
敵だけど背中にダイス載せられたり!
この怪獣、優しい子なのでは!?
この素敵ダイスタワーが入っているボードゲームは…
ユグドラサス(YUGGDRASUS)
箱絵、樹木の怪獣と戦闘機が戦ってるのが見えるぞ! やめてダイス載せてる優しい子なので攻撃しないで! いや、この怪獣のせいで難民いっぱい出てるし、優しい子なのかどうかはさておき、この樹木の怪獣がダイスタワーにもなっていたユグドラサス本体ね!
ユグドラサスは、クラウドファウンディングMakuakeで2,500万円超を達成した「Kaiju on the Earth」シリーズ第3弾のボードゲームなんです! 第1弾、第2弾と同じような構成のゲームかと思いきや、今回は協力型じゃなかったんです!
まずは概要を見ていきましょう!
■目次
- 『ユグドラサス』の情報
- たくさんのコンポーネント
- 通販情報と関連記事
――この下の項目からは別ページ リプレイ前編へ―― - プロットからのアクション!
- 末端体との戦い
- 国家の育成
- ユグドラサスが…変化!?
- 前半の感想と通販情報
――この下の項目からは別ページ リプレイ後編へ―― - 秘密兵器をくらえ!
- 1年が終わると
- 2年目〜3年目
- ついにユグドラサス本体が!
- 得意なミッションが被ると
- えええ!? 最終形態!?
- 最後の攻撃
- 世界のリーダーはどの国に!?
- 全体を通しての感想と通販情報
■『ユグドラサス』の情報
- ボードゲーム名
- ユグドラサス
- YUGGDRASUS
- ゲームデザイナー
- Hayasi Hisashiさん
- ゲーム概要
- プレイヤーは国家を担当して怪獣「ユグドラサス」から地球を人間の手に取り戻し、アフター・ユグドラサス世界での覇権をつかむことを目指すボードゲーム
- プレイ可能人数
- 2〜4人
- プレイ時間
- 1日
- 慣れれば人数×60分〜
- 対象年齢
- 12歳以上
- 一般発売開始日
- 2021年9月16日
『ユグドラサス』は、プレイ時間「1日」と書いてあるという噂を聞いていたんですが…
本当でした
でもこれはボードゲームを初めて手に取る方々を想定した表記みたい。私あきらびの感想ですが、手番にやるアクションはそれほど重くないし、ここに小さく書かれているとおり、慣れれば1日かからない感じでした〜。(とはいえこの時は4人だったし8時間ぐらいかかったかしら)
Kaiju on the Earthとは
「Kaiju on the Earth」とは日本のボードゲームシーンで注目される方々や企業が結集して日本から世界へ発信している本格怪獣ボードゲームシリーズなんですよね。
デザイナーのHayasi Hisashiさんは、当ブログでも度々紹介しているOKAZU brandさんの代表&ゲームデザイナーさん。たくさんの面白いボドゲを手掛けているんです!
今回このゲームを遊ばせてくださったのは「たきざわまさかず」さん。冒頭のダイスタワーを設計された方!紙を使ったボードゲームを得意とされるデザイナーさんで、当ブログでも『KAMI CLIMB!』を紹介しています!
「Kaiju on the Earth」含め、これらの関連リンクは記事最下部に貼っておきますね!
というわけで今回はボードゲーム『ユグドラサス』のレビュー。私あきらび含め、実際に4人で遊んだ時の準備の様子を見ながら概要を紹介していきたいと思います!!
■たくさんのコンポーネント
準備をしていただいていて驚いたのは、すごい数のコンポーネントがあること。地球上を示しているマップ自体は、それほど大きくないのですが、プレイヤーボードその他トークンなどを準備すると、60×120センチのテーブルでは当然おさまらず、テーブル増やしました。
全体の様子では初見の方は何が何やらですよね
マップボードと作戦
ざっくりですがアップで見ていきましょ。まずはマップボードと作戦タイルをパシャリ
地球上を示しているマップボード。各地には末端体と呼ばれるミッションカードが2枚置かれている感じ。ボードの右横にあるのが冒頭に紹介したダイスタワーね
ボードの下に並んでいるのが作戦タイル。
種類ごとに作戦タイルが並んでいるの。ゲームのたびにランダムで出されるので、次のゲームではまた違った作戦タイルが出る可能性があるってことね! そういうの好き
しかもこの作戦タイル、作戦を得られる効果のある建物を建てた時や、自国の能力を上げた時にボーナスとして得られたりするの。
ダイスの振り直しがあったり、資金を一時的に得たり、効率の良いアクションができるようになったり、ゲーム終了時の勝利点に影響したり多種多様で楽しかったわぁ。作戦に自分のコマを置くことでその作戦を実行中であることを示すんだけど、そのたびにどこに置くか悩んじゃったわぁ〜。どれも魅力的で
怪獣ボードとカリスマ
さてこちらは…
怪獣ボード。怪獣の防御力やプレイ人数別の生命力、ダメージをどのくらい与えると何が得られるかなどが示されている。
あれ?パッケージ絵の怪獣と違う!と思ったら、最初に戦うのはユグドラサス中核体の蕾。まだあの形態になってないってことね。
ちょっとだけプレイ後のことをご紹介すると…
ユグドラサス中核体・開花が出現!
この子は第弐形態なの!
え?まだパッケージ絵の怪獣と違う? ふふふ…パッケージ絵の子が第何形態なのかは、リプレイ記事をお楽しみに!
怪獣ボードの上に見えていたのはカリスマや怪獣生命力を管理するボード。
この『ユグドラサス』、各国のカリスマも重要なのよね。
(上部横軸がカリスマ管理トラック。右に行くほど高い)
ゲーム上の春夏秋冬の4ラウンドで構成されている1年を3年間プレイするボードゲームなんだけど、年が変わった時に収入を得られるチャンスがあるんだけど、カリスマを減らさないと何も収入ないの!
でもカリスマは勝利点に影響しているので高いほうがいいの!でも資金も物資もほしいの!でもカリスマ下げたくないの!でもお金わああぁあああ
って感じ
ちなみにボードの上に乗っている灰色のコマは難民ね。難民も自国の難民キャンプに収容して勝利点に影響するのよね。難民抱えていると物資も減るけど。でも勝利点増えるし…でも物資わあぁわゎゎああああ
プレイヤーボードとアクションチップ
最後にプレイヤーボードをご紹介。あたしはアメリカを担当!
家の形などをしている灰色のタイルは建物。ゲーム中に施設アクションで建てることができて様々な効果を生むの。その下にはこのゲームで重要な資金や物資の置場。右には秘密兵器や、いろんな変換ができるY細胞、怪獣からの報復を防ぐ防衛システムの置場などなどわかりやすいボード。
左側は、国家の育成レベルを管理するボード。
左から陸軍、海軍、空軍、科学のレベルとなっていて、このレベルによって怪獣などを攻撃した時に振れるダイスが変わるの。3軍は各軍のコマに対応していて、科学は秘密兵器を使った時の追加ダイスに関係している感じ。
これだけだとただのダイス数管理なんだけど、レベルトラックには秘密兵器チップがもらえるマスや、作戦にコマを置けるマスなど、どのレベルをどんなふうに上げていくか悩ましいのよね〜。特に私が思うに、作戦は重要なので、早めにレベルを上げて永続効果の作戦を取得して他国家との差をつけていきたいところ!
初期セットアップの一環として、国際公約も引けたの。
お!ちょうど得意な空軍レベルが上がる効果。空軍ミッション2つクリアしないとゲーム終了時にマイナス3点だけど。
そうそう、今回わたしはアメリカだったけど、他の国家は「欧州連合」「日本」「ロシア」「中国」などがあったかな。それぞれ独自能力を持っているので、それを活かしたプレイができるわ
(国家の差がないバリエーションで遊ぶこともできたようなキヲク。違ってたらゴメン)
担当する国家によって初期基地などの位置が違う。
私は北アメリカが拠点。ゲーム開始間近で興奮して写真ブレちゃった(いいわけ
そうそう、アクションに関しての大事な話を。各自にはこんなアクションチップが配られるの。準備として、裏向きにしてランダムに3×3にする。
それを捲ったらこんな感じの漢字3×3になるの。ゲーム開始時にはこれだけど年の開始時にチップが追加されるので少し形は変わっていくんだけどね。
まあとにかく、この並びにこんな矢印コマを置くことで自分の手番アクションを示すんです!
これは、私が最初に行ったアクション。矢印の元側から実行するので、私は「施設アクション」を行った後、「全軍行動アクション」を行ったの。
こんな感じで『ユグドラサス』の手番アクションは、事前に矢印で行動をプロットして、手番順に解決していくシステムなんですよ。
■通販情報と関連記事
概要&準備編はここまで! プレイ編であるリプレイ記事は書けたらリンク貼りますね。テーマがとても反映されているし、そこまでアクションが難しいゲームじゃなかったし、私あきらびはとても楽しめましたよ
目次からもリンクしていますが、リプレイ記事の方はこちらです
ボードゲーム『ユグドラサス』は、amazonで予約が始まっています!!
アークライト ユグドラサス (2-4人用 プレイ時間1日 12才以上向け) ボードゲーム
駿河屋さんにも売ってま〜す
ボードゲームユグドラサス(Yggdrasus)
最後に関連記事や関連リンク貼っておきますね。
ダイスタワーを手掛けた「たきざわまさかず」さんが作ったボードゲームの記事
OKAZU brandさんのボードゲーム記事一覧
Kaiju on the Earthのリンク
Kaiju on the Earthの第2弾『レヴィアス』を遊んだ時の記事
以上、ボードゲーム『ユグドラサス』のレビュー【概要&準備編】でした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
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