前から気になってはいたんですが、他プレイヤーさんのワーカー駒があるアクションスペースに入るには上回る軍事力が必要…って情報を見て「あたしの軍事力低すぎ!」なんてことになって辛いんだろうなぁ…と思っていたんです…
しかし実際にプレイしてみると、軍事力無視できる族長コマあるし、未来のラウンドのアクションスペースにもワーカー駒を置けるし、想像よりは年収…もとい軍事力でショボーンなことは無く、楽しかったんですよね〜(個人の感想です)
あ。パッケージちゃんと紹介する前にいろいろ書いちゃった というわけでボードゲーム『テラマラ』のパッケージはこんな感じ!
テラマラ(Terramara)
■目次
■テラマラってどんなボードゲームなの?
ボードゲーム『テラマラ』の和訳ルール付きは、数奇ゲームズさんよりゲームマーケット2019秋で販売されていたんですよね。どんなゲームかは、そちらのページを見てみましょ。
Terramara/テラマラは紀元前15世紀のイタリア北部を舞台にしたワーカープレイスメントゲームだ。
イタリアのゲーム制作集団アッキトッカによる10年ぶりの新作としてオランダのQuined Gamesから発売された。
(出典:ゲームマーケットwebページ 出展ブース詳細:数寄ゲームズ テラマラ紹介ページ)
ふむふむ。だから族長コマとかあるのね。テラマラって村の名前なんだっけかな。紀元前15世紀って相当昔だわね。あたしが3歳だった頃かしら(いくつだよお前
ゲームシステム的には、自分の駒を行いたいアクションのマスへ置いていく、ワーカープレイスメントのボードゲーム。全6ラウンドをプレイし、得点が高いプレイヤーの勝利。
ちなみに、セッティング完了後の中央ボードはこんな感じ。
写真だと分かりづらいけど、真ん中は横長のタイルが何枚も嵌められてできてるの。
それが各ラウンドに対応したアクションスペース。そのラウンドが終わると、タイルが裏返って違うアクションスペースになるんですよね。興味深いっ
ボードの下に並んでいるカードは、資源を支払うことで獲得することができて、様々な特殊能力が付いてる。カードのコストを軽減する効果や、勝利点がらみの効果だったり、ほんと様々。基本的にカードには勝利点もついているの
他にも馬車を進めたり、船を進めたりといろんな要素があって楽しいわー
プレイ人数などの情報
- プレイ人数:2〜4人
- プレイ時間:120分
- 対象年齢:12歳以上
- 和訳ルール付き発売元:数奇ゲームズ
私は4人で遊びました〜(inコロコロ堂)
それではそろそろ私あっきぃらびっと得意のリプレイ形式での紹介をスタートしますかね〜 長くなったので【概要編】と【プレイ編】に分けましたので、今回は【概要編】で、1ラウンド終了までを紹介しまーす
■プレイ準備
各プレイヤーに配られたコマはこんな感じ。
馬車とか船とかステキッ
でもこの2種は手元じゃなくて中央ボードに置くみたい。
右側に写っているのは勝利点計算用サマリーカード。
サマリーカードの裏は、小屋カード。
小屋カードの左に下級資源、右に上級資源を置くんだって。
手元のワーカーは普通サイズが4人と、族長的なやや大きいのが1人となった。
手番順が決まったら、まず自分だけの特殊能力を選べる。
私の手元に来た能力はこちら! これを手に入れた時にまず川に置かれた自分の船コマが1マス進み、さらに今後、川を進めるアクションで+1マス進める能力
なんか強力そう
他の特殊能力カード、同様に馬車を進める時に+1マスとか、最初からワーカー1人多いとか、自分だけがワーカーを置ける特殊アクションがあるとか、様々な能力があってどれも強力そうで良いわぁ 何度もプレイしたくなるわぁ
スタート時の初期資源もカードで選ぶ選択制。
私は全4種の上級資源をそれぞれ3つずつゲット
準備完了でいよいよプレイスタートよ
■ワーカーを置いていく
スタートプレイヤーな私。私はターメリック色(黄色)。そうそう、ターメリックの染みって紫外線で消えるらしいわね。
そんなことはどうでもいいとして、『テラマラ』のアクションスペース、たくさんあって何をしていいのか悩むわぁ〜
基本的には一番上のラウンド経過しても消えないアクションスペースと、1ラウンド目のアクションスペースに置くんだけど、2ラウンド目以降のアクションスペースにも置けるのよね…。
先のラウンドのアクションスペースほど、素敵な効果が多いんですよ だけど先のラウンドに置くと、そのラウンドが終わるまでワーカー駒返ってこないの
いろいろ悩んだ挙句、あっきぃらびっと家に伝わる言い伝え「得意なことを活かすべき」ということを思い出し…
川を1マスと軍事力を1マス進めるアクションにワーカーを配置
あたしってば、川に特化した能力だからね。私あっきぃらびっとは水の中で目を開けられないけどここに置いて良いのかしら(それはプレイヤーだからゲームには関係ないでしょ
その後それぞれのプレイヤーが順番にワーカー駒を置き、また私の手番。
緑さんが既にいた「馬車を2進める」ってアクションスペースへ(馬車については詳細割愛)。
この『テラマラ』のほとんどのアクションスペースには2体までワーカーが入れるの(同じプレイヤー2体は×)。
ただし条件があって、先に入っているプレイヤーさんより、軍事力が高くないと入れない。軍事力が高ければ入れるけど、入ったら軍事力が1減っちゃうというジレンマ。
例外として、軍事力関係なく入れるし軍事力も減らない、ちょっと大きい族長ワーカー駒は、各プレイヤー1個しかないから悩ましいわぁ。また族長駒は、族長で先に入っておけば、あとから誰も入れないって使い方も。それもいいなぁ。
ちなみに今みんながワーカーを置いている一番上の段のアクションスペースは、ゲーム終了まで変わらないアクションスペース。その下の段は1ラウンド目に対応したアクションスペースで、1ラウンド目が終わると裏返って違うアクションになっちゃうのよね。
スタートプレイヤーを取ると
おっ! 前手番の緑さんが次のラウンドのスタートプレイヤー権利を取れるアクションスペースにワーカーを置いたぞ
スタートプレイヤーの権利を取られると、その時点で3番手、4番手になる予定のプレイヤーにボーナスが。
アタシは2番手だから何も貰えん…まあいいかアクションしないで2番手取れたし
■カードゲットォォォ!
さてその後の私は、1ラウンド目に対応したアクションスペースのここにワーカーを配置。
下級資源の銅と、上級資源の銅棒?がもらえるアクション。下級資源は上級資源に変換しないと使えないことが多いので、上級資源をそのまま貰えるのはいいわー
で、上級資源は何に使うかと言うと…
このカードを手に入れるためだーっ!
手番には、ワーカーを置いたあとで、カードを1枚獲得できるタイミングがあるの。
カードはボード下部に並んでいて、必要なコストが払えれば手に入れられる。勝利点になるのはもちろんだし、即時効果やら今後使える効果などなど様々な特殊能力がカードには描かれているの。
コストさえあれば、どのカードでも取れる…ってわけじゃなくて、ここで重要になってくるのが川なのよね。川マスの自分の船が進んでいる位置までのカードしか選択権がないのよね。
■下級資源から上級資源への変換も大事
そんなわけで、カード獲得のために下級資源を上級資源に変換したいんだが、アクションスペースが埋まってしまっていることに気づいた私。
うーんうーんと、悩んでいたら「手元の小屋でも変換できますよ」とインストしてくれたプレイヤーさんからありがたいアドバイスが。
おっ。ここで変換できるのね。嬉しいわぁ
ここにワーカーを置くと1回だけ、「下級資源を別の下級資源に変換」か「下級資源を対応する上位資源に変換」ができるみたい。
資源変換はこれ以外にも、職人タイルってのも。
私が獲得できたのは、ちょっと未来の話だけど、下級資源を上級資源に変換できる職人タイルを取れる場所もあるんですよね。職人タイルってのはこれ。
この職人タイルは、2回も下級資源を上級資源に変換できる効果。手元に置いておいて、自分の任意のタイミングで使えるの。使ったら裏返しだけど、ラウンドが終わると表にしてまた使えるようになる! 職人タイルも大事だわぁ。
■ラウンド終了
そんなこんなで、全員がワーカーを置ききってラウンドが終了!
ラウンドによってボード下部のカードが、より強力な効果のカードになったりなどの処理がある。
さらに大事なのがこちら。
現在のラウンドに対応していた横長のタイル2枚が裏返って、以下のような2か所のスペースに。
- 馬車で立ち寄って旗を置く場所に(ゲーム終了時のボーナス点がらみ)。
- ちょっとイイ効果のアクションスペース
アクションスペースの方は、もちろんワーカー2つまでしか入れない場所だけどね
■数奇ゲームズ通販サイト等リンク
ふぃ〜【概要編】なのに長くなってしまったぁ〜。というわけでこの辺で。続きは【プレイ編】です。プレイ編では軍事力に基づく襲撃とか、未来のラウンドにワーカー置いちゃったよ話とかできるかな〜
ボードゲーム『テラマラ』は、数奇ゲームズさんから和訳付きが発売されていまーす。ってなわけで数奇ゲームズさんの通販サイトを覗いてみたけど…売り切れっ(執筆時点) 復活願ってリンク貼っておきますね。
数奇ゲームズ通販サイト
他にも販売店見つけたら情報追記しまーす
ちなみに『テラマラ』を遊ばせてもらったボドゲカフェ「コロコロ堂」さんはこんなカフェです
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
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