ちょっ! 動物たち、可愛すぎるんですけどぉ!!!
えっ? しかも人気ボードゲームデザイナーが作った本格ボードゲーム!?
はい! 今回レビューするボードゲームは『ニューヨークズー』日本語版!
この『ニューヨークズー』は、農場運営ボードゲーム『アグリコラ』で有名なウヴェ・ローゼンベルク氏が手掛けた、タイル配置パズル系ボドゲなのです
それではまず、プレイ人数等の情報から見てみましょう!
■目次
■ボドゲ『ニューヨークズー』の情報
- ボードゲーム名
- ニューヨークズー
- New York Zoo
- ゲームデザイナー
- ウヴェ・ローゼンベルク氏
- ゲームの目的
- プレイヤーは動物園の運営者。様々な動物を飼育するための囲い地やアトラクションを用意し、他の運営者よりも早く動物園を完成させることを目指す
- 勝利条件
- 自分の動物園ボードを完全に埋めたプレイヤーが勝利。同着の場合はボード上の動物コマが多いほう。
- プレイ可能人数
- 1〜5人
- プレイ時間
- 30〜60分
- 対象年齢
- 10歳以上
ウヴェ・ローゼンベルク氏は、たくさんの人気ボードゲームを手掛けているデザイナーさんで、ワーカープレイスメント系ゲームや、パズル系ゲームを作られるのが得意みたい。
例を挙げるときりがないんですが、ワーカープレイスメント系なら、『アグリコラ』『ル・アーブル』『カヴェルナ』『オーディンの祝祭』とか、パズル系なら『コテージガーデン』『インディアンサマー』『パッチワーク』とか、素敵ゲームたくさんっ
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私あきらびもこのデザイナーさん大好きなので、たくさんこの方のゲーム紹介してきましたし、タグも作って一覧にできるようにしています
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それではボードゲーム『ニューヨークズー』を実際に遊んだ時の様子をセッティングから順番に見ていきましょー!
■セッティング
さて、ここからは準備というかセッティングのお話。中央ボードというか、中央のセッティングはこんな感じ。
何枚かタイルが重なっている場所は、大きさが大きいものが一番上に来るようにセットアップされてる。プレイ人数によって、どの場所にどの順でタイルを置くか決められてた様子。
ゲームは、手番プレイヤーが右上に置かれているゾウさんの駒を動かすことで進んでいくの。
そしてスタートプレイヤーを決めたら、個人の動物園ボードの配布。手番順によって、少しボードが違う。
左上のスペースが動物保管場所的なスペース。
私は2番手。3人プレイの2番手はこのボードで、初期動物はフラミンゴと、あれ…この薄茶色のなんだったけ…カワウソだっけかな
プレイする人数によって使うボードは、ボード左下のアイコンで見分けられる。
これは3人プレイ用ってことね
■手番にできること
それではゲームスタート! 手番にできることは、ゾウを1〜3歩、進めてタイルを取るか動物を取るか。
私は、まずタイルを取った。タイルを取ったら自分のボードの好きなところに配置。タイルを配置する際には、かならず動物を一匹置かなきゃいけないので、初期にもらったカワウソ君を配置。
こうやって保管場所の動物は減ってしまうの。
動物をもらってこれるのは、動物が描かれた水色のマス。
これらの水色のマスには2種の動物が描かれており、それらを両方もらえるってこと。
もらってきた動物は、自分のボードの左上か、囲い池タイル上に置ける。ただし囲い池タイルに置く場合は、そのタイルにいる動物しか置けない。
そう。囲い地タイルには1種の動物しか置けないってこと!
■動物が繁殖して増える!
この『ニューヨークズー』の楽しいところのひとつ、動物の繁殖!! 実は中央ボードには動物の繁殖を示すラインがあるんですよね。
こちらのカワウソ君家族が描かれているオレンジ色の場所。
この場所をこんな感じでゾウが超えると…
囲い地タイルに2匹以上いるカワウソ君が…
繁殖!! 1匹増えるんです!
(写真はスタートプレイヤーさんのボード。私のカワウソ君は1匹だったので繁殖しなかったの)
どこに繁殖のラインがあるのかや、ゾウが1〜3歩進むことなどを考慮した先読みが大切。
ゾウがフラミンゴ繁殖のラインを超えたぞー!
いぇーい フラミンゴ繁殖ぅ
ふふふ…こんなこともあろうかとフラミンゴを増やしておいたのだよ。戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものなのだっ
誰がゾウさんを進めても、繁殖ラインさえ通れば繁殖するので増えていくわぁ〜
いち早く囲い地タイルを埋めたいの! だから繁殖以外にも動物を貰うマスにも止まっている私のボードの動物は速く増えていく!(その代わり囲い地タイルが増えない)
よっしゃー! ゾウが1周回って、またフラミンゴ繁殖キターッ!
あと1つで囲い地埋まるとこだったんだよね
■囲い地タイルがいっぱいになると…
まるでフラミンゴの鳴き声が聞こえてきそうなぐらい満杯な囲い地タイル。
このように囲い地タイルがいっぱいになると、とっても良いことが。
いやいや、うそです。すいません
1匹は、自分の保管所へ。あとはストックへ戻すってことです。この囲い地タイルはフリーになったので新たな動物コマを置けるってこと。
さらに囲い地完成ボーナスとして…
アトラクションタイルと交換できるのだーっ!
アトラクションタイルには様々な大きさがあるんですが、一番大きい8マスのタイルは、これだけ!たったの1枚!
一番早く囲い地を完成して良かったー! ここに配置だーっ!
一番早く自分のボードを埋めたプレイヤーが勝利なので、これは大きなリードなのでは!?
数ラウンド後、カワウソ君がそろったので…
この6マスの大きなアトラクションを手に入れた!
■ゲーム終盤
自分のボード上の動物の種類が増えると「あ〜その動物いないから繁殖関係ないわ」ってことが少なくなって、動物がどんどん増えていくぅ〜
ペンギンさんも、カンガルーさんも、だ〜いすき
ちなみに他プレイヤーさんのボードはこんな感じ。
3番手プレイヤーさんだったかな。
タイルを積極的に取る人、動物を積極に取る人、タイルを積めて配置していく人、まばらに配置する人、それぞれで楽しいわぁ。
私のボードはホワイトフォックスがいっぱいに!
そうか! 中央ボード上で後からでてくる少ないマスのタイルは、個人ボードを埋める上では不利だけど、動物でいっぱいにするには有利なのか! よく考えられているなぁ。
そんなこんなで……見て見て!
私のボード、あと1マスで全て埋まる!
(1マスの囲い地タイルは無いので、1マスのアトラクションタイルで埋めることになる)
隣のスタートプレイヤーさんは、あと5マスもある!
個人ボードを完成させたら即終了なので、私勝てるかも
あ!
あった! やばい! あのL字型タイルをスタートプレイヤーさんが取ったら、負ける!
ここで肝になったのがゾウさんの進め方。1〜3歩をいかに自分の狙い通りに進めるかが大事だった。スタートプレイヤーさんが慎重にゾウを進める。
「うわ! 私が最低1歩進めて次のプレイヤーさんも最低の1歩進めても、次の手番であのタイルに届いてしまう!!
というわけでスタートプレイヤーさんの勝利で終わりました〜
私のボードはこんな状態で終わりました〜。
あぁ〜惜しかったわぁ〜
■感想と通販情報
いやぁ〜。『ニューヨークズー』、さすが数々のボードゲームを手掛けているウヴェ氏のゲームですね。ゲームを構成するそれぞれの要素がイイ感じで影響しあって、ジレンマを生み出しています。動物繁殖も楽しいしね
このレビューで紹介しきれなかった細かいルールもありますが、全体的にやることは簡単なので初心者さんにも良いのではないかと思いました
ボードゲーム『ニューヨークズー』はamazonに売ってました!
ニューヨークズー 日本語版/テンデイズゲームズ・ Feuerland spiele/Uwe Rosenberg
駿河屋は…ぐぬぬ売り切れ 復活願って商品ページリンク貼っておきますね。
ボードゲームニューヨークズー 日本語版 (New York Zoo)
以上、ボードゲーム『ニューヨークズー』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
もちろん! ぜひぜひお願いいたします〜! 簡単ルールだけど奥深そうなゲームです!