火星に降り立ったことはありますか? 私あきらびは… 全シェルター火星に配置完了 ありマーズ!
あ、ボードゲームでの話だけど〜

というわけで今回は定価2万円超えの火星開拓ボードゲーム『オン・マーズ』のレビューです。 セッティングの様子 こんな感じで実際に4人で遊んだ様子をお伝えするリプレイ形式でお伝えいたします!
(写真はセットアップ中のボードの様子)

ちなみに、この『オンマーズ』の概要や内容物を確認している記事はこちら

(開封の儀同様、本記事もマッケンジーさんの『オンマーズ』で遊んでいます。感謝!)

■目次

なるべく気をつけましたが、細かいルールが多いボードゲームなので、処理落ちやルールミスがあったとしても温かい目で見守ってくださいませ…

■セットアップ

プレイヤーボードが配られて、所定の位置に自駒などを置く。 プレイヤーボード シンデレラフィット!
それはそうと、私はターメリックカラーの黄色。発色イイ感じ

冒頭写真の中央に置かれているメインボードですが、『オン・マーズ』独自の特徴が。 軌道上のアクション 左半分が火星軌道上を示しており…

火星上のアクション 右半分には火星上を示してるの。それぞれ対応したアクションが違って、自分がどちらにいるかで可能なアクションが違うのが…最大の特徴と言っても火星ではないだろう!
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メインボード横には6人科学者の皆様が並ぶ。 プレイの様子15 それぞれ科学者は1人ずつしかいなくて早いもの勝ち!

セットアップが終わり、1ラウンド目の順番決め。初心者用?のカードを引いたんだっけかな? IMG_0987 私は4番手。コマを置こうとした先にはアイコンが。これは4番手のボーナス。

水か木を払ってワーカーを1人増やせるマス。
通常は、ワーカー3人スタートのところ、4人でスタートできるの、すごくイイんじゃないかしら

ちなみに1〜4番手は火星軌道上。というわけで私は火星軌道上のアクションからスタートするわけだ!

■メインアクションを実行!

さて私の手番。『オンマーズ』では、手番にメインボードに示されているアクション1つを選んで実行する。選べるアクションは自分がいる側ね。

というわけで私は軌道上のアクションから選択する必要がある。私が選んだのは… FullSizeRender 技術チップを貰うアクション。必ずしもワーカーが必要とは限らないのがこのボドゲの魅力のひとつ。

このアクション、技術チップを1つもらうだけなら、ワーカーいらないけど、2つ以上欲しかったら、追加分だけワーカーを作業場へ送る必要が(赤い矢印)。 FullSizeRender 貰ったチップはプレイヤーボードの中心の一番左のマスに配置(緑の矢印)

2種類の技術を取得した。私が取った技術は「火星上のルーバー(バイクみたいなやつ)の移動力を上げる」チップと「鉱山を隣接で建てられる」チップ。それぞれまだレベル1なので、例えばルーバーなら移動力+1ってこと。

まあ詳しいことは後々の展開を見てもらってってことで、全員の手番が1回ずつ終わり、ラウンド終了。そうすると、シャトルフェイズがある。 FullSizeRender 「乗りません!」

あぁ失礼しました シャトルフェイズってのは自分のいる位置を変えられるフェイズ。軌道上の人は火星上へ。火星上の人は軌道上へってな感じ。ちょうど自分のいる側に共用シャトルがいれば無料で移動できる。先ほどの宣言は共用シャトルに乗らずに軌道上に残るぜ!って意思表示をしたところ。

シャトルフェイズについては、実際に私が移動した時に詳しく書くわね。あ、ちなみに共用シャトルが無くて移動したい場合は自分のロケットで移動できマーズ

さて2ラウンド目。私は先ほど取得した技術チップのレベルを上げるアクションを選択! プレイの様子38 ここはワーカーが必要。このアクションの見方、円の上にワーカーが描かれていればワーカー必要。バツなら不要ってこと。円の下側は追加で効果を得たいときに必要なものが描かれている。ま。基本的にワーカーやね。

はい。レベルアップに話を戻して。 プレイの様子39 こんな感じで自分のボードの技術チップを右へ。レベルアップにはコストが必要。

でも技術タイルがレベルアップしたことで得られる効果もあったり。ボードに描かれている(詳細割愛)

3ラウンド目、私は資源をアクション。ここも1つもらうだけならワーカーがいらない。でも追加ワーカーで IMG_0988 計4つの資源を貰ったぞー!

■シャトルフェイズ

さて、そろそろ火星に行きたくなった私。そしてやってきたシャトルフェイズ。

「シャトルに乗ります!」と宣言し、軌道上から火星上に移動する際には、以下の2工程が。 IMG_0989 まずは、火星上に置くチップを2つから選択し、火星上の自分のルーバーから3マスのところに置く。あくまでチップを置いただけで、あれをルーバーで取らないと効果は得られない。

その次はワーカーの回収。 プレイの様子45 作業場にいる自分のワーカーと、火星上にいる自分のワーカーを回収する。

これは軌道上から火星に移動したから。火星から軌道上へ移動する時には、軌道上にいるワーカーを回収できる。

このワーカープレイスメントにしては特殊な回収が、慣れるまで戸惑ったわぁ

あとは火星上の5〜8番のマスの開いているところに自分のコマを置いて、ボーナスがあればもらうだけ。

■科学者の追加アクションがお得すぎる!

火星上では科学者をゲット! プレイの様子49 酸素を2つ払えば雇えるのよね。科学者の雇用は永続。良いわぁ。

科学者は、解放された設計図(詳細割愛)に乗せることで、その設計図の追加アクションを実行できる。重要なのは、その設計図が誰のものでもいいってこと!

紫さんの設計図が解放されていたので、我が科学者:システムエンジニアを配置! プレイの様子50 この設計図の効果を追加アクションとして使えるようになるぞー!

この『オン・マーズ』には、毎手番に1回追加アクションができるんだけど、基本的にクリスタルが必要。でもこの科学者を使った追加アクションにはコストがいらないのだーっ!
(科学者を置いてもらった設計図の持ち主も無料でこの追加アクションができるようになるのでWin-Winなの)

というわけで、追加アクションでシェルターを設置。 プレイの様子51 シェルターは自分の拠点のようなもので、資源の所持上限が増えたり、プレイヤーボード上のワーカーが待機する居住区マスが解放されたりする。

シェルターに限らすヘクスタイルの建設は、自分のボッドがいる場所か周囲6マスにタイルを設置できる。 プレイの様子52 今設置したシェルターと連結したシェルター含めた数のクリスタル貰えた

■技術を借りてもらえるのもお得

こんな感じで火星ではシェルターを大きくしたり、他にも各資源に対応した例えば酸素の施設や鉱石の施設(鉱山)などなどを建設できるのよね。

といっても、この『オンマーズ』、それぞれのアクションにいろんな制約があってほいほい建設したりできないのが苦しいところ。資源もなかなか出てこないしね。

施設の話では、同じ施設を連結(=複合施設)したほうが一気に資源もらえたり、他ボーナスあったりなのでお得なんだけど、連結には技術レベルが必要。たとえば酸素の施設を3つ連結したいなら、酸素の技術チップをレベル2にして置かなきゃいけない(基本1+レベルの個数まで連結できる)

でも大丈夫!なぜか人の技術レベルを借りることができるんです!!

「鉱山を立てるんですか?うちに鉱山を3つまで隣接できる技術ありますよ!」 FullSizeRender と、鉱山を建てようとしているプレイヤーさんを呼び込んだら、使ってもらえた

水色さんが鉱山を設置し、2枚連なったので水色さんは2つの鉱物を入手。 プレイの様子57 技術を借りてもらえた私は、自分の技術レベルをコスト無しでレベルアップできた!
(レベルアップしたくない場合、できない場合は酸素だったかクリスタルだったかを1つもらえたキヲク)

■オレのルーバーが走る!

火星上でやることはまだまだあるぜ! c285fc15 私はボッドとルーバーを移動できるアクションを選択。

ボッドはタイルの建設に必要だし、ルーバーは火星上のチップを獲得するために必要。しかもオレのルーバーは速いんだぜぃ(技術タイルがあるので、通常の2マス+レベル分)

他のプレイヤーさんがシャトルフェイズで置いたチップを… プレイの様子64 全速力で取りに行く フルスロットルだぜーっ!

酸素をたくさんもらったので、先述の科学者追加アクションでシェルター建てまくり! プレイの様子65 良いコンボだ! 

そしてその後の手番もルーバー移動推しなアタシ。 プレイの様子66 技術をコスト無しで2回上げられるチップをゲットォォォォ
このチップ火星上に8個しかないの。しかもA〜Dが2個ずつあって、同じアルファベットのチップは取っちゃいけない。それが走り屋のルールってもんさ

さて、もう充分長いのでこの辺で【序盤の様子編】終了〜

■感想と通販情報

『オンマーズ』、長かったぁ〜そして面白かったぁ〜 テーマ性が良く出ているボドゲ。アクションひとつひとつに条件や制約があって、つい忘れちゃって指摘されたりすることがあるので途中「コンピューターで処理してほしー!」と叫んでしまいました 複雑ですが手元にサマリーを置いて確認したり、慣れてくれば大丈夫。かなりやりごたえのある重量級ゲームだと思います!

そして後編でお伝えしますが、火星の開拓が進まないと場の資源やカードの補充が無いことによって、今回のプレイはカツカツでした 開拓のスピードによっても変わるのかな? さらに火星の開拓が完全に終わってなくてもゲームが終了するのがビックリでしたよ〜。詳しくは後編で。
【後編:得点計算と終盤の様子編 貼り付け予定地】

『オン・マーズ 完全日本語版』amazonにありました!

アークライト オン・マーズ 完全日本語版

駿河屋さんにも…あった!と思ったら買取ページでした 駿河屋さんがいくらで買い取ってくれるのか、参考に貼っておきますね〜
ボードゲームオン・マーズ 完全日本語版 (On Mars)

以上、ボードゲーム『オンマーズ』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました

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