインをストックから1枚捨て場に移動できる。捨て場にあれば袋が空になった時に袋に入るのよね
次の手番。キャバルリーを表でプレイ!
「移動」アクションを選択。表で出したコインと同じユニットを盤面で1マス移動できる。盤上のキャバルリーを1マス移動させる!
こんな感じで交互に手番をプレイしていき、手元のコインが無くなったらバックからコインを引く。
バックからコインを引く時、何が出るかわからない(ある程度はわかる)のが楽しい!
ほほう。このユニットたちが出たか。
■初めての占領
私の手番。スカウトを展開!「展開」アクションは、コインを直接メインボード上に出すアクション。
通常は自分の占領地にしかユニットを配置できないが、スカウトは、すでにボードにいる自軍の周囲に出せる。まさに斥候!
同じユニットは2つ以上出せないというルールがあるので「展開」場所は重要!
ちなみに直接コインをボードに出すアクションには他に「強化」というものも。すでにボードに出ているユニットにコインを重ねて耐久力を上げる効果があるの(通常、ユニットは攻撃を1回受けると除去されてしまう)
その数手番後、さらにスカウトをバックから引けた!スカウトコインを表向きに出して...
「占領」アクション!先ほどスカウトを占領できるマスに出しておいてよかった!
■各ユニットの特殊能力で生じる展開
現在の全体はこんな感じ。
左の占領地は我がユニットが。右の占領地は赤コインのランサーが守っている。
ランサーは、隣のユニットを攻撃する「攻撃」アクションはできないが「戦術」というユニット固有能力発動アクションで、1〜2マス移動し、さらに進んだ方向の1マス隣の敵を攻撃することができる移動攻撃を一度にできるユニットなのだ!!
あ!ああ!敵のライトキャバルリーが!移動力2の特殊能力を活かして我がランサーが攻撃できない範囲に!
ああああ!初期占領地を占領!!な、なんてことだ!一気に不利になった!
うっかりしていた〜
ええい!き、気にしないもん。こっち占領するもん!
と、取られてしまった占領地は見ないようにして、新たな場所を占領。
しかし我が占領地は、たったの3つ...相手プレイヤーさんは4つ。か、勝てるのか!?「も、もう投了で良いのでは?」と伝えたら「まだまだですよ」と励ましてもらえたので頑張る!あたし頑張るわっ!
■終盤
その後、相手プレイヤーさんの占領地が5つに。
たれる汗、流れる涙、よぎる投了の二文字!
...だってあと1つ占領されたら負け、負けよ!?
負けたら「小学校3年間、将棋クラブでした」ってお外で言えない体になってしまうわっ!
うおー!そちらにライトキャバルリーがいるなら、うちにだってキャバルリーがいるのだぁぁぁっ
キャバルリーは移動した後で攻撃できる能力を持ったユニット。2移動力はないけど、2マス先の敵を攻撃できる能力は優秀!ランサーみたいに方向に縛られないしね!
数手番後、死を覚悟して突撃したキャバルリーたんで相手プレイヤーさんの占領地を占領!
自陣営の占領地は遠距離攻撃持ちのアーチャーが防衛。
激しい攻防で、お互いにユニットをいくつか失った。
ここからじわじわと攻めていきたいが思ったようにコインが出ないのも『ウォーチェスト』の醍醐味かしら。
お互いそんな状況。
中盤にユニットを撃退されている数が多かった相手プレイヤーさんが、ユニット数の差で徐々に不利に。
相手ユニットを攻撃するにも、攻撃アクションをしたいユニットのコインが手元に無いと攻撃できない。敵同士がお互いに攻撃範囲にいる場合、ユニットコインを引けるか引けないかが勝負を分けたりする。
あと優先権(チップを引いた後でどちらが先に行動するか)も終盤は特に重要。
そんなこんなで「終盤も難しいですね〜」なんて会話しながら進めていく。そして...「引けるチップが2枚しかなくなってしまって、この後どうにもできないので投了です」
というわけで辛くも勝利〜。いやぁ〜ヒリヒリしたバトルでしたわ〜
(本来は、どちらかの占領地が6ヵ所になったら終了)
■感想と通販情報
『ウォーチェスト』、評判が良いのがわかりましたわ〜。自分でどのユニットを手厚くバックに戻すか、どのユニットにどんな役割をさせるかを考えながらプレイできるのが楽しいし、チップビルドな点が良いですね。今回使わなかったユニットもたくさんあります!
優先権を獲得することしかできないロイヤルコインが1枚入っているのも良い意味で計画を狂わせ考えることが増えて楽しいです。拡張ではロイヤルコインの活用法が増えるという情報も。拡張も気になります!
『ウォーチェスト日本語版』検索したら楽天に売ってました〜(執筆時点)
拡張もあるみたいですよ!
以上、ボードゲーム『ウォーチェスト』のレビュー【リプレイ】でした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
うちは、今も、毎日のように、夫婦で対戦しています。
相手のユニットも含めて、各ユニットの特性を理解してやると、本当に面白いゲームだと思います!
今も毎日対戦!もう日課じゃないですか〜!ユニット理解すごそうです!