テストプレイ。
ボードゲームを製作する場合など、試作品を何度もテストプレイして、より良い作品にしていくと聞いたことがあります。

しかし! ここに、そんなことをガン無視した作品があるのです!
その名も... 『テストプレイなんてしてないよ』のパッケージ テストプレイなんてしてないよ(We Didn’t Playtest This At All)

いやぁ〜すごい名前です。
ぶっとびすぎて潔い感じすらいたします。

外装もいかにも試作段階の作品を感じさせるような白箱に黒字でモノクロ。
これ、原題があるってことは元は海外のボドゲってことですよね。
箱の右下にあるように、日本語版はグループSNEから発売されているようです

いったいどんなボードゲーム(カードゲーム)なんでしょうか〜。
早速リプレイはじまりはじまり〜
(先日、co-bozeさんに遊ばせてもらいました)

■目次

ページ内の目次です。クリックするとその場所に飛びます。

■プレイ人数などのデータ

  • 原題:We Didn’t Playtest This At All
  • ゲームデザイナー:Chris Cieslik
  • 日本語版発売元:グループSNE
  • 定価:1,500円(税抜)
  • プレイ人数:2〜10人
  • プレイ時間:1〜5分
  • 対象年齢:12歳以上

■ルールは1枚出して指示に従うだけ

勝利条件はカードに書いてあるとか。
2〜10人まで遊べるボドゲですが、今回は4人プレイ。

それぞれにカードがランダムに2枚配られた。 こんな感じ。早速内容を読んでみる。 「戦闘」のカードと「指の数」のカード写真 えっ

そ、そういう感じなのね。
ってか、この手のカードを皆も持っているってことか!

スタートプレイヤーを決め、私は4番手。
私に回ってくるまで生き残ってられるかな

手番にやることは簡単。
山札からカードを1枚補充して、手札から1枚プレイするだけ。

そしてスタートプレイヤーさんが、カードをプレイした。
でも裏向き。そして...

「すべてのプレイヤーはプレゼントに対して、いるか、いらないかを選んでください。そのあと少し話があります」

いるかいらないかを選んで見た結果

「いる!」
「私もいる!」
「いらないっ!」

私はいらないと言ってみた。
どちらを選んだかによって何かがあるのだろう。頼むぅ〜イイことがあってくれぇ〜

はい! と言ってカードを捲るスタートプレイヤーさん。 プレゼントのカードの一種 プレゼントはヘビ! いるを選んだプレイヤーは敗北するっ!

「ぐあー!」
「まだ何もしてないのに...!」

と、2番手、3番手のプレイヤーさんは「いる」と答えていたので脱落。
スタートプレイヤーさんと私の一騎打ちになってしまった

■勝つか負けるか

そして私の手番。
1枚のカードを引いて、出したカードは、初期手札にあったあれ。

「全員、せーのでじゃんけんをすること! したあとで話があります
じゃんけんぽーん

私はグー。スタートプレイヤーさんはパーだった。
じゃんけんには負けた...そして... 戦闘カード:じゃんけんの指示等が書いてある うわっ!
やったー!

というわけで、パーを出したスタートプレイヤーさんが脱落で、私の勝ちぃ〜
あっというまにゲームが終わってしまった

こんな単純なカードばかりなのかと思ったけど、どうやら同じ指示でも別パターンの結果をもたらすカードも入っているらしい。
ってことは繰り返し遊ぶと、ちょっと読みあい――といっても超能力的な――が出てくるのでより楽しくなる感じかな

そしてあまりにもあっという間に終わってしまったので、第2戦。

■第2戦

私に配られたカードはこれ。 手札にはジ・エンドと勝利!のカード 次の手番終了時に全員が敗北してしまうという意味不明なカードと、青い服を来たプレイヤーしか残っていなかったら勝ちってカード

ぐぬぬ...青い服を着ているの俺しかいねぇ
5ポイントもらってもいいが、こんな感じのカードじゃ、いつ次のポイント付きのカードがもらえるかわからないから出しづらいな...手番で引くカードにかけるか...

なんて思っていたら、2つ前の手番のプレイヤーさんが出したカードがこちら。 プレイされた勝利!のカード カードを出した人が、もっとも背が低かったら即勝ちのカード
それぞれ身長を自己申告...

一同「ぎゃー! 負けたぁぁっ」
僅差でカードを出した人が一番小さかったので勝ち

ま、また一瞬で終わった

■環境カード?を入れれば

正確なルールは未調査なのでわからないですが、環境カード的な場全体のルールを縛るカードも別にあるんですって。 『テストプレイなんてしてないよ』の環境カード こんな感じ。

これが出てると、手番が来た時、食べ物の名前を言った後に「これはうまい!」と言わなきゃいけない。さらに、他のプレイヤーは「おいしそう!」か「ハングリー!」と言わないと敗北。
なのでどんな感じになるかというと...

手番の人「ハンバーグ!...これはうまい!」
Aさん「おいしそう!」
Bさん「ハングリー!」
Cさん「おいしそう!」

というやりとりが、大人たちの間で繰り広げられることに。
しかも以前に出た食べ物は言ってはいけないので、けっこう神経使う。

ちなみに私は「カレー!」と言ったものの、「これはうまい!」を忘れて敗北しました

これらのカードもたくさんある感じ。 環境カード:アルファベタキュラー こんな難しそうなルールもあるのね
アルファベットなんて、Aから数えないとわからないわー

ボードゲーム(カードゲーム)『テストプレイなんてしてないよ』、検索してみたらamazonにありました〜(執筆時点)
テストプレイなんてしてないよ
テストプレイなんてしてないよ

続編の「テストプレイなんてしてないよ黒」もあります

続編もでました! テストプレイなんてしてないよ黒!(リンクはamazon)
テストプレイなんてしてないよ 黒
テストプレイなんてしてないよ 黒

『テストプレイなんてしてないよ黒!』の開封の儀書きました!

■あとがき

大人でも盛り上がりましたが、学生時代、休み時間とかにやりたかったなぁ〜
どんなカードが入っているのか全部は見てないので、チャンスがあったら見せてもらおっと

以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました

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カテゴリ:リプレイ・レビュー

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