
『コンコルディア』という、ローマ帝国時代の経済発展をテーマにしたボードゲームがあるんですよ。デッキ構築あり、陣取りあり、拡大再生産ありで楽しいゲームなんですわよね。
コンコルディアのパッケージ(画像はamazon)
そのボードゲームの内容を拡充する"拡張"なるものが数々発売されていたりするんですが、今回遊ばせてもらったのは、愛と美の女神『ヴィーナス』の名を冠した拡張だったんですよね〜。
というわけで、早速プレイの様子から始めちゃいますので、この『コンコルディア:ヴィーナス』の概要はこちらを参考にしてくださいませ〜
それでは「愛と美の女神拡張でチーム戦できるローマ時代経済発展ボドゲを遊んでみた」スタートです〜
あ、はい 要は《コンコルディア:ヴィーナス》チーム戦【プレイ編】です〜
■目次
■チームメイトにカードをプレイしてもらう使者
今回は4人プレイでチーム戦。なので2vs2なの。はす向かいのプレイヤーさんがチームメイト 手番は時計回りなので、各チーム交互に手番があるような感じ。
「チーム戦ゆえの通常のコンコルディアとは違うカードがあるよ」って話を概要編にも書かせていただいたところですが、こういう面白いカードもあるんですよね〜。
チームメイトのカード見せてもらって、これプレイしてって頼んで、チームメイトがそのカードをプレイしてくれたりするの。
そう。いま流行りの“要請”
概要編にも書いたけど、チームメイトがプレイしたカードは、もちろん私にも効果が及ぶので、私に無い手札をプレイしてもらうには良いカード
味方プレイヤーの手札を拝借。
ふむふむ。どれがいいかなぁ…入植者かなぁ…
あ、この長官&建築家なんていいんじゃない!?
というわけで、味方プレイヤーに手札を戻し「長官&建築家のカードを使うのってどうです?」「いいですねー」ってな感じで…
わーい
要請に従ってもらえた〜
■外交官で敵チームカードをコピー
さて、数手番後。
コンコルディアでは手番のたびに手札をプレイしてアクションを発動するので、私の手番が終わって残る手札はこの2枚。
使った手札は左側の「護民官」ってカードで回収できるんだけど、まだだ…まだそのタイミングではないのだっ!
なぜなら…
次の手番が来たら、この「外交官」をプレイするんだイヒヒヒ
「外交官」は他プレイヤー(チーム戦では敵チームの誰か)の捨て場の一番上をコピーするカード。私のチームが持ってないカードを相手チームが持ってるので、良いカードをコピーしてやるぞイヒヒヒウヒョヒョヒョ
私の前手番の敵プレイヤー「護民官で捨て札回収しま〜す」
コピーすべき捨て札が無くなってしまう
だ、大丈夫だ。敵プレイヤーは2人いるので、もう1人の敵プレイヤーさんの捨て札をコ――
――味方プレイヤーが護民官使ったので私も回収しま〜す
ああぁぁぁ! コピーできるカードが無くなったぁぁぁぁっ
というわけで「外交官」を出しても意味がなくなったので、我がチームも護民官になりました。「外交官」もっと早く使っておけばよかったわぁ〜
■カード以外は割と個人戦
何ラウンド経過してたっけな…とりあえず全体はこんな感じ。
ちなみに私は赤。味方プレイヤーさんは緑ね。
敵陣営と家の数で負けている気がするわ
(コンコルディアでは、ゲーム終了時の自分のカードと盤上のコマなどの相乗効果によって勝利点が決まるのよね。詳しくは過去記事へ〜。このヴィーナスでも勝利点計算は基本ゲームと似たような感じ)
まあ、チームメイトと私とで全体を支配してれば、ゲーム終了時にたくさん勝利点もらえるかしら〜
なんて思っていたけど、例えば「家がある属州(色分けされたエリア)ごとに1点」というカードは、あくまで自分の家だけを計算するらしく、チームメイトの家は計算に入らない。こりゃ意外と個人戦ですな
チームメイトと共有するのはカード効果ってな感じで、こんなカードをゲットしたんですわ。
建築家&商人なるカード。しかも5金商人。この商人の効果は、5金貰ったあとで2種類まで資源の売買ができる。基本ゲームにもありましたわよね。建築家も基本ゲームにあったとおりで、入植者コマを動かして家を建てられる効果。このどちらかを私が、やらなかったほうを味方プレイヤーができるってカード。
味方プレイヤーの資源や手元のお金を見て、「うんうん資源あるけどお金に困っているから商人アクションやらせてあげよう」とか「お金も資源も充分あるから家建てられそうだな…建築家をやってもらうか」など味方の様子を見てカードをプレイするのが、チーム戦ならではの感じ。
その後の盤面は〜
こんな感じ。家が増えていって「うむ。我が国も広がったなぁ」って感じ。すでに他プレイヤーさんの家コマがあったりしてお金キツイけど
(他の家コマがあると、自分の家コマ置くときに支払うお金が倍に…基本のコンコルディアと同じですねん)
■ゲーム終了
ゲーム終了条件も、基本のコンコルディアと一緒。
市場のカードが無くなったら終了フラグだし、誰かの家コマが無くなっても終了フラグ。
市場のカードはこんな感じであと1枚だし、
何をすればいかに勝利点が高いかを考えながら、終盤プレイ。そして相手チーム(私の次の手番のプレイヤーさん)が最後のカードを買って終了フラグが切られた!
私のチームメイトが手番をプレイしたらゲーム終了だって。何を出してくれるのかなぁ〜
おおおっ! 長官&建築家をプレイしてもらえた!
私の資源の状態を見て建築家効果を譲ってもらえたので、家コマ置いて少しでも勝利点を増やすぞー
そしてゲーム終了〜 終了時盤面はこんな感じ。
全ての属州に家を置くことはできなかったけど、結構頑張ったよアタシ
最終得点計算
たしか私の点数は…
- 「10金貨ごとに1点のカード」が1枚で:1点
- 「レンガ都市以外の都市にある家1点のカード」が2枚で:14点
- 「家がある属州ごとに1点のカード」が3枚で:27点
- 「生産できる物品種ごとに2点のカード」が1枚で:4点
- 「盤上の入植者ごとに2点のカード」が2枚で:12点
- 「家があるレンガ都市ごとに3点のカード」が1枚で:21点
- 「家がある麦都市ごとに3点のカード」が1枚で:21点
「チームメイトと自分の家がある属州ごとに1点のカード」が2枚で:8点
私の点数は108点
チームメンバーの勝利点を合算して、勝負。我がチームは202点! 相手チームは…
217点
チームメイトに有利なようにカードをプレイしたりするので、重要なのは個々の差ではないわね。うーん…チームメイトと同じ属州に家を建てるのをもうちょっと頑張ればよかったわ〜わたし
■感想と通販情報
メンバーにもよると思うけど、私個人的には最初に思っていたよりプレイしやすかったわ〜。
最初は「チームの足を引っ張っちゃったらどうしよう…」と思っていたけど、仲間の資源やお金は仲間の手元を見ればわかるから「今は商人じゃないな」とか「今カード獲得はできなそうだな」とかプレイしてはいけないカードわかるし、仲間がプレイしたカードの効果得られるのは、ワクワクだしラッキーって気持ちになるし
コンコルディア:ヴィーナスは、amazonにありました〜(執筆時点)
コンコルディア・ヴィーナス 日本語版
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
コメント
コメント一覧 (2)
チーム戦面白かったですよね(^^) また、やりましょう!!
面白かったところ教えてくださり嬉しいですっ!
今後のブログにも入れ込まなきゃ!
なんでクラウド・マッケンジーさんなのか気になるところですが、エアリスは大事にしてあげてください