このボードゲーム『ヒート/HEAT』は、モーターカーレースが非常に危険だった1960年代のレースがテーマ。最高のドライバーを決めるためにコースをぶっちぎるのだ!
というわけで今回はボードゲーム『ヒート/HEAT』のレビュー。実際に遊んだ様子を紹介する【リプレイ】でお伝えいたします!
(ボドゲ会R120でキノさんに遊ばせてもらいました〜)
■目次
■『ヒート/HEAT』の情報
- ボードゲーム名
- ヒート
- HEAT
- ゲームデザイナー
- Asger Harding Granerud氏
- Daniel Skjold Pedersen氏
- プレイ可能人数
- 1〜6人
- プレイ時間
- 60分
- 対象年齢
- 10歳以上
- 日本語版発売元
- ホビージャパン
ちょっと古い時代のレースってのがまた良いですね!メインボードであるレース場も基本セットに4種類は入っているようです!(違ったらスイマセン)
■セットアップ
今回は6人プレイ。各車スタート位置に並びました。
私はターメリックカー。そそ。黄色です
各レース場を巡るキャンペーンモードもある。その際には順位に応じた勝利点を計算していくとか。今回は単発プレイです。
各プレイヤーには同じ構成のデッキが渡された。これをシャッフルしてプレイヤーボードに置く。
プレイヤーボードはこんな感じ。
デッキは一番左に配置。真ん中にはヒートカードが置かれている。一番右は捨て札エリア。
■手番の流れ
- ギアの決定
- 使うカードを伏せる
- カードを公開
- 順位によって冷却やスピードアップ
- カードによる前進や冷却等
- スリップストリーム発動
- カーブによるヒート処理
- 捨て札&7枚までカード引く
って流れだったかな〜
デッキから手札を7枚引きスタート!
数字は進めるマス数ね。プラスはストレスカードで山引きのカード(後述)
よし!現ラウンドのギアを決めるぞー!1速ギアから3速ギアへ!
一気に2段階ギアを変えたのでヒート発生!ヒートカードを捨て札置場に1枚送る。
こんな感じでこのゲームでは、エンジンに無理をさせると、お邪魔カードであるヒートカードが捨て札置き場に置かれるの。
■ギアと同じ枚数のカードを出せる
このラウンドで使うカードを伏せる。伏せられる枚数は…
ギアと同じ枚数!素敵システム!!
現在の先頭車両のプレイヤーから順に手番を行っていく。私は4番手だったかな。
2,2,3とカードを出したので、7マス進むぜ!マイカー!
スリップストリーム
ちょうど進んだ先に2番手だった黒さんがいたので…
スリップストリーム発動で2マス前へ!
スリップストリームは、他のレースカーの隣のマスかすぐ後のマスで移動を終えた場合に、自分のレースカーを2スペース前に進められるのだ!
■コーナーでの駆け引き
レースの難しさといえばコーナー。
コーナーではヒートをくらう危険がある。
コーナーにはそれぞれ数字が設定されている。これはヒートにならないで曲がれる上限速度。
たとえばこの6のカーブで9マス進んだりすると…
3枚のヒートカードが自分の捨て札置き場へ!
この時、自分のヒートカードが個人ボードの中央から尽きてしまったら、スピン!進めなくなってしまうのでこれは注意したい。
連続コーナー!加速が非常に悩ましい!
ちょっと遅れてしまった私。
コーナーの連続でちょっと無理してヒートをくらったりしたけど、無理して追いついた!
ボードもレースカーもリアルなので走っている様子が想像できて楽しい
■手札コントロール
コーナーを経て直線に入るところだったので、思い切ってプラスのカード(ストレス)を2枚も入れてみたけど…
でもたいして進まなかった!ストレスカードは、山札から1枚めくってそれを適用するの(一部ストレスでは発動しないカードもある)
たいして進まなかったってことは、ストレスで委縮しちゃったパターンかしら。走りながら「オレの走りはこれでいいんだろうか…人生これでいいんだろうか…」とか思っちゃったのかしら
あっ!
無理したツケがやってきた…減速して冷却せねば…
(ギアを低くしたり、順位が最後の方だったりすると、冷却するとヒートカードを個人ボードの中央に戻せる)
■ファイナルラップ
2周目。今回はこの周で終わりなのでファイナルラップ!頑張らねば!
でも遅れてる私のターメリックカー。頑張れ!ウコンパワー!
自分の捨て札からデッキの残りを計算して、ストレスカードを仕込む!
デッキの構成を把握しておくことは大事。でも時々わからなくなっちゃうのよね。
なんとか追いついた。最後の2連続カーブで団子状態の各レースカー。
■ゲーム終了
最後の直線。この直線のために手札やデッキをコントロールしているというプレイヤーさんがいる中、不安になる私。か、勝てるのだろうか
コーナーをなんとか曲がり、ヒートをくらいながらも一気に4速!4枚のカードを出す。3,4,5を出し…ストレスによる1枚は…
4のカード!!!
運良く目の前に車がスリップストリーム発動!で一番前へ
このまま後続車が私を抜かさなければ優勝だーっ
その後も似たような位置に次々やってくるレースカー。だけど手番順も良く抜かされることはなかった!!優勝〜♪
最後の直線に合わせてデッキを調整している方たちもいたので、正直もうだめだ〜と思っていたんだけどストレスに救われました。
ほどよいストレスは意外と良いって言うじゃない。あれだわね!
■感想と通販情報
ボードゲーム『ヒート』面白いですね〜。ボードゲームなのにレースカーを自分でしっかり運転している感じがします!コーナーでの駆け引き、デッキや手札やヒートのコントロール、スリップストリームによる番狂わせ等、楽しい要素満載でした〜!
レースがお好きな方にオススメですね〜 キャンペーンモードでも一度(数日かけて)遊んでみたいと思いました〜
ボードゲーム『ヒート』を検索してみたら駿河屋では売り切れ、楽天では希望小売価格より少し高めに売ってました〜(執筆時点)
駿河屋:ボードゲーム ヒート
以上、ボードゲーム『ヒート/HEAT』のレビュー【リプレイ】でした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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