名作ボードゲーム(カードゲーム)と言える、デッキ構築カードゲーム「ドミニオン」
ドイツゲーム大賞2009で大賞(Deutsche Spiele Preis 2009)、ドイツ年間ゲーム大賞 (Spiel des Jahres 2009)でも大賞などなど、様々な賞を受賞したんですよね。世界大会も開かれているとか。
今まで「まとめ記事」はあまり書いてないのですが、以前のアンケートで要望をいただいたので気になってたんですよね〜。
あと、「拡張」全部買ったはずだけど、どんな順番でどんな特徴だったんだっけ?って感じだったので、ちょうど良いので記事にしてみました〜。
ドミニオン第2版も出るっていうしね
Dominion, 2nd edition(Rio Grande Gamesのwebサイト 英語です)
買うかどうかは内容によるけど、2版楽しみだわ〜
■目次
ページ内の目次です。クリックするとその場所に飛びます。
長くて邪魔そうなので字を小さくしてみました かえってダメ?
陰謀〜夜想曲までがドミニオンの拡張セットになります。
■どんなゲーム?
さて。「ドミニオン」をご存じない方に簡単に説明しておきますと...
ドミニオンは、デッキ(自分の手札)を構築するゲームです。ドミニオンとは、領土のこと。プレイヤーは中世欧州の小王国の領主となり、領土を拡張していきます。
いわゆるTCG(トレーディンクカードゲーム)は、どんどん追加のカードを買わないと自分のデッキが強くならないですよね。このドミニオンに代表されるデッキ構築ゲームは、ゲーム中にサプライと呼ばれるカード置場から、必要なコストを支払い、新しいカードを自分のデッキに入れて、デッキをどんどん強くしながら勝利点を得ていくので、次々と新しいカードを現金を出して買わなくていいんですっ!
ではでは、どんなセットが出ているのかを、当ブログの過去記事なども含めてタイトルごとに振り返っていきますねー
■第二版の日本語版が発売中(追記)
第二版は第一版のカードを見直して再構成されたものみたいですね!
第二版の日本語版が発売しています!
ドミニオン:第二版 日本語版
陰謀の第二版(日本語版)も発売です!
ドミニオン:陰謀 第二版 日本語版
(各画像はamazonリンク)
このあと紹介している各拡張とも混ぜて遊べるので、今から購入するなら第二版がよさそうですね。
■第一版 基本セット
まず初めにご紹介しなきゃいけないのは、これですよね〜。
一番最初に発売されたドミニオン(画像は駿河屋)
日本語版が発売されたのって2009年ぐらいでしたっけ?
旧友宅で初めてプレイして、「ボードゲームって面白い!」と思ったんですよね。
私あっきぃらびっとがボドゲに傾倒していくキッカケとなったゲームの一つです。
必須となる基本カード、「屋敷」「公領」「属州」の勝利点カードや、「銅貨」「銀貨」「金貨」の財宝カードは、この「基本セット」と次の「陰謀」、そして数年前に出た「基本カードセット」にしか入ってないんですよね〜。
ちなみに当ブログの基本セットの記事はこれでした〜。
これ以外にも数記事、「基本と〇〇」ってな感じで、基本に入っている分かり易いカードと、拡張のカードを混ぜて遊んでいるリプレイなんかはあるんですけどね〜。
■陰謀
基本の次に発売されたのはコレ。
ドミニオン 陰謀 (画像はamazon)
「陰謀」というタイトルなだけあって、陰謀を感じるようなカードが多いんです。
我が家ではこのセットからカードを加えて遊ぶ時にはツレに許可が必要です。
なぜならツレがこのセットに入っているアタックカードなどが苦手だから
我が家の禁止カード
ちなみに「陰謀」に入っているアタックカードは以下の5枚だけなんですけどね
- 拷問人
- 詐欺師
- 身代わり
- 寵臣
- 破壊工作員
「破壊工作員」が特に禁止だったかな。頑張って育てた自分のデッキ内のカードを破棄させられちゃうなんて涙が出ちゃう
私は大丈夫なんですけどね〜
先ほども出ましたが、このセットには基本カードが入っていますので、単体で遊べる嬉しいセットです。
■海辺
「海は広いな大きいな〜」ってな感じで...
王国カードが26種類も入ってる拡張、ドミニオン「海辺」(画像はamazon)
この「海辺」単体では遊べませぬ。
持続カード
この拡張には、こんな感じの...
次のターンにまで効果が残る「持続」という能力を持ったカードが登場たんですよ〜。
「持続」ってお得感あるのよね〜。好きな効果だわ〜。
でも時々2ターン目に使うの忘れちゃうのは年のせいかしら
この「持続」のカードは、後の拡張セットにも登場するんですよね。
■錬金術
人体錬成の禁忌に触れた僕ら兄弟は...って内容じゃないですが...
ドミニオン 錬金術
(画像は駿河屋リンク)
海辺は26種類の王国カードが入っていましたが、このセットには12種類の王国カードが入ってます。
箱のサイズも基本セットや海辺などと比べても半分ぐらいの大きさ。
ミニ拡張って感じなのかしら〜。
ポーション
錬金術らしく、新たな財宝カード「ポーション」が新しく加わりました。
この拡張で追加された王国カードには、当然、コストとしてポーションが必要なものが結構あるんですよね。なので「錬金術」混ぜて遊ぼうかなって時には、ポーションも置くことになるので、面倒でついつい避けちゃうのよね(個人の感想です)
でも、つい最近「錬金術」入れて(ポーションも入れて)遊んだら、やっぱり楽しかったです
デュアルセット
一次品薄な話を聞いたような気がしたんですが、最近はこんなセットも出てるみたい。
ドミニオンデュアルセット 錬金術&収穫祭 (Dominion: Alchemy & Cornucopia) 日本語版 カードゲーム(amazonリンク)
両方入っているなんて、素敵なセットですね
収穫祭ってのは、錬金術と同じサイズの拡張。次の次の項目で紹介しまーす。
■繁栄
繁栄という名にふさわしく、「うわぁ〜繁栄してるわぁ〜」ってカードが追加されましたね〜。こちらは「海辺」等と同じサイズの拡張。
白金貨と植民地
この拡張では一番価値が高かった財宝「金貨」よりも、さらに価値の高い財宝...
白金貨が登場したんですよね
1枚で5金になるって嬉しー
まあ、9金もするんですが
同じく一番勝利点の高かった「属州」よりも、さらに価値の高い勝利点...
植民地が加わりました。
1枚で10点。興奮しますわ
まあ、11金もするんですが
植民地で終了条件が変わる
ドミニオンのゲーム終了条件って、場にあるカードの山が3つ無くなるか、「属州」が無くなるかですが、「植民地」を入れた場合には「植民地」が無くなったら終了という終了条件も加わりまーす。 終了条件が変わるので違った雰囲気で遊べるセットと思いました〜。
■収穫祭
前述の「錬金術」と同じサイズの拡張セット。
13種類の王国カードが追加されました。
「多様性」に焦点を当てた内容のカードがたくさんあって、「あなたの場に出ている異なるカード名のカードを数え...」とか、「あなたの山札にある異なるカード名のカード5枚につき勝利点2点」等の効果を持つカードが入ってました。
また、場に置かれる王国カード(サプライ)は基本的に10種類だったのに、11種類目を置けるようになる魔女娘というカードが入っているのもこのセット
選択肢が増えると悩ましいんですが、人生は選択の連続だから、選択肢増えるの私は好きでーす
■異郷
ドミニオン拡張セット 異郷 (Dominion: Hinterlands) 日本語版 カードゲーム
(画像はamazonリンク)
異郷をテーマにした、26種類の王国カードが入っている拡張セット。
アジアンなテイストのカード絵が浮かぶ
「あなたがこのカードを獲得する時、〇〇する」的な、カードを手に入れた時に発動する効果が多かったようなキヲク(うろ覚え)。
当ブログでは「異郷」ゲット時に開封の儀を書いてましたので、そちらもよろしくお願いいたします。
いまさら? ドミニオン「異郷」をゲット! 公爵夫人とか
■暗黒時代
没落した領主たちの暗黒時代をテーマにした拡張セット。
35種類の新たな王国カードが入っています。
さらに「廃墟」カードが追加されていたり、ゲームスタート時に「屋敷」の代わりに...
3種の「避難所」を入れたりと、落ちぶれた領主たちの雰囲気が良い感じで漂ってます
ちなみに「避難所カード」は以下の3種
- 草茂る屋敷
- 共同墓地
- 納屋
どれも「暗黒時代」を反映しているような、陰鬱な雰囲気ですね
開封の儀はこちら。 ドミニオン「暗黒時代」到着→開封。そして「どっちがその人でショー」
騎士に偏って書いたずいぶん偏った記事ですがリプレイも書いていまーす(あえてリンクを貼らないという…)
■ギルド
職人組合っていうんですかね。ギルドがテーマになった拡張セット(画像はamazonリンク)
「錬金術」や「収穫祭」と同じく、王国カード13種類が追加される少し小さい拡張です。
カードの購入に使用できる「コイントークン」も入っているんですよね。
コイントークンを貯めておいて、一気に高額カードを買ったりできちゃうのイイわ〜
「ギルド」の開封の儀はこちら。
パ、パン屋さんの顔が怖かったのを今でも覚えているわ
■冒険
冒険って良いですよね。冒険心はいつだって大切。
この拡張では、王国カード30種類追加され、さらに、カード購入時に王国カードの代わりに獲得することで効果が発生する「イベント」が20種類ぐらい(?)追加されました。
王国カードにも個性的なものがたくさん。
レベルアップしていく王国カードが私は好きです
過去記事から引用しますね。
リザーブ以外にも、気になるカードが。こちら。 矢印が書いてあるんだよね。 場から捨て札になるたびに違うカードに変身できるみたい。 レベルアップ的な
あぁ〜見てたらこのレベルアップ的なカード入れて遊びたくなっちゃったな
引用をした元の記事はこちらでーす。
リプレイはこちら。
■帝国
領主たちは帝王になったのねって感じ。
たぶん引かないし媚びないし省みない
この拡張では王国カード36種類も追加され、さらに「冒険」で登場したイベントカードも追加。そして新たに負債トークンも。
さらにさらに、ランドマークというカードも追加されました。
またまた過去記事引用しますね。
こちら、ランドマーク。 サプライとして場に出すのではなく、そのプレイの全体のルールを追加するようなカード。
引用元記事はこちら。
2017年10月執筆時点で発売されている日本語版拡張はここまでっ!
いやぁ〜すごいイパーイ出てるのですな
■夜想曲
11番目の拡張は「夜想曲」。記事はこちら
拡張はここまでですが、忘れちゃいけないドミニオン関連のものをあと2つほど紹介します
■ルネサンス
新要素として以下の要素が追加されています。
- 財源/村人タイル
- プロジェクトカード
- アーティファクトカード
遊んで面白かったので買っちゃいました! 開封しながら新要素について書いた記事はこちらです。
■移動動物園
第13番目の拡張は『移動動物園』って名前。
以前の拡張のカードにそういう名前のカードがあったようなキヲクだけど気のせいかも
実際に遊べたら記事書きますね!
■基本カードセット
何度も遊んでいるとですね、冒頭で紹介した「屋敷」や「属州」、「銅貨」や「金貨」などなど、基本カードがボロボロになっていくんですわ〜。
でも「陰謀」の基本カードまだ使ってないから全然大丈夫。
なんて思っていたんですが、ステキな新デザインの基本カードセットだけが発売されているんですわ。
ドミニオン基本カードセット
(画像はamazonリンク)
内容はひたすら基本カード。
銅貨や銀貨、金貨、そして勝利点カードの「属州」や「屋敷」等々。
発売当時は、たしかプロモが付いていて、少し気になってたんですが、「基本カード充分あるし、別に必要ないんじゃね?」と思ってたんです。
でもね...
こんなにステキになっちゃってるんですよぉぉぉっ
(写真は英語版。画像はamazon)
ここまで我慢したんだからと、買わないで頑張っていますが、いつか買ってしまいそうです。
■ドミニオンマニアックスSpecial
なにー! プロモカードが付いた書籍があるぅぅぅ
という噂を聞いて調べてみたところ、こんな画像が。
ドミニオンマニアックスSpecial
(amazonリンク)
こ、これは「冒険」で追加されたイベントカードですな...この書籍限定とか。ほ...ほしい。
本の中身は攻略本。
ドミニオンマニアクスの存在は少し知っていたんですが、スペシャルが出ていたとは。
噂の「ドミニオン木曜会」を中心とした方々が解説されているとか
大会でスゴイ成績を残してきた方々の座談会も載っているみたい。
気になるわー ちょっと中身見たいわーでも見ちゃったら買っちゃうわー
この攻略本は、amazonで売っているみたいでーす。
(とりあえず欲しいものリストに入れておこう...)
ドミニオンマニアックスSpecial
長くなってしまいましたが、以上でーす。
本当はプロモカードの情報とかも盛り込みたかったけど、長くなりすぎたので割愛
最後までお付き合いありがとうございました
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でしたっ
コメント
コメント一覧 (4)
・植民地が切れている
・属州が切れている
・なにか3つが切れている
が終了条件です
そうだったのですねー
直しました。情報ありがとうございましたっ
毎回組み合わせ次第で様変わりするドミニオンは、
ランダム性、戦略?、そして何回でも遊べるゲームを探していた僕にはピッタリでした。
まとめ読みおえたあと、気がついたら拡張も手元に増えてました。
ゲームより先に収納に頭を悩ませてます。
拡張が出るたびに増える組み合わせにウキウキですよねー!
ほんとドミニオン楽しいゲームですね(^^)
たしかに次々増える箱の収納に悩みますよねw