
『アーティチョークなんて大キライ!』は、デッキ構築の流れを汲むゲーム。
デッキ構築ゲームって、自分のデッキ(山札)にカードを追加したり圧縮したりして、どんどん強くしていくんですよね〜♪ ワクワク〜♪
各プレイヤーには最初10枚のカードが配られるの。で、このゲームで初期に配られるカードは…
アーティチョーク10枚。
大キライなのに全部アーティチョーク。嫌がらせに近い!
そんな10枚を裏向きの山札にして、上から手札として5枚引く。
どんなカードが来ると思います?全く分からないでしょ?あぁ〜あたしもワクワクするなぁー
アーティチョークしか無いじゃないのぉぉぉぉっ! 店長呼びなさいよ店長!!
■目次
■『アーティチョークなんて大キライ!』の情報
それではまず、このボードゲームの情報を整理しましょう〜。ボードゲームの情報は大抵パッケージの裏にいろいろ書いてありますよ!
- ボードゲーム名
- アーティチョークなんて大キライ!
- 原題
- Abandon All Artichokes
- ゲームデザイナー
- Emma Larkins
- ゲーム概要
- 手番には場に並べられている様々な効果を持つ野菜から1枚を手に入れ、手札から野菜をプレイしアーティチョークを破棄していく。最終的にデッキから引いた5枚にアーティチョークが無ければ勝利のデッキ破壊ゲームです。
- プレイ可能人数
- 2〜4人
- プレイ時間
- 20分
- 対象年齢
- 10歳以上
- 日本語版発売元
- アークライトゲームズ
初期に10枚も配られたアーティーチョークを引かないようにしていくために、破棄したり他に押し付けたり、それ以外のカードをデッキに増やしたりしていくゲームになりそうだわね!
■プレイ準備
今回は4人で遊びました〜。まずはプレイの準備っと。各プレイヤーには初期デッキである大嫌いなアーティチョークを10枚配ったので、あとは野菜カードの準備。
野菜カードってばこんなにいっぱいあるのよね! 全部で10種類!
(プロモカードを入れると11種類。プロモについてはこの記事最下部のオマケで)
これら野菜カードを全てシャッフルして山札に。そして上から5枚捲って中央に並べる。
アートワーク良いね
これら5枚の場は、ゲーム中「野菜畑」と呼ばれ、プレイヤーはここから野菜を獲得できるの。デッキ構築の王道『ドミニオン』でいうサプライだわね。
これでプレイ準備は完了! 簡単ですね!
■手番の流れ
スタートプレイヤーは「最近野菜料理を食べた人」。「みんな最近食べたやん」ってことで、テキトーにスタPを決め、プレイスタート!
手番の流れは簡単。以下のとおり
- 中央の野菜畑の補充
- 野菜畑から1枚手札に
- 手札から望むだけカードをプレイ
- 手札全てを自分の捨て山へ
- 自分のデッキから5枚補充
というわけで、私の手番。私は野菜畑からエンドウ豆を選択。
一度手札に入れて、早速プレイ! 手番に獲得したカードをすぐにプレイできるのって良いわね
エンドウ豆効果は、「野菜の山の上から2枚取って公開、1枚を自分、もう1枚を他の誰かの捨て山へ」って効果。ステキカード来いっ!
2枚引くと、長ネギさんとブロッコリーさん
長ネギ効果は他の人のデッキ1枚を捲って、それを貰うか捨て山に移させるかができる。
ブロッコリー効果は、手札に3枚アーティーチョークがあれば、そのうち1枚をゴミ箱に移せるカード。
「ゴミ箱」は共通のカード破棄置場で、そこに移動したカードはもう帰ってこないのだーっ! アーティーチョークはゴミ箱へ! ってなわけでブロッコリーを選択。長ネギは適当に誰かの捨て札置場に。
私の手番が終わり、自分のデッキから5枚補充。どんなカードが来るかなぁ〜わくわく
なによー!、アーティチョークしか無いじゃな(略
これで私の最初の手番は終わり。こんな感じでゲームが進んでいくわけ。
■あぁアタシのブロッコリー
2手番目。相変わらずエンドウ豆作戦なアタシ。ってかピンと来る野菜カードが野菜畑に無かったのよね。
公開した2枚はポテトだった。ポテトの効果は「自分の皿(デッキ)から1枚捲ってアーティーチョークならゴミ箱へ」。あら、良い効果じゃない
2手番目の最後、デッキから引けるカードが無くなったので、自分の捨て山をシャッフルしデッキに。そして5枚を引く。
おおお! この2枚のアーティーチョークが無ければ勝ちだった! まあ、まだデッキに5枚も野菜カードが入ってないので絶対無理だったんだけどね。惜しいと思ってしまった
でもなんか楽しさ分かってきたぞ!
そんなニコニコとしている私に隣のプレイヤーさんが...
「長ネギの効果は…じゃ、じゃあすいません、あっきぃさんで」と私を指定! やめて私のデッキを捲らないで!
あ、でもアーティーチョークが出れば相手は奪わないだろから大丈夫か。
1,2手番目のエンドウ豆効果で14枚になった私のデッキのうち3枚の野菜カードと2枚のアーティーチョークが手札にあるということは、デッキに残っている野菜はたったの1枚でアーティーチョークが9枚もあるから問題な――
――あぁあぁぁぁぁぁ! あたしのブロッコリー!
■様々な野菜効果が楽しい
運の悪さに打ちひしがられながらも私の手番。
ポテトをプレイして山札を捲る。そりゃアーティーチョークですよね。知ってます
でもゴミ箱へ送れて良かった。
その後、他プレイヤーさんが「ナス」をプレイ!
ナスの効果は、アーティーチョークを1枚手札からゴミ箱に移せる効果に加えて、全プレイヤーに及ぼす効果が。
各プレイヤーは手札を2枚ずつ選んで左隣のプレイヤーに渡す!
何か良いカード来ないかな!と思ったけど、みんなスムーズに手札を選択して回してる…こりゃ全員アーティーチョークだな
プレイ中、強いカードだと話題だったのが...
ニンジン。1本でもニンジンです。え?何を言ってるか分からないって?いいんです若い人は気にしないでください...
ニンジンの効果は、なんと2枚ものアーティチョークをゴミ箱行きにできる! アーティチョークいっぱいな序盤は絶対強いと思います! でもなかなか私のところには巡って来なかったのよね〜
その後、相変わらず手札にはアーティーチョークがあるまま、「ビーツ」の対象にされた私。
ビーツは、相手を指定してランダムにカードを交換する効果。両方ともアーティーチョークだったらゴミ箱行きにできるので、嬉しいような。
しかし! 私が取られたのは野菜カード。私が取ったのは…
アーティーチョーク
たいして知らない君をほんとにキライになってしまいそうだぞ
■アーティチョークが無い!
プレイは終盤。デッキが5枚しか無くなっているプレイヤーさんや、ラッキーが続いて野菜カードを他人から奪っているプレイヤーさん等々、みんな順調な様子。
と、前手番のプレイヤーさんが。正しくは「アーティーチョーク掃討完了!」と叫ぶらしいけど、まあ良いでしょ。そしてゲームは条件が達成された瞬間に終了なので、惨敗です
■感想と通販情報
いやぁ〜イイですねこのゲーム。簡単ルールだし目標もわかりやすいので、デッキ構築に慣れていない方でもスイスイ遊べるかも。多少の運はありますが戦略もやり込むといくつか見えてきそうな気もします〜。
注意点としては、ゲーム終了が、デッキから山札を引いたとき限定ってこと。アーティーチョークが手札に無い状態がそれ以外のタイミングで起こっても勝ちではないんです。あくまで自分の手番の最後に山札から5枚引いた時に無いことが重要なのです
『アーティチョークなんて大キライ!』完全日本語版は、amazonに売ってました〜
アークライト アーティチョークなんて大キライ! 完全日本語版 (2-4人用 20分 10才以上向け) ボードゲーム
楽天にもありま〜す
■おまけ:プロモカード
そうそう、プロモカードがついてたんですよね。プロモカードの名は「ルバーブ」
知らない! この野菜知らないわっ!
和名は食用大黄で、酸っぱいらしいですが今度チャレンジしてみようかしら!? スパイスカレーにも入れられるかな!?
以上、ボードゲーム『アーティチョークなんて大キライ!』のレビューでした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
「たいして知らない君をほんとにキライになってしまいそうだぞ」で、笑ってしまいました。
私も、アーティチョークって良く知りません・・・
笑えるところがあって良かったです!ほんとアーティチョークってよく分からないですよね!!
出会ってもないうちにキライにならないようにしなくっちゃ(^_^;)