わたしは悪名名高い海賊ジョー・シルバー。この島に財宝を隠したのだ!
そう今日ご紹介するボードゲームは、完全日本語版も発売するという『宝島』
私あっきぃらびっとが、ブログ「ひだりの灰色」のひだりさん主催のR120で遊ばせてもらったのは英語版。その時にはトレジャーアイランドと呼ばれていました。日本語版が発売されたら良いなと話題に出てましたが、まさか実現するとは
その時私は2回遊んだんですわ。このボードゲーム『宝島』は、宝を探す海賊側と、宝を隠すジョーシルバーどちらかでプレイするんですが、私は1回目が宝を探す海賊側、そして2回目が宝を隠すジョー・シルバー側でプレイ
1回目の宝を探す海賊側でプレイした時の記事はこちら
というわけで、今回は宝を隠したジョーシダイセ…もとい、ジョーシルバー側でプレイした時の記録:リプレイです! 遊んだのだいぶ前なので忘れちゃったところはテキトーに端折ってまーす
■目次
■プレイ人数などの情報
- プレイ人数:2〜5人
- プレイ時間:45分
- 対象年齢:10歳以上
- ゲームデザイナー:Marc Paquien氏
ゲームデザイナーのMarc Paquien氏は、当ブログで紹介したこともある「YAMATAI」のゲームデザインも手掛けているんですな!
■宝を隠しヒントを提示する
ジョーシダイセイとなった私…もとい、ジョーシルバーとなった私に、彼が描かれた衝立が。そして衝立の内側に置かれているのは、中央マップを縮小した小さなボード。
この小さなボードに印をつけて、マップのどこに宝を隠すかを私が決めるの。宝を探す側が所定のラウンド数が経過しても宝を見つけられなかった時、幽閉されたジョーシルバーが脱獄し、宝へまっしぐら!宝を手に入れたらジョーシルバー側の勝ちになるんだったかな。よし。ここに財宝を隠そう!
見える? 小さいバツ印ね。ここに女子大生の秘密が隠されているんだから
(違
そして、宝を隠したエリアが示されている正解のヒントタイルが私の手元に。
こんな感じのタイル(黒くなっているエリアは違う)がいくつかあって、正解のタイルを取り除き、他をシャッフルして、海賊側へ1枚ずつ配る。確かこの時は海賊4名だったかな。
宝を探す側は、このタイルを受け取って「ほう…このエリアには宝は無いってことか」ってな感じで宝が隠されていないエリア一部を知った状態でプレイ開始になるの。それぞれ違った情報を持ってスタートするのステキ
最初のヒントを提示する
さらにジョーシルバーは、ヒントカード的なものから、1枚を選んで宝探し側に提示しなきゃならん。うむむむむ
どれにするか…
よし! これにするか!
ヒントを選んだ私はその指示に従う。私が選んだのは「海賊○○から××マイル以内には宝は無い!」と示すヒント。ってなわけで…
コンパスを使って宝が隠されていない範囲を書く。
この範囲には宝が無いよって結構なヒントじゃない?
ジョーシルバー勝てるの!?
■海賊側の宝探しがスタート
海賊側の手番。詳しくは冒頭に紹介した過去記事をごらんくださいませ〜。
海賊が移動して宝を捜索するたび、ドキドキ。全然違うところの捜索が始まってホッ…
とするけど、そんな表情も出しちゃいけない。
4日目。私ジョーシルバーが、この島に移送されて、幽閉される場所を決める。
私はここに幽閉された。
海賊側もいろいろな能力を駆使して宝を探す。
コンパスを使う海賊が。
こっちの方角とこっち方角には無いよ的なことを示すためにタイルを出す。こうやってどんどん宝のありかが示されていってしまう
「よし! 宝はここだーっ!」的な小さい円で捜索してる海賊には...
宝箱を。箱には、捜索範囲が宝のありかだったら宝を、違ったら特殊トークンを入れて渡すんだったかな(うろ覚えなので違ったらすいません)
■嘘のヒントを提示できたり
ラウンド経過で「ヒントの時に嘘を言っていいトークン」が私のところに来た!
所定のラウンドごとにジョーシルバー側は、ヒントカードからヒントを選び、海賊たちに提示するんだけど、その時にこの?トークンを一緒に置くのであれば、嘘のヒントでも本当のヒントでも出してよいことになる。
もちろん海賊側もこのルールは知っている。「あのヒントが嘘じゃね?」「でも最初のヒントと一致するし本当かも」「終わりまでに使える嘘トークンは限られてるわけだから...」「さっき能力使ってトークン見たけど...内緒」ってな感じの海賊たちの会話が。
さらにヒントカードは、中盤以降だったかな、もっと具体的なヒントカードから選ばなければいけないことに。
「ぐぬぬ...こんな具体的なヒントカードから1枚選ばなければならないのか...バ、バレちゃう
」なんて心境になるけど、その中からいかにバレないような道を見つけるかがジョーシルバー側の楽しさ
■勝ちが近いがヒントも増える
中盤を過ぎて、もしやジョーシルバー勝てるんじゃね!? と思い始める私。しかし定期的にやってくるヒントタイム。
もちろん嘘トークン使って、嘘ヒント入れているけど...不安だわぁ。宝の近くを海賊が通るたびにドキドキしちゃう
ジョーシダイセイだもん(違
ヒントカードも減ってきて、手元に残るヒントはこれだけか…
出したくないヒントカードが手元に残っている…そりゃそうだよな…
この頃の中央マップ。
だんだん宝が無い場所が明らかになっていく…
■脱獄が迫る
数手番後。まだ宝は見つからず、私が最後のヒントを提示する。
あと4日で脱獄
海賊の誰かの軌跡の近くに宝がある的なヒントを提示したんだっけかな? 嘘のトークンは使い切ってたので確か本当のヒント。
緑さんの軌跡が1番宝に近い…ドキドキ。
だが、あと4日――4ラウンド――見つからなければ俺のターンだーっ!
よしよし
全然違うところを探してくれているぞ
いかんいかん…ポーカーフェイス、ポーカーフェイス
あと2日で脱獄
おもむろにマイルを測る定規を取り出すオレンジさん。
やめて! そんな道具は使わないでもっと直感でテキトーに探して
ヒントなんか気にしないで
嘘だといってよヒーダリィー
あっ! やめて! そこだけは探さないで!
オレンジさん(プレイヤーはひだりさん)「ここを探します」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ
■宝箱に宝を入れて…
他プレイヤーさんが楽しむためにも、叫ぶのをなんとか堪えた私あっきぃらびっと。まだちょっとオレンジさんが「やっぱりこっちを探します」と言ってくれることを期待していたりして。
ダメだ…ここを探すというオレンジさんの意思は固そうだ…くっ…女子大生あっきぃらびっと…悔しいがここは漢の中の漢として、潔く散ろうではないか。
宝箱の中に宝を入れて、無言で渡す。もうダメ
って顔は見せないの。
宝箱を見守る海賊側の面々。オレンジさんが宝を開けると…
海賊側「おおおおおおおおっ!」
私「正解でーすっ!」
中央マップに、正確な宝の位置をマーカーで記し、記念撮影
というわけでオレンジさんの勝利ぃ〜
くぅ〜
惜しかったぁ
■感想と通販情報
ってな感じで惜しくもジョーシルバー敗北でしたが、面白かったでーす! なんといっても自分だけが知っている宝の場所とかサイコーじゃないですか ヒントカードの選別や嘘を使うタイミングなど、結構頭を使うし楽しめました
当時「ワンピーステーマで日本語版発売したら売れるのでは?」なんて会話があったんですが、漫画『ワンピース』テーマじゃなかったものの、日本語版が出るなんてすごいわ〜 ヒントカードが言語依存あるので日本語版イイと思います
というわけでボードゲーム『宝島 完全日本語版』は、amazonに売ってまーす(執筆時点)
宝島 完全日本語版
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
コメント