各プレイヤーに配られたのはキューブと...
亀っ! ええいおのれ亀
何故お前はこのボドゲの駒として登場できるのだ!うさぎじゃあないのかっ!
(私の名前はあっきぃらびっと そして亀なのはダーウィンがガラパゴスゾウガメを持ち帰ったとされているから。かな?)
おっと失礼しました。うさぎである私の集合的無意識に「亀に対しての憎悪」が刻まれていまして脊椎で反応してしまいました。気を取り直して、今日ご紹介するボードゲームはこちらっ!
種の起源/On The Origin Of Species 第2版
箱絵のおじいさん...見たことあるような……知ってる!知ってるわ! 下の階に住んでるおじいちゃんだわ!(ちがうだろダーウィンだろ
というわけで今回は『種の起源 第2版』のレビュー。実際に4人で遊んだ時の様子がわかるリプレイ形式でお伝えいたします!
(マッケンジーさんに遊ばせてもらいました〜)
■目次
■ボドゲ『種の起源』の情報
『種の起源』は、ダーウィンがビーグル号に乗って巡ったガラパゴス諸島をめぐるゲームなんですね。プレイヤーはダーウィンを補佐する博物学者っぽい!様々な生物種の棲息地や適応を研究によって明らかにしていくとか!
プレイ人数やデザイナーさん等の情報を列記しますね。
- ボードゲーム名
- 種の起源 第2版
- On The Origin Of Species
- ゲームデザイナー
- ジェラルド・アセンシ氏
- フェラン・レナリアス氏
- プレイ可能人数
- 2〜4人
- プレイ時間
- 45〜80分
- 対象年齢
- 9歳以上
今回プレイしている日本語版は2022年1月に発売されたものですが、元々は2019年に発売したボードゲームのようですね〜。時間が経ってからも日本語化してくれるのありがたいわぁ
■セッティング
メインボードはこんな感じ。
中央にあるのがガラパゴス諸島ですな!
あ!今ダーウィンと目があった気がする! え?見えない!?ほら!髭の先がちょっと見えたじゃない!(妄想
妄想癖な人はおいといて、ビーグル号はボード右下辺りから進んでいき、左上がゴール。このビーグル号がゴールに着くとラウンド終了ね。
メインボードの右下には3枚のカードが。
『種の起源』では3回の途中決算があって、それがこれらのカードで決まるんだって。ゲームのたびにカードを引くので毎回違った決算になるのいいわね
■手番にできること
プレイスタート! 私は赤。3倍速い…わけない…
自分の手番では、2つのアクションから1つを選択するの。
- 研究
- 2ヵ所の種族タイルに、2つキューブを置き、陸・海・空いずれかの知識を獲得。
- 発見
- 知識を使って新種族タイルをボード上に配置。
初手は何も知識が無いので、「研究」を実行!
1つずつ別々のタイルに自分のキューブを置くの。ふふふ…元科学部の私にとってこのような研究、造作もない
研究はこれだけで手番終了。他のプレイヤーさん達も研究。サクサク進む。聞いていないが他のプレイヤーさんも全員科学部だったに違いない…
おっ。空の知識が2つたまったぞ。
知識ってのはキューブを置いたタイルの左下に示されているアイコン。これは羽アイコンなので空の知識かな。
空の知識2つで発見できるタイルがありそうだぞ。次の手番では「発見」を行ってみるかな。
■発見アクション
「発見」で新たに配置できる種族タイルは、こんな感じでメインボードの横に並んでる。
配置に必要なコストはタイル上部のアイコン。下部に描かれているのは左から勝利点、報酬カード、船が何マス進むか。
7つ縦に並んでいるけど、上の3つは地図カードが無いと選択できない。
こんな感じで新たに配置したい新種族タイルを選んだら、そのタイルを置く場所を決め、置いた場所に隣接するタイルから必要な知識を支払う。
そして配置したタイルに描かれた勝利点1点を獲得――得点トラックの亀を進める――し、さらに報酬である黄色カードを取ることに。
カードは4種類。
緑、青、黄色に、船の絵が描いてある特殊なカード。3枚表になってるのは船の絵が描いてあるカードね。なんて名前だったかな?
私は黄色いカードを獲得なので黄色山札の上から1枚引く!
お。黄色い本が2つ出てきた。これはゲーム終了時のボーナス点に関係あったりする。
(ちゃんと紹介してなかったけど、今回のゲームでは緑、青、黄色の本1冊ずつのセットで3点)
私が配置したタイルには船矢印は1つだったので、ビーグル号は1マス進めた。
■途中決算
先ほどのように「発見」で新しい種族タイルが置かれるとビーグル号が進んでいき...
既定の場所(日付)になると決算が発生するの。1回目の決算が起きた!
1回目の決算は、陸の知識が多い順に得点がもらえる(今回のゲームでは)
ぎゃー!私は全然置いてなーい!
というわけで、私は0点だった 他プレイヤーさんは決算用のカードに書かれた点数を順位順に獲得。いいなぁ〜。
■タイルは置き換えることも
ええい!決算なんて気にしない!新種をどんどん発見して得点を取っていけばいいんだーっ!
空4の知識が必要な種族タイルをゲット!
知識は新たにタイルを置きたい場所の隣接からしか持ってこれないので、ここに置こうかな〜?
お!上書きもできるの!? 上書きの場合はその場所に隣接するタイルや、置き換えられるタイル上から知識を持ってこれるみたい。上書きして置き替えられた元タイルは、個人の手元にやってきてゲーム終了時に1点になるとか。
完了じゃぁぁぁ〜
このタイルの効果で引いたカードには...
こんなアイコンが。これはワイルドアイコン2つの代わりになるカードなんだって(詳細割愛)
■コストが高いタイルは報酬も高い
数ターン後。だいぶ新種が見つかったね。
ガラパゴス諸島には新種がいっぱいだわぁ〜。ウサギ
いないかしらウサギ。最悪ウナギでもいいわ美味しいから
現在の得点はこんな感じ。
あたしはペケ2。大丈夫。亀は追い込み型だから。
よーし! この海知識6、ワイルド知識3のサメを発見するぞー!
さっきの特殊カードを使ってやるー!
このタイルは4勝利点も貰えて、青いカードを2枚も引ける!船は2歩進んじゃうから終わりは早まっちゃうけどね。
■最後の決算
そんなこんなを繰り返して終盤の話にしませう。わたくし、ロバート・フィッツロイ艦長とお友達なのですわよ(獲得したこのカードを使うってこと)
キューブを他のタイルから移動して、船を2マス進めるカード。
3回目の決算は…
決算時のビーグル号周囲のタイルに、知識キューブ数で順位が決まるの。
艦長の効果で知識キューブを移動して、一気に船を決算マスまで進めて...
オレしかいない状態で決算だーっ! 一人で8点独占だーっ! 今までの決算で何も取れなかった恨みだーっ!
でもその後は…他プレイヤーさんがカードを使ったりして勝利点を獲得する中、あたしはたいして活躍できないまま...
船が一気に進んで、最後のマスに到着!ゲーム終了ぉぉぉぉ
■感想と通販情報
手元のタイルやゲーム終了時のボーナス点(今回は本3種1セットで3点。アタシはダメだった...)などを加算して、最終得点は…
紫さんの勝利〜 あたしはペケ2でした〜
ぐぬぬおのれ亀
『種の起源 第2版』、簡単ルールだけどカードで特殊な動きができたり、タイル配置の場所、最初から分かっている決算にどう対処するか等、考えどころがあって面白かったでーす。美麗な新種族タイルも素敵でしたし
ボードゲーム『種の起源 第2版 完全日本語版』はamazonに売ってるみたい〜リンク貼っておきますね。
アークライト 種の起源 ボードゲーム 第2版 完全日本語版 (2-4人用 45-80分 9才以上向け) ボードゲーム
駿河屋にもありました〜
ボードゲーム種の起源 ボードゲーム 第2版 完全日本語版 (On the Origin of Species)
以上、ボードゲーム『種の起源』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
あっきぃさん、科学部だったんですね!初めて知りました。因みに、うちら夫婦は科学部ではありません。
クスッと笑えたのなら良かったですわ!執筆パワーになります〜
科学部でしたがほとんどアナログゲームで遊んでました😁