ドラゴンの卵や武器、祝福などを行商し、お金を稼いでいくボードゲーム、その名も...
ヘルマゴール(Hermagor)
ヘルマゴールってどんな意味だろと思ったら、オーストリアにある郡の名前なんですってね。2006年に発売されたボードゲームみたい。
というわけで今回は、ボードゲーム『ヘルマゴール』を実際に遊んだ様子を紹介するリプレイ前編!(長くなったので前後編に分割しました)
先日、たる田さん宅の酒ラブ会(クローズド日本酒&ボドゲ会)にて遊ばせてもらいました。
■目次
■『ヘルマゴール』の情報
- ボードゲーム名
- ヘルマゴール
- Hermagor
- ゲームデザイナー
- Emanuele Ornella氏
- プレイ可能人数
- 2〜5人
- プレイ時間
- 90〜120分
- 対象年齢
- 12歳以上
- 発売年
- 2006年
■コンポーネント
今回は5人プレイ。2〜5人まで遊べるボドゲ。
プレイヤーコマはこんな感じ。
私は緑。まるで私の平和な心を表しているよう
中央ボードはこんな感じです。
ボードには、ヘルマゴールの地図、商品の価格表、商品仕入れのためのマーケットエリアがある。
商品の価格表はこんな感じ。
矢印タイルが示しているのがその商品の価格。
商品には様々なモノがあり、例えば十字架は「祝福」だったり、卵は「ドラゴンの卵」だったり、骸骨は「アンデット」...かと思ったら「遺品」だったかな。残念(なんでだよ
そんな感じで興味深い品々
これらの商品をマーケットで仕入れ、街で売って販路を開拓しお金を儲けていく。
4ラウンドプレイし、終了時にボーナス金などを加算し、一番お金の持っているプレイヤーの勝ちってボドゲ。
■4人のバイヤーを使って
1ラウンドは、主にマーケットフェイズと、街に商品を売り商館を置いていくフェイズ――仮に行商フェイズと呼ぼう――に分かれている感じ。
ってなわけで、ラウンドの前半はマーケットフェイズ。
自分の番が来たら、こちらのマーケットエリアの数字が書かれたところか、タイルの上に自分のバイヤー(円柱コマ)を置く。
タイルは仕入れ商品を示している(一部特殊タイルあり)。
1つ置いたら次の人の手番。
全員がバイヤーを置き終わったら、誰がタイルを獲得したかの判定。
それぞれのタイルに対して、隣接しているバイヤーの数が多いプレイヤーがタイル獲得。
同値ならそのタイルに対するバイヤーの位置で決まる。
位置の優劣はは、斜め < 辺に隣接 < タイルの上
なので4つのタイルに隣接できる場所は、タイルと斜めの関係になってしまうので位置としては弱い。
かといってタイルの上にバイヤーを置いても、そのタイルにしか隣接できないので他のタイルを取れない。
良いジレンマがあるわけですな
もちろんバイヤーを置くときには、そこに書かれた数字の分、お金を支払うってわけ。
タイルの上なら2金
プレイに話を戻してっと
バイヤーをどんどん順番に置いていく…
「ぐっ...そこに来たか...」
「来ないでぇぇっ」とか脳内で思っているうちに、全員が置き終わった。
タイル獲得の判定。
例えば一番手前の真ん中に写っている「矢印が描いてある青地の塩タイル」。
これは私(緑)が斜めに隣接で1つ。黒さんも同様。青さんが辺で隣接で1つ。
個数は同じ。位置優位で、青さんがこの塩タイルを獲得。
こんな感じでそれぞれのタイルの行き先を確認。誰も獲得しなかったタイルは残る。
その後は、通路に1本の上に、自分のコマがいくつあるかによってボーナス金を得られ、1本ごとにその判定を行う。
私は確か合計7金ゲットだったかな。
(4本のバイヤーをバラバラな位置に置いてしまうとボーナスは低くなってしまう。詳細割愛)
イェーイ! 私はこの4枚をゲット
2つの商品が描かれているタイルは、どちらとしても使える。
あと矢印が描かれているタイルは、タイル獲得時に、その商品の価格を1段階上げるか上げないかを選べる。
これでマーケットフェイズ終了
次は行商フェイズだー
■行商フェイズ
そういえば、行商フェイズで行動できる回数は、タイルを捲ることによって決められる。
ランダムに捲った結果、このラウンドでのアクションは3回になった(全員に適用。5人プレイでは、3,4,5,5のアクション数タイルが入っている。プレイ人数によって変わるっぽい)
行商フェイズのアクションで、できることは以下のとおりだったような
- 移動して商品売却し自分の商館建てる
- 移動のみ
- 移動せず商館建てる
- パス
1アクション実行すると、隣の人の手番って感じで進む。
私の手番。みんながスタートする中央の都市から1歩移動(移動費さえ払えば何歩でも移動可)
道に2金アイコンがあったので移動費として2金を銀行へ支払い
到着した街は、竜の卵を買い取ってくれる街(アイコンがある)だったので、マーケットフェイズで取得した竜の卵タイルを捨てて、7金(竜の卵の現在価格)ゲット
(追記:ツイッターでいただいた情報によれば、行商で売ったタイルは捨てずに同じラウンド内では再利用できるルールらしいです)
そしてこの街に自分の商館が置けた。
商館を置いた街では、もう商品を売ることができないんだけど、商館を置くことによって色々良いことあるのよねー(後述)
おっ。私の商館がある街に、黄色さんが来て商品売却→商館建設。
イェーイ
1金ゲット―!
ってな感じで、自分の商館がある街に、誰かが後から商館を建てると1金ゲットできちゃうんですよね。お金=勝利点なので、これは嬉しいわー
このラウンドの3アクション全て「移動して商品売却して商館建設」に使った私。
自分の商館で、地域を囲むことができたんです。
地域を囲むとイイことがあるんですが、それについては後編で
■通販情報と後編へのリンク
ヘルマゴール、検索してみたらプレミア価格っぽいけど、amazonにも売ってました〜(執筆時点)
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました。後編もよろしくお願いいたします。
この記事の続き、リプレイ後編はこちらです↓
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