私の手元にこんなシートが配られた。
お? 毎手番ダイスを振ってこのシートに数字などを記入するの?
しかも他の人が手番に振って余ったダイスも関係あるって
オラわくわくすっぞ
そんな素敵なボードゲームの名は…
ガンツ・シェーン・クレバー (Ganz Schon Clever)
ガンツ・シェーン・クレバー(Ganz Schon Clever)は、ダイスを使った紙ペンゲーム。自分の手番に6色のダイスを振って5つのエリアの数字を書いたりマス目を消したりして高い勝利点を目指すの。時々コンボなんかもできるので楽しかったんですよ〜
ボードゲームカフェラウンジROSAに遊びに行った際に、ばやしさんに遊ばせてもらいました〜(遊んだのは英語版)
ってなわけで『ガンツ・シェーン・クレバー』のレビュー! 実際に遊んだ時の様子を写真と文章でお伝えする[プレイログ・リプレイ]形式でお伝えします
■目次
■このボードゲームの情報
- ボードゲーム名
- ガンツ・シェーン・クレバー
- Ganz Schon Clever
- ゲームデザイナー
- Wolfgang Warsch氏
- ゲーム概要
- ダイスを振って手元のスコアシートの様々な項目を埋めることで得点を稼ぐ紙ペンボードゲーム。
- プレイ可能人数
- 1〜4人
- プレイ時間
- 30分
- 対象年齢
- 8歳以上
■ダイス3投!
今回は4人プレイ。
4人プレイだと4ラウンドで終わり。
まずはシート上部の1ラウンド目のところにバツをつけて。1ラウンド目が始まったことを示す。
1ラウンド目のボーナスとして、全員振り直しの権利もらえた。
振り直しの権利もすぐ下に書けるので、そこに〇を書いて忘れないようにする。
これらのダイスを3投できる。1投ずつシートに書くダイスを1つ選んで取っていくシステム。
まずは1投目。それぇ
2,2,2,5,6,6。
こんな感じの出目になった。
この中から1つを取って、ダイスの色に対応したマスに書き込むことができる。
私は緑の2を選択。
緑のマスは、一番左からバツ印を埋めて行って、どこまでバツ印が進んだかによって最終勝利点が入るエリア(最後まで行けば66点
)
緑のマスにバツをつける条件は、各マスに「2以上」とか「4以上」とか書いてあるので、その出目以上ならそこにバツを書ける。求められる出目は右に行くほど上がっていき、6まで行ったらまた戻るって感じ。
基本的に大きい出目のダイスを取った方が書き込むときにいいんだけど、なんで小さい出目のダイスを取ったかと言うと…
取ったダイスの出目未満のダイスを取り除いて、2投目は残ったダイスを振ることになる。
だから2の出目を取ったのよね。
さっきは2が3つ、5が1つ、6が2つだったので、2を取れば、取り除かれるダイスは無いので、取ったダイス以外全部振れるわけ。
もし6を取っちゃってたら、2投目は取らなかった方の6のダイス1つしか振れなくなっちゃうの。
では2投目。それれーい
2投目は、オールマイティの白ダイスの1を取った。
1ってショボイ。でも3投目にたくさんダイス振りたいし。
1はショボイけど、黄色のエリアなら1マスにバツをつけるだけなので、あまり数字の低さは関係ない。
■手番以外のプレイヤーも…
よっしゃ最後の3投目
おおお! 出目高い
見守っていた他プレイヤーさん達も「おお〜」と。
だって他プレイヤーさんは、私が取らなかったダイスのうち1つを自分のシートに書けるんだよね。 なので人の手番も暇じゃないのがこのボドゲの良いところの1つ。
さて私はこの中から悩みに悩んでオレンジの5を取得。
オレンジは単純に書いた数字が最終的に得点になるエリア。
左から詰めて書いていき、途中に2倍で書けるマスがあったり、ボーナス要素のアイコンがあったりする。
残ったダイスはこんな感じ。
「じゃあ青の4にしまーす」
「私は紫の5にしよっと」
「僕も紫の5にします」
ってな感じで、みんな嬉しそうに私の残りダイスから1つを選んでシートに書いていく。
(ダイスを取るわけではない)
ちなみに残ったダイスはこんな感じの台座に置かれるので見やすい。
(写真は他プレイヤーさんの手番に残ったダイス)
ほんと他プレイヤーさんと手番に暇じゃないってイイワーレイワー
■ダイス目を書くだけじゃない
話を飛ばして、2ラウンド目の私の結果。
最後に紫の6が取れたの嬉しい。
紫のエリアはゲーム終了時に書いた数字が勝利点になるのはオレンジエリアと一緒なんだけど、左から順番に入れて行き、左のマスよりも大きい数字を右に入れなきゃいけないという制約が。
でも6は特別で、6の後は何でもいいの。
しかも紫のエリアはボーナスアイコン豊富なので、ぜひ埋めたいエリアなのよね。
ってなわけで、紫のエリアを進めるために、ここで1つ覚えたての技を披露しましょう!
2ラウンド目開始のボーナスとして全員がもらえた...
[+1]の権利を使うのです!
[+1]は、ダイスを1つ選んで、それをもう1回記入できるって効果。ってなわけで、
紫の6をコピー。
この[+1]は他の人の手番にも使えるんだって。いろいろ使いどころがありそう![+1]たくさんほしいよー
さて、紫の3マス目が埋まったことで、3マス目の下に描かれている振り直しをゲット
忘れずに〇を記入。
オラわくわくすっぞ
その後、他の人の手番で紫の2を手に入れた私。
紫の4マス目に記入できたことで...
[青のX]をボーナスでゲット
青枠内の好きなところにバツを付けられる。
青の2を選んでバツに。青エリアは白と青のダイス目の合計値を参照しないといけないエリアなので、2は出にくいのだーっ!
だから選んだのだーっ! 決してプレイ経験者の優しいアドバイスを受けて書いたわけではないのだーっ! 私が思いついたのだ―っ! はははははははははー(やけに騒がしいからウソだなこの人
■振りなおしたのに
3ラウンド目の私の手番。
2投目の出目が全部低くて、黄色の3を取るも、3投目はオレンジダイス1つだった…。
そして出目低い。
ええい! 振り直しじゃーっ! それぇぇぇぇぇ
1...まぢか
仕方なくオレンジに1を書く。
振り直しボーナスもらえたから…まあいいか。
オレンジエリアはその後…
[黄色のX]ボーナスをもらって、黄色の斜めが埋まった!
[+1]ボーナスもらえたぜー
すこぶる良いところで使わないとな! 見極めが難しそうだ!
■最終ラウンド
最後の最後なので、[+1]ボーナスなどを駆使したり、他プレイヤーさんの余りダイスを使って…
黄色が全部埋まったー! わーい
■最終得点計算
全員の手番が終わり最終得点計算。
私の最終シートはこんな感じ。
最終得点計算に関わる大事な要素がキツネのアイコン。
キツネアイコンは、一番低い点数のエリア×キツネアイコン個数のボーナス点が入る。
ってなわけで、各エリアの合計点やキツネアイコンの点数を得点シートに記入
最後の方は順調
だった私の最終得点――左から2番目――は…
(これは帰り道の私……ではなくフリー画像をいただいてきました。お分かりかと思いますが私の心境を表したものです)
見事1位の264点だった、とまと100%さんのシートはこんな感じ。
すげぇぇぇ
ってなわけで『ガンツ・シェーン・クレバー』、負けちゃいましたがとても楽しいボドゲでした〜 他人の手番に暇じゃなかったり、コンボが気持ちよかったり、出目に一喜一憂したりが楽しかったです
ガンツ・シェーン・クレバー (Ganz Schon Clever)、検索したらamazonに売ってました〜(執筆時点)
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
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