ダイスの色に対応したカードをたくさん持っているプレイヤーが、ダイス目の勝利点を獲得するボードゲームだと!?
今のところ全色3点じゃあないか!
いやいやゲーム中にカード能力を使って、勝利点が変わっていくの。でも誰がどの色のカードを一番持っているか分かるようで分からないから、ゲーム終了時のカード公開まで勝敗が分からないっ!
ってな感じのボードゲーム…
『ビブリオス:中世の写本師』を紹介しますよ!
(画像はamazon)
■目次
■『ビブリオス』の情報
- ボードゲーム名
- ビブリオス:中世の写本師
- Biblios
- ゲームデザイナー
- スティーブ・フィン氏
- ゲーム概要
- 中世の欧州を舞台に、プレイヤーは領主となり他の領主よりも書庫を充実させることを目指すボードゲーム。システム的には第一フェイズで共通の山札を各プレイヤーが捲っていき、カードを獲得・分配。第二フェイズで残ったカードを競る。
- 勝敗条件
- ゲーム終了時のダイスの出目が勝利点となる。手札にあるダイスに対応した色のカード数字合計が一番多いプレイヤーが、そのダイスの得点を得る。合計得点が高いプレイヤーが勝利する。
- プレイ可能人数
- 2〜4人
- プレイ時間
- 30分
- 対象年齢
- 10歳以上
それでは実際に3人で遊んだ時の様子を追いながら、プレイの様子やルールなどを確認して行きましょう!
(ホットゲームズのモノパンさんに遊ばせていただきました)
■第一フェイズ
今回は3人プレイ。自分の手番がきたら、山札から1枚捲り、4ヵ所のいずれかに分配する。配置できる場所は以下のとおり。
- 自分の手札
- 他プレイヤー用置き場1
- 他プレイヤー用置き場2
- 競りデッキ置き場
1枚づつ捲り、それぞれの場所に1枚しか分配できない。まあとりあえず1枚引いてみよう。
うーん1か…。ダイスに対応した色のカードは1〜4か5まであったかな。1なら、いらないかな。とりあえず他プレイヤー用置場に置こう。
そしてまた1枚捲る。おおお!
きたきたー! 3のカードは大きい! これは自分用に手札に入れよう!
3枚目。
うーん。残るは他プレイヤー用置場か、競り用置場かな。競り用は後半で皆で競るカードになるので、ワンチャン自分の手札になる可能性も。じゃあこのカードは競り用に置こう。
4枚目を捲る。最後の1枚は必然的に、まだ置いてない他プレイヤーさんの置き場へ置くことになる。弱いのが出ますように...
って3のお金!
お金は後半の競りでダイスに対応した色のカードを手に入れるために必要なのよね。お金で競るから…うーん。仕方ない他プレイヤーさん行きか…
他プレイヤー用置場はこんな感じになった。
私の次の手番プレイヤーから順に取っていくので、これは次の人、有利だわー
■手札が溜まっていく
こんな感じで4枚のカード分配を順番に繰り返していく。おっ!目新しいカードが出たぞ!
これらは「+1カード」。このカードは重要。だって任意のダイス目を+1できるんですもの!
ダイスはゲーム終了時の得点になるから、とっても重要なの!
(情報の章に書いてある勝敗条件を参照してね)
これらを繰り返していき…
だんだん手札がたまってきたし、ダイスで示されている得点も差が出てきた。
私の手札で右側に集めてあるカードはお金ね! この後の第二フェイズで使うの!
■第二フェイズ
さて、山札が無くなったら、第二フェイズ。第二フェイズは競りフェイズ。第一フェイズで皆によって競り用としてストックされたカードを1枚1枚落札していくの…
ぴろり〜んと、こんな感じでカードが捲られる。
わお!−1のカード!このカードを落札したら、任意のダイス2つの出目を1下げられるのだーっ! 私が狙っていない青とか下げたいのだーっ!
基本的にカードはお金カードで落札。順番にいくら払えるかを宣言していく感じのオークション。
お金カードが場に出たら、カード枚数を何枚払えるかを宣言するオークション。これがまたどの色を切るかとか悩ましいんだわ〜
■最後の勝負
そんなこんなで競り用ストックが無くなったら、ダイス各色ごとに集めたカードを公開!要は勝負ってことよ!
まずは4点になる茶色!!それぇ〜
おっ!カード合計数11で私が一番かな? よしこれで4勝利点確定!
これを5色やって獲得勝利点がどうなったかというと…
ぎゃーっ! 1点差で負けたぁぁぁ
高得点の青を集めていると思っていたプレイヤーさんが、まったくマークされていなかったプレイヤーさんに負けた! 結果わたしも負けてしまったぁ〜読み間違えたぁ
■感想と通販情報
ってな感じで惨敗でしたが、楽しめました〜。簡単ルールだけどプレイ中「あの色を集めようか?いやあっちの色を集めようか?」「たしか競りの中にあれを入れたから…」「あの人ぜったい青集めてるな…」などと考えながら遊べる感じ!
第一フェイズだけでゲームが終わっていたら、うーんですが、競りフェイズがあることで幅が広がっていましたね!面白い
また遊ばせてもらおっと!
『ビブリオス』はamazonに売ってまーす(執筆時点)
ホビージャパン ビブリオス: 中世の写本師 日本語版 (2-4人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム
もちろん、駿河屋にもありまーす
ボードゲームビブリオス 日本語版 (Biblios)
以上、ボードゲーム『ビブリオス』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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