日本の有名ボードゲームメーカー「アークライトゲームズ」と「オインクゲームズ」のコラボ!? しかも日本の伝統ゲーム「ごいた」の流れを汲んだボードゲームだってーっ!?
そう、それが『タイガー&ドラゴン』
プレイヤーはカンフーの達人となって相手の攻撃を受け止め、攻めに転じ、時には奥義を繰り出すのだ!
ほら、箱裏にも「繰り出せ連撃 打ち込め奥義」って書いてあるし!
というわけで今回は『タイガー&ドラゴン』のレビュー。ありがたいことに発売元のアークライト本社にて開催された先行体験会に参加させていただいた時の様子をリプレイ形式でお伝えいたします!
■目次
■『タイガー&ドラゴン』の情報
- ボードゲーム名
- タイガー&ドラゴン
- TIGER&DRAGON
- 原案
- 野澤邦仁さん
- ゲームデザイナー
- 橋本淳史さん
- グラフィックデザイン
- 佐々木隼さん
- 小松崎里恵さん
- プレイ可能人数
- 2〜5人
- プレイ時間
- 20分
- 対象年齢
- 8歳以上
なるほど!グラフィックデザインはオインクゲームズの方々が手掛けているんですね!納得のデザイン!
■準備
さて、まずは3人プレイ。
なんと、卓を囲んだメンバーは「The Game Gallery」のhal_99さんと、「ニコボド」のニコさん♪ あれ?仲間内のゲーム会の雰囲気
楽しそうな予感!
配られたプレイヤーボードから得点チップを抜いてっと。
アークライトの方からインストを受ける。
あらためましてプレイヤーボードはこんな感じ。
はい!おしゃれー!
あたしのTwitterでも紹介したけど、プレイ人数によって配られる牌の個数とゲーム終了タイミングが変わる仕様。
今回は3人プレイなので11枚の牌が配られて、この11の欄に牌を置けた人が得点ゲット!
どの牌を置けたかによって点数が違うの。10枚ある戦場カードから1枚選んで今回の得点計算方法が決まる。このプレイでは...
これになった。グーのアイコンが点数ね。10点先取でゲームに勝ちなので1の牌を最後に置ければ即勝ちってことね!
牌って1枚2枚ってカウントでいいのかしら。個?1ハイとか言わないわよね...まあいいや
はいオシャレー!
牌の構成
『タイガー&ドラゴン』の牌は1〜8とドラゴンとタイガー。数字牌は1は1枚、2は2枚、3は3枚...ドラゴンとタイガーは1枚だけ。
■プレイスタート
プレイスタート。私は3番手。スタートプレイヤーさんは1枚多く牌をもらえる。そして炎のマスへ攻め牌をプレイ。最初のプレイヤーさんが8の牌を出して、2番手のプレイヤーさんは受けずにパス。そのまま8の攻撃が私のところにきているわけ。
受けます。そう言って手元から8の牌を一番左の下側、受けの欄へ。
攻撃を受けたプレイヤーは攻められる。というわけで私は攻め牌として5をプレイ。
今度は左のプレイヤーさんがパスをして、右のプレイヤーさんが受けた。
こんな感じでゲームが進んでいくですわー。
おっ!私の攻めを左のプレイヤーさんが受けて8をプレイ!
これで8は5個場に出てるってわけだ! 少しだけ使われない牌もあるから完全には読めないけど、ある程度読めるのが楽しいわね。
数手番後...奥義!ドラゴン牌!
ドラゴン牌は赤い牌(奇数牌)だったら何でも受けられるのだー! タイガーは青牌(偶数牌)を受けられる子ね。
(逆にこれらの牌で攻めたときは同色の牌で受けられちゃうので受け用ともいえるかしら)。
■ボーナスから一気に...
8牌が手元に無いようでずっとパスをしていた右のプレイヤーさん。置けてる牌が少ないので不利なのかな〜 そして攻めとして出した牌は…
7!
私「パス!」
左プレイヤーさん「パス!」
ボーナス発生!
こんな感じで他プレイヤーさん全員がパスをするとボーナス発生で...
手元の牌1つを裏向きにして何でも受けに置いて良いの。そしてさらに攻め牌を出せるってわけ。
「7!」「パス!」「パス!」
ヤバイヤバイ終わっちゃう終わっちゃう
右プレイヤーさんはさらにボーナスで牌を伏せて、攻めの牌をプレイ。出てきたのは…
7! 「パス(笑)」「パス!(笑)」
最後にはきっちり1牌を置いて右プレイヤーさんが10点取って勝利ぃ〜
アークライトさんによるとかなりレアな展開だったみたい!
■2戦目!
この時は私が得点ゲットー!
でも5で上がっちゃったから4点。裏返っている牌が1つあるからボーナスであと1点もらえるのよね。
■致命的な失敗!
調子に乗ったあたしは大失敗!
攻めの4を受けられてしまい、絶対に受けとして出せない1が手元に残ってしまった...全員がパスしてくれれば出せたけど、受けられてしまってはもう...1は1枚しかないから1で受けられる牌は無し!!
10点を意識しすぎた...
(あたしの名誉のために言っておくけど、この前の回にみんなパスで1を出して上がってるのよね)
■戦場カードを変えたり人数を変えたり
その後、プレイ人数を4人に増やしてプレイ。
牌は9枚になって得点化の場所も短くなった(写真はスタPの時なので10枚)
4人プレイは3人プレイの時よりも牌の偏りが緩和されて一気勝ちの展開は少なくなった印象。
戦場カードも変えて遊んでみる。
4と8は5点とか、最初の戦場カードよりだいぶ変わった!
我らゲーマーの中で評判の良かった戦場カードはこちらっ!
崖の上のポニ――もとい「崖の上の戦い」!
特徴的なのが、プレイ開始時に自分の手牌から1枚選んで「これで上がるぞ!」と宣言することで、その牌で上がれば6点という強さ!
こちらが宣言しているところ。
当然1つの牌はバレるわけで、その牌を早めに場に出させようとする攻防になるわけ。うん楽しい
こんな感じで得点計算方法を変えてたくさん遊べました〜
■感想・関連リンク・通販情報
なんといってもオシャレ。お手軽ルールで、たくさんの人が遊べそう。自分が攻めての時には何を出せば効果的なのか、そろそろ出しにくい牌で行くかなどなど牌の読み合いに集中できる。少人数だと一気に勝てる爽快感が味わえるかしら? タイガーとドラゴンも良き!あちょ〜! あと手触りね。やっぱ牌っていいわぁ
ボードゲーム『タイガー&ドラゴン』は、amazonで予約が始まっていまーす!(執筆時点)
アークライト タイガー&ドラゴン (2-5人用 20分 8才以上向け) ボードゲーム
アークライトゲームズ公式さんの商品紹介ページはこちら
公式動画はこちら〜
以上、ボードゲーム『タイガー&ドラゴン』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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