ボードゲームには様々な資源があることは、ボードゲーマーの皆様はご存知のことだと思います。私あきらびもゲームを遊ぶ中で、いろいろな「資源」に出会ってきましたが…
まさか!こんな資源に出会う日が来るとは!!
イッヌが好きなものばかり!そう!犬たちが好きな物ばかりなのです!
2種類の拡張『ヨーロッパの犬たち』『有名な犬たち』も入れて遊ばせてもらいました!
101匹ワンちゃんどころじゃない!ワンコたくさん
というわけで今回は犬好きの方々にオススメのボードゲーム『ドッグパーク』のレビュー。実際に遊んだ様子を紹介する【リプレイ】でお伝えしていきます!
(タロ吉さんに遊ばせてもらいました〜★感謝です!)
■目次
■『ドッグパーク』の情報
- ボードゲーム名
- ドッグパーク
- Dog Park
- ゲームデザイナー
- Lottie Hazell氏
- Jack Hazell氏
- プレイ可能人数
- 1〜4人
- プレイ時間
- 40〜80分
- 対象年齢
- 10歳以上
- 日本語版発売元
- Engames
- 日本語版発売日
- 2022.11.17
この『ドッグパーク』原語版の出版社Birdwood Gamesのwebサイトによれば、デザイナーのLottie Hazell氏とJack Hazell氏は、一緒に山を歩いてゲームのアイデアを練ったりするみたいです〜。ステキですね
■準備
メインボードはこんな感じ。
外周が勝利点トラック。上部には各ラウンドのイベント的なカード(このゲームは4ラウンドで終了)
右側に並んでいる犬種はカードになっていて、ゲームのたびにランダムに配置される。ゲーム終了時にそれぞれの犬種で一番多いプレイヤーが横に書いてある勝利点をゲット!って感じ。
ボード中央はお散歩コース。やっぱ犬といえばお散歩!幼き日に散歩に連れて行った我がワンコの興奮ぶりが目に浮かびます
終了時目標カードが各プレイヤーに普通と上級2枚配られ、私は上級を選択。
上級のほうが難しいけど、勝利点も高い。とても散歩好きなイッヌばかりの犬舎。いいじゃあないですか
プレイスタート!さあ素敵なイッヌたちを手に入れるぞ!
■勧誘フェイズ
まずは、お犬様を勧誘させていただく。そう!勧誘フェイズ。メインボードの下側に今回の候補の3匹が並んだ(3人プレイなので)
勧誘フェイズは競り的なシステム。で、お犬様たちを何を支払って手に入れるかと言うと…
勝利点を支払う競り!
世の中、お金で解決できないこともあるんです!
(このゲームにお金はありません)
手番順に自分のコマを欲しいイッヌに置き、どのくらい得点を支払うかあらかじめこのタイルで設定しておくタイプの競り。
あとから自分が欲しい犬のところに来たプレイヤーが自分以上の得点を賭けていた場合、そのプレイヤーさんにイッヌが取られちゃう
ドキドキしながら後手番のプレイヤーさんがどこにコマを置くのか見守っていたら…
被らなかった〜!平和!(私は黄色)
でも設定した勝利点は支払わなければいけない。2点支払うの勿体無かったわー。同値なら先に入った方がもらえるので1で良かったかもなぁ〜。
このイッヌ――獣猟犬のアザワクちゃん――をゲット〜♪
よ〜しよしよしよしよく我が家にきたでちゅね〜
犬にはそれぞれ特性があり、カード下部に書いてある。最下部にあるのはその犬の解説なのでゲームには関係ないフレーバーね。でも読んじゃう
勧誘フェイズは、1ラウンドに2回あるの。
だから2匹のイッヌが我が犬舎にやってくるってわけ。そうそう、競りに負けてもあまった犬を勝利点1で獲得というルールだから1ラウンドに2匹来るのは確実。優しいボドゲだわ!
こんな感じになった。
私はお利口なスロバキアン・ラフヘアード・ポインターって、なんだか貴族あがりのスナイパーみたいな名前のイッヌをゲット。よ〜ちよちよち
■散歩犬選択フェイズ
勧誘の後は選択。このあと散歩があるので、その散歩に連れて行く犬を3匹まで選ぶの。
重要なポイントは、散歩に連れて行くにはそれぞれのイッヌ好みの資源が必要。ボールとか木とか。ほらほらお散歩ですよ〜こっちおいで〜とかやってるんだと思う。好きなものじゃないとシラ〜として散歩行かないのよねきっと。
さらに犬によっては能力が発動!うちのポインターちゃんは、選択中と書かれた能力があるのでこのタイミング。任意の資源を棒に変換できるざますよ!きっとボールを投げると棒を拾って戻ってくるお利口ちゃん
…ところでボールはどこにやったのかしら?
■散歩フェイズ
散歩は手番順に1〜4歩進める、すごろく方式。
止まったマスに描かれている資源がもらえたり、特殊効果が得られたりする。ラウンドごとに追加の報酬が置かれているマスもあったり、もらえないマスがあったり。
散歩コースには一か所分かれ道もある。
どちらに進んでもいい。先の報酬が違う感じ。
同じスペースに入った場合は資源を一個払わなきゃいけない。
そのルールを無効にするイッヌも存在する
(写真は数ラウンド後の散歩中のもの)
そんな感じでマスを進めていき、ゴールした順に報酬を選べる。
勝利点2点とか、勝利点1点+イッヌの交換とか。あと、最後まで散歩コースにいるとマイナス1点になってしまう。
散歩フェイズが終わると帰宅時間フェイズとなり、散歩したイッヌごとに2勝利点もらえたり、今回は散歩してないで犬舎にいるけど散歩したことのあるイッヌ――首輪チップが置かれている――ごとに1勝利点がもらえたりする。
逆に犬舎にいるのに散歩に出たことのないイッヌはマイナス1勝利点。イッヌを育てる資格なし!って感じなのかしら。でも散歩に行きたくない日もあるじゃない!
■資源管理と散歩が大事
2ラウンド目。新しいイッヌとの出会いが楽しみ!
見た目で選びたくもなるけど、たった4ラウンドだし、ゲーム終了時の犬種マジョリティも気にしなきゃ!
新しく手に入れたこの子、ブービエ・デ・フランダースちゃん。フランダースの犬!?
お散歩にはおもちゃが必要だけど、散歩に行くときには棒を持ってきてくれる。偉い!交換じゃなくてただ持ってきてくれるなんて!毎日散歩に連れて行っちゃいたいわっ!
散歩に行けるように資源を集めていたので、MAX3頭でお散歩へ!
散歩中「うわー!先にボール2つ取られちゃったー!」
って場面もあったけど、ボールは諦めてゴール。
最初に取った目標が、7頭をお散歩に連れて行くだったから頑張る!
■中盤〜終盤
それぞれが持っている犬は公開なので、マジョリティがはっきりしてきた。ってことは欲しいイッヌ、譲りたくないイッヌは…
つい頑張って勝利点払っちゃう
散歩済みの子だけど、おまえ資源くれるからな〜と効果で散歩する子を選んだり。
ラウンドごとにボーナスがもらえる散歩のマス目が変わるので、ちょっとした駆け引きが生まれる。
そんなこんなで最終4ラウンド目の勧誘フェイズ。
しまった!このフェイズには首輪がないイッヌは勝利点2点マイナスだ
誰がどの犬種を集めているのかを終了時得点のためにも確認!
あの犬はあの人で、この犬はこの人がほぼ確定で...なるほどその犬種はこのラウンドで争いか!なんてことがわかる。
最後のお散歩!
散歩コースには交換のマス目もあるので、それを使って犬種最多争いを勝とうと画策するプレイヤーたち。
そして散歩前に発覚した、我々には愛玩犬が1匹もいない事実!
その後の散歩での交換や偵察で、見事愛玩犬を手に入れたプレイヤーさんが!いいなぁ7点ゲットか。あたしは交換チャレンジしたけど最多争いが変わるようなイッヌ来なかったわー!
■最終得点計算
4ラウンド終了で最終得点計算。無事に7頭のイッヌを散歩に連れていけて、上級目標達成!
7点ゲット!
他プレイヤーさんの上級目標と比較。一見同じように見えて、同じ点数だけど、こりゃ私の方が楽だったのでは。
一概には言えないけど、カードによって差があるかもしれないなーと思いました。個人の感想です。
このラウンドまでに獲得した勝利点に目標点、犬種の最多達成点を合計して...
46点で勝利〜。2ラウンド目に3頭全部散歩に行けたので点差が開いたのも大きかったかも〜
■感想と通販情報
『ドッグパーク』手軽でイッヌお散歩フレーバーが味わえる良き中量級ボードゲームでした!いろいろな犬が解説付きで出てくるし、ルールも複雑ではないと思うので、ボドゲやったことないイッヌ好きな人をボドゲ沼に沈め...もとい、ボドゲを好きになってもらうのに良いかも〜
以上、ボードゲーム『ドッグパーク 日本語版』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
そんな噂を聞いてたんですが、やってみた感じもっと軽めでした〜
カードが実在する犬種でうんちく書いてあったりするのは似てますね〜