このボードゲーム、30周年記念版なの!?
そうなんです、今回ご紹介する『アイランド〜アトランティスからの脱出〜』は、30年も前の名作ボードゲーム『survive』の30周年だと言うのです
■目次
- 『アイランド』の情報
- 準備
- 海には危険がいっぱい
- タイルの裏側には…
- 海に落とされる前に…
- じいさんは言ってた…海は荒れるって
- 安全な島に辿り着いた!
- タイルが減っていく終盤!
- 火山が引かれてゲーム終了
- 感想と通販情報
■『アイランド』の情報
- ボードゲーム名
- アイランド 〜アトランティスからの脱出〜 完全日本語版
- Survive: Escape from Atlantis!
- ゲームデザイナー
- Julian Courtland-Smith氏
- ゲーム概要
- プレイヤーたちは探検家となり、発見されたばかりの火山島で発掘した財宝を安全な場所に持ち帰ることを目指す。島の火山によって島が沈んでいく中で!
- プレイ可能人数
- 2〜4人
- プレイ時間
- 45分
- 対象年齢
- 8歳以上
今回は4人で遊びました〜。それでは【プレイログ・リプレイ】形式レビュー始めまーす。
(マッケンジーさんに遊ばせてもらいました)
■準備
私は赤。配られた探検家コマには…
こんな感じに数字が書いてある。この数字は無事に安全な島に辿り着いた時の得点。4〜6点の子は1人ずつしかない!!
中央ボードには、3種類の地形タイルを適当に配置。
地形タイルは、山と森と平原(砂漠?)だったかな。厚みも違うのよね。ちゃんと山が高い! 登りたくなる高さ!(ないない
手番順に探検家コマを置いていく。一度置いたら、そのコマの得点を確認してはいけない! あれ? 4点の子どこにおいたんだっけかな?
ってか、みんな見てるし、得点高い順に置いたらバレバレなので、テキトーに置いてたら分からなくなったぞ だ、大丈夫。たぶん6点と5点の子はわかる。
全コマ配置完了!
■海には危険がいっぱい
さてこの『アイランド〜アトランティスからの脱出〜』。脱出ってタイトルにはいっているぐらいだから、この島から脱出するのが目的。
だけど海には危険がいっぱい!!
かっちょいい! シードラゴンかと思ったら、大海蛇だったけれども!
この大海蛇、船も襲うし、海を生身で泳いでいる人も襲う。
えっ!? 海を生身で泳いでいる人がいるってどういうこと!?
まあ落ち着け、あきらびよ。私あっきぃらびっとが説明しよう!(どっちも同じ人じゃん…)
先ほどの大海蛇は、この海での最上位種。この海には他にも…
サメやクジラもいるよ!
(中央ボード下には、これらの海の脅威が何歩進み、何を破壊するのかが描かれている)
クジラは船を転覆させる。サメは生身で泳いでいる人を襲うのだ!
■タイルの裏側には…
さて、なんとな〜く海が怖いってことがわかってもらったあたりで、プレイの話。手番にやることは簡単。
自分の探検家コマを、合計3歩動かす。合計3歩なら、1体でも2体でも3体でもOK!(海に生身でいる子は例外。1歩だけ)
探検家を進めたら、どこかのタイルを1枚捲る。あ、捲れるタイルは一番低いタイル――現状だと平地――のみ。捲って裏側を見ると…
おっ! イルカに乗った少年が描かれている!!
(使用すると海で泳いでいる自分の駒を3歩まで進められる効果)
こんな感じで、地形タイルの裏側には色々なものが描いてあり、赤枠はそのプレイヤーが保持して手番に使える系。緑枠はその場に何か――そうそう!サメとかだけれども!――が出現する系だったかな。
タイル取得が終わったら、特殊な出目のダイスを振る。それぇ〜
あ、サメだ
(このダイストレイは、このボードゲームのコンポーネントではありません。まーまゆ食堂製の新作&試作です)
サメの出目が出たけど、中央ボードにサメがいないので効果なし。
さて次の人の手番。あ…
あたしの探検家が海に落ちてるじゃないのよぉぉぉっ! 店長出しなさいよ店長!
そうそう、さっき説明した通り、手番にはタイルを1枚捲るんですよね。そのタイルの上には誰が居たって良いってこと
■海に落とされる前に…
海に落ちたくないなら…
船だーっ! こんな感じで、島の数か所に3人乗りの船が接舷しており、1歩使って乗ればいいのよね。
この写真のように、それぞれ別のプレイヤーの3人の駒が載っている状態なら、乗っているコマのプレイヤーそれぞれがこの船を動かす権利がある。
下の写真の場合は、私(赤)だけが動かせる。ここに誰か乗ってきたとしても同様。
なんか狙われている気がする…
でも大丈夫。サメは船上の探検家を攻撃できない。やーい!ざま見ろサメだかジョーズだか知らないけど、シリーズ作品多いんだよ〜お前!
■じいさんは言ってた…海は荒れるって
あぁぁぁぁぁ!
クジラがあたしの船を転覆させたぁぁぁぁっ!
(他プレイヤーさんの手番にタイル効果で出てきたクジラを、これまた別のプレイヤーさんがクジラの出目を出して進めてきたりするってわけ)
あ……
サメに食われたぁぁぁぁっ!
こうなった場合、この探検家コマは脱落。当然点数も貰えないわけ。何点か確認することもできない。
(写真は転覆後数手番経ってからの写真。1人は逃がせたんだけれども!逃げ遅れた子がやられたの…)
ええい! あたしだって!
私の手番。見事クジラ出目を出したので、私以外が乗ってる船を転覆させてやったわ!!
じいさんが言ってたわ! 海は荒れるって! 大荒れの海なのよ!!
えっ…
大荒れの海が、あたしに牙を剥いた…
(渦潮タイル。周囲1マスの人や船等々が除去される)
■安全な島に辿り着いた!
大荒れの海を乗り越えて…
安全な島に辿り着いた子が!! たしかあの子は6点の子! やったわっ
なんか調子が出てきたぞーっ!
うおぉぉぉぉっ! 獲ったぞぉぉぉっ!
今日から私をシャークスレイヤーと呼んでいただいても構わないっ!
(他プレイヤーさんがサメをぶつけてきたけど、持っていたサメ撃退タイルを使用! サメの方が除去されたの)
危なく、あの脱落者たちの仲間に入るところだった…
ってか、私(赤)の脱落者多くね?
■タイルが減っていく終盤!
手番が回ってくるたびにタイルが減っていくので、島はこんな風になる。
あぁ…近くに船は無いし、サメいっぱい泳いでるし、どんどん陸地は少なくなっていくし
このまま私の探検家が死に続けていたら絶対に勝てない!!
「今、いちばん安全な島に辿り着いたの何色さんなんですかね?」
「黄色さんですかね?」
「いやいやあの子たちは点数が…」
「うん。黄色さんが一番多いですね」
何故だろう。あの日から、イエロー探検家チームに災難が次々とやってきたんだ。
あるときは渦潮。
あぁ…イエロー探検家チームさん…
■火山が引かれてゲーム終了
ゲーム終了は、山タイルの中に1枚だけある、火山タイルが引かれたら。山タイルが捲られ始めると、いつ終わるか分からないから焦る焦る 火山が出る前に残りの子を安全な島に!ってな感じで
なんと、この時は最後のタイルが火山タイルだった!
これで即ゲーム終了!
安全な島に辿り着いた探検家コマたちの点数を確認。私の探検家たちの得点は…
計22点!
あ…誰が勝ったんだっけかな…青さんだったかな〜
私は序盤やられまくっていたわりには、そこそこ点を取れていた印象なので満足だわーん
■感想と通販情報
『アイランド』良いですね〜。ワイワイできるゲームです! タイルを捲るのも楽しい! 仲良く船に乗るけど、抜け駆けしたい!という展開になってイイ感じ。紹介しきれなかったけど、船が出てくるタイルや、サメをワープさせるタイル等々いろいろあって良かったです〜。
『アイランド〜アトランティスからの脱出〜完全日本語版』は、amazonに売っていまーす(執筆時点)
駿河屋さんには中古もありました〜(執筆時点)
ボードゲームアイランド 〜アトランティスからの脱出〜 完全日本語版 (Survive: Escape from Atlantis! )
以上、ボードゲーム『アイランド〜アトランティスからの脱出〜』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
ホント、ゲームの流れが良く分かって、かつ、面白かったです。
笑えるポイントがあって良かったでーす(≧▽≦)
楽しいゲームをありがとうございました!