ヒーローフェイズが終わって、モンスターフェイズ。敵が動いたり、村人が出現したりするモンスターカードを引くと…
ちがう!ちがうよそれ魚じゃないって!吸血鬼だって!
村人がモンスターにやられて恐怖レベル上がっちゃった!
恐怖レベルが6を超えたらゲームオーバーなのに!!
ってな感じのボードゲーム...
『Horrifide/ホリファイド』
『Horrifide/ホリファイド』は、ヒーローとなって古典的モンスターたちを倒す協力型ボードゲーム。
というわけで今回は『Horrifide/ホリファイド』のレビュー。実際に3人でプレイした様子がわかるよう【リプレイ形式】でお伝えいたします!途中、唄とか出てくるけどそんなブログです!
(このボドゲは、ホットゲームズのモノパンさんに遊ばせてもらいました〜 カードなどが日本語化されていますが遊んだのは英語版です)
■目次
■『Horrifide』のボードゲーム情報
- ボードゲーム名
- Horrifide
- ゲームデザイナー
- Prospero Hall氏
- プレイ可能人数
- 1〜5人
- プレイ時間
- 60分
- 対象年齢
- 10歳以上
アートワークもProspero Hall氏。絵も描けるしゲームデザインもできるって凄いなぁ〜
■準備
今回の敵3種!
ドラキュラ、フランケンシュタインとその花嫁(誰だよ)、クリーチャー(ハンギョドン?)
6種類のモンスターがいて、その中から3種を選ぶの。難易度もそれぞれ決まっている感じ。
各プレイヤーには特典カードが1枚配られた。
『パンデミック』でいうスペシャルカードに近い。誰の手番でも使えるやつ!
プレイヤーが担当するヒーロー候補は7人。その中から...
この3人を選んだ! 左から科学者、教授、考古学者。
ちがった!考古学者!左手に持っているのはホウキじゃあないんだからね!
■ヒーローフェイズ
考古学者の私のアクション数は4。自分の手番に4回のアクションをできるってこと。
(アクション数はキャラクターボードの上の数字)
よいしょっと。私の特殊能力を発動!
ホウキで隣のスペースからいただいてきてっと。おっと違った!ホウキじゃなかった!でもアイテムは私のものヨ!
自分の場所にあるアイテム拾うのに1アクションかかるから、本来、隣の場所のアイテムを拾って戻ってくるには、隣へ移動(1)→アイテム拾う(1)→隣へ移動(1)で3アクションもかかるんだからね!
さらにフランケンの花嫁に人間的な教育をするための青いアイテムを渡す!これもアクション!
花嫁の人間的ゲージが3上がった!
(3のアイテムを渡したから)
■モンスターフェイズ
ヒーローのアクションが終わると…
敵が動く(かもしれない)モンスターカードを引かないといけない!
まずは、カード上部に2と書いてあるので、袋からアイテムをランダムに2枚引き...
マップに配置。モンスターカードと言っても、これは良いことね! アイテムはモンスターへの対処等で絶対必要だもの!
真ん中に書いてあるテキストは特別イベント的な感じ。敵の特別アクションとか。今回は登場していない敵に関してだったのでスルー。そして大事なのは...
カード下部!
ここにモンスターに対応したアイコンが描かれている。そのモンスターが動くってことなの!(炎アイコンは狂乱しているモンスター。3種のうち1つに炎駒が置かれているの。下手をすると同じモンスターが2回も動くってことね!)
アイコンの隣に描かれている▲は移動歩数、ダイスと数字は…
こんな感じにモンスターが、ヒーローや村人と出会った時に振るダイスの数!
こうやって指定された個数のダイスを振って
ヒットの出目が1つ出てしまった!やばい!
ヒーローにダメージが通ったら、恐怖レベルが進んでしまう!
でも大丈夫。手持ちのアイテムを1つ支払えばダメージは無効!(村人はアイテムを持ってないのでヒーローいない場所で殴られたら即死亡で恐怖レベルが1つ進んでしまう!)
ちなみにヒーローにダメージが通ったら、恐怖レベルが1上がるけど、そのヒーローは病院送りになるだけ。自分の手番にすぐ復活できる。
そうそう、冒頭にも紹介したけど、モンスターカードの中央テキスト欄には、敵特別アクションだけじゃなくて、村人が登場する場合も!
ほら、この子はCAMPに行きたいと。そこまで連れて行ってあげたら特典カードがもらえるので、ぜひ連れてってあげたいところ。
■モンスターへの対処!
さて、モンスターはどうやって倒すのかって話。
ダメージをくらいながらも、科学者が...
フランケンの花嫁に人間的教育を!
「リ……ス……!?」
「そうよ!これがリスよ!」
(どんな教育だよ)
あとはフランケンに人間的教育が終われば、フランケン達の対処は達成になるの。頑張らなきゃ!
彼らはお互いが出会うだけで恐怖レベルが上がってしまうので要注意なのよね。
そんな感じで各モンスターには特有の対処法や特徴が。
吸血鬼は第一段階として4ヵ所に点在する棺を粉砕する必要があるし、クリーチャー(半魚人)はまず川を進んでLAIR(住み家)を見つけなくちゃいけない。
いろいろとやらなくちゃいけないのは忙しいけど、プレイが単純にならなくて楽しいわっ
■村人を送り届けた!
あたしは先ほどの女の子をCAMPへ道案内。
基本的にモンスターはヒーローや村人に近づくよう移動してくるので気をつけなくっちゃ!(フランケン達は出会うように動くので別)
ホウキで隣接ゾーンのアイテムをかき集めながら少女をCAMPまで送り届けるハンバーガー屋の清掃員。レレレのレ〜 あ、ちがった、考古学者だった。
無事に送り届けて、やった!特典カードゲットだ!
安心したのも束の間、冒頭で紹介した吸血鬼による魚類学者殺傷事件が起きる。あれは恐怖の前兆だったのだ!
その後の展開は、しっとりとした唄でお伝えしますね(なぜ)
■唄「悲しい雨」
心の隙間に 悲しい雨が降る
疲れた背中を そっと湿らせてく
あなたの知らない誰かを 見つめてた
遠くに見えてる河は
あれのLAIR(住み家
雨が止む前に 抱きしめ合えたら
■最後の攻防
さて、だいたいお判りいただけましたでしょうか〜。
そんなこんなでゲームオーバーまで、あと恐怖レベル1になってしまった私たち。完全にピンチ。村人が1人死ぬだけで終わってしまう…息をひそめて見守っている場合ではない!
そんなピンチの私たちに希望!希望が!! 科学者が持ち前のアイテム増強効果で…
フランケン達への人間的教育が終わる!
「……リ...ス...!?」
出会うために移動しているだけとはいえ、2体はキツかったので最初に倒したのは正解!
『パンデミック』のスペシャルカード「静かな夜」的な...
Break of Dawnでモンスターの動きを止め...
教授がクリーチャーを撃退!!
あぁあなた! あなたの爪は忘れない!
残るは吸血鬼。
すでに4ヵ所の吸血鬼の棺は封印した。残るは直接対決だ!
だが、モンスターカードで村人が無駄に増えていく…彼らが1発でもダメージをくらったらゲームオーバーだというのに…
「もう村人いらないよ!」「逆に危険だよ!」
などと叫びながら身を挺して村人を守るヒーローたち。
そして推測、予測、決断を経て吸血鬼を待ち構える科学者と考古学者。お前の牙なんか怖くない!私はあの爪から生還した男だっ!
「ありがとう!あなたの十字架は私が活かすわ!」
不確定要素のモンスターカードがなるべく引かれないよう、少しでも早く吸血鬼を倒すために!
科学者の手番!
「これでもくらいなさいっ!」
十字架と石板?で吸血鬼を撃退ぃぃぃぃ!
(6以上の黄色いアイテムが撃退に必要だった)
遠くから満足そうに眺める教授。というわけで…
クリアァァァァァァァ!
■感想と通販情報
いやぁ〜非常に面白かったですね『Horrifide/ホリファイド』。協力してモンスターを倒すってのが好きだからなのかもしれませんが。各モンスターへの対処が様々だったり、村人の出現、各ヒーローの特殊能力等々、フレーバーを感じながらもゲーム的に良い展開を生んでいたと思います!欲しくなっちゃったわぁ!
ボードゲーム『Horrifide/ホリファイド』、検索してみたら駿河屋さんに中古ありました!(執筆時点)
ボードゲーム[日本語訳無し] ホリファイドゥ (Horrified)
amazonにもあるみたいですが、ちょっとプレミアついてるのかな?
『Horrifide』
以上、ボードゲーム『Horrifide/ホリファイド』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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おまけ1:もう一つのゲームオーバー要素
ゲームを片付けている時に気づいたこちら。
モンスターカードの残り枚数3枚...
モンスターカードが引けなくなっても負けだったのよね あぶなかったわぁ。
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