ゲーム『刑法ポーカー』の写真と記事タイトル画像
  1. 業務上
  2. 自己の占有する他人の財物の横領
  3. 横領の故意
  4. 不法領得の意志

そう! 業務上横領罪のカード役 おれは業務上横領罪!

あ、おれって書いたけど…私あっきぃらびっとのことじゃないですよ
とあるゲームの役を揃えたところなんです

そのゲームの名は… 刑法ポーカーのパッケージおもて写真 刑法ポーカー(TM)

凄いインパクトのある名前

■目次

■刑法ポーカーってどんなゲームなの?

さてさて、この『刑法ポーカー』どんなゲームなのでしょうか〜? 早速開けたいところですが、ちょっと待って! すぐ開けるのは犯罪よ!(ウソです)

そうそう。ボードゲームの箱裏は情報の宝庫。開ける前に裏を見て見ましょって話 それぇ パッケージうら写真 おっ! 罪がいっぱい書いてある〜

そう! 『刑法ポーカー』は、カードになっている構成要件をそろえて、最も重い犯罪を作るゲームなのです!
ポーカーって言うぐらいだから、手札の枚数は5枚っ!

気になる遊べる人数や、プレイ時間などは… プレイ人数などのアイコン 考案者発行者の表示 箱の裏だけじゃなく、横にも情報書いてありました〜!

  • プレイ人数:2〜5人
  • プレイ時間:1分〜
  • 対象年齢:14歳以上
  • 考案:そらいとさん
  • 発行:つきのふねさん

プレイ時間、短っ! なんてったってポーカーですからね。学校や職場の休憩時間でもサクッと遊べそうでイイですな

■開封していきます

それでは開封しましょー! パカッ。あ、いつものボドゲと違って、こうやって開けるんだった 開封している写真 シュリンクされたカードと、ルールが出てきた

ルールブックのボリュームは… ルールブックの写真 こんな感じ。

2種類のルール

なになに? 刑法ポーカーには2つのルールがあるとな!?

  • 未修コース
  • 既修コース

未修コースは、刑法を学んでない、気軽に楽しみたい人向けの簡単ルール。

既修コースは、刑法を学んでる、ガチでプレイしたい人向けの上級ルールですって!

■カード

どんなカードで遊ぶんですかね〜? カードを見てみましょ〜! それぇ〜 全カードの写真1 カードは全部でこのぐらいの枚数。こちらは裏面ね。

表にしてみましょ。それぇ〜 全カードの写真2 かたーーーーい! 漢字もたくさん
刑法ですからね。法律的なイメージがしっかり出ている感じ。

むむむ? 青いカードと黄色いカードがあるぞ。 青いカードと黄色いカードの写真 調べてみたら、『刑法ポーカー』での役の作り方は、基本的に青い「客観的構成要件」のカードと、黄色い「主観的構成要件」のカードを両者揃えるのが原則みたい。だから見やすく色分けされているんですな

いやしかし「横領の故意」とか「自己の占有する他人の財物の横領」とか、日頃使わない用語ばかりですな……楽しそう

おっ。こちらは… オールマイティカードの写真 ワイルドカードと言うか、オールマイティカードですな。2枚だけ入ってる。

カードによって枚数に差があるみたい。例えば「不法領得の意志」は6枚入ってるけど、殺人の故意は1枚だったり。重い犯罪=強い役を作るためには、この枚数の差を意識しながらプレイする感じになりそうですな

未修コースと既修コースの違い

ルールによって使わないカードもある。この「反抗抑圧に足る」は… 反抗抑圧に足るのカード写真 未修コースでは使わないんだって。

ちなみに、既修コースには「抽象的事実の錯誤」ってルールが適用されたり、結果的加重犯という用語も出てきたりして、なんか本格的!
しかも未修コースでは作れる犯罪が1つまでだけど、既修コースでは2つまで! その場合の刑罰の重さの計算方法もあるみたい

■遊び方

ではでは遊び方をサラッとご紹介〜。未修コースを想定した様子です。

最初に5枚配られる。自分の順番になったら… 5枚のカードを持っているところ いらないカードを捨てる。

捨てた枚数貰う。 カードを捨てているシーン うんうん。ポーカーですね! わかりやすい

さらに次の自分の番が来たら、もう一回いらないカードを捨て… 他プレイヤーが捨てたカードの写真 今度は他プレイヤーからの捨て札からも取って良いんですって ステキッ

役ができた

よーし! 目的のカードがそろった! 目的のカードを揃えたところ

  • 他人の財物の窃取
  • 窃盗の故意
  • 不法領得の意志

その3枚で… DSC02808

DSC02809 窃盗罪だーっ!

こんな感じで説明書の裏に、役の一覧があるので、刑法を知らなくても安心!

ちなみに窃盗罪の刑罰加重(役の強さ)は1万円の罰金〜10万円の懲役

こうやって2週目の手番が終わったら、全員でカードを見せて、刑罰の重さで勝敗を決めるんですって。

同じ刑罰の重さの場合は、より多くのカードを使っているプレイヤーが勝ちなんだとか。役が違っても刑罰の重さが同じなら、同じ強さって、さすが刑法のゲームだわ

役の強さなどルール詳細は買ってみてネってことで割愛しました
あぁ〜早く複数人で遊びたいわ〜 「え!?傷害罪!?」とか「うわぁ〜殺人未遂かぁ〜負けたぁ」とか言って遊びたい

あ、最後に言っておかなくちゃ!
犯罪、ダメ 絶対
JDを騙るのも…もしや犯罪!? あわわわわ

■刑法ポーカーの通販情報

『刑法ポーカー』私はamazonで買いました〜 初版は売り切れてしまったとのことですので、第二版の予約リンク貼っておきますね(執筆時点)

刑法ポーカー

以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
最後まで読んでくださってありがとうございました! 他にもたくさんボードゲームを紹介しているので、よかったら見ていってください