ローマを舞台にしていたり、ローマが出てくるボドゲって多いし、楽しいですよねー
今日リプレイするのは、ボードゲーム…
ボードゲーム『ローマの力』の箱
〜属州統治〜 ローマの力


テーマを知りたかったので検索してみたら、公式ページを発見したの引用しますね。
あなたは属州の総督に任じられました
さあ、民を増し
ローマ文化を根付かせ
私腹も肥やしましょう!
任期中に成果を上げ、次期皇帝を目指してください
(出典:Webサイト:植民地戦争+α ページ:属州統治 ローマの力)


属州の総督! 個人ボードとして属州を担当したので、そうだろうなーと思いました
それではリプレイスタートですっ
(先日、co-bozeさん宅ボドゲ会で、早島勝嘉(そうとうかっか)さんに遊ばせてもらいました〜)



■ローマの力:セッティング


このボドゲ、手番プレイヤーが選んだアクションを全員ができるというプエルトリコ方式と言うか、サンファン方式と言うか。
ちなみにサンファンってのは、こんなボドゲ。(昔の当ブログ記事です)


ってなわけで、選択できるアクションは中央に並ぶわけですわな。
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上の5種が選択できるアクション。
下のボードは手番順とラウンドマーカー的な役割。


ゲーム終了時に勝利点が一番高いプレイヤーが勝ちってボドゲ。
今回は3人プレイ。3人用の加点要素があるぐらいだから、3人適正なのかしら
(このボドゲのプレイ可能人数は1〜3人)


各プレイヤーは、それぞれ違った属州を担当するんです。
私はこちらの属州を選択。
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初期資源として、麦、オリーブ、葡萄を1つずつもらえた。
あと市民1つ(白丸コマ)


属州ボードはいくつかあって、属州によって地形や町、右に印刷されている行政アクション(後述)の内容が違ったりするので、ゲームのたびに違う属州を選んだら楽しいかも〜
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<Sponsored Linkここまで>


■ひとつのアクションを選ぶ


それではプレイスタート。私は3番手になった。
手番にやることは簡単。


中央に並べられたアクションを1つ選び実行するだけ。
手番プレイヤーが実行したら、他のプレイヤーも順番に実行。


ただ、手番プレイヤーと他のプレイヤーではちょっと効果が違う感じ。
スタートプレイヤーさんは「討伐」を選択。
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蛮族を討伐じゃー!
自分のボード上の黒いコマが蛮族ね。


1ヵ所を選び、手もとにいる市民の個数だけ蛮族を追いやれる。
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追いやられた蛮族は隣の蛮族に重なる。
これで蛮族がいなくなった街を「生産」アクション等で使えるってわけ。


手番プレイヤー(選んだプレイヤー)さん特典は、追いやった蛮族のうち1つを手元に持ってこれる。
この蛮族コマ、裏返すと白い面になるの。


白い面になったコマは、奴隷になる。
奴隷はいろいろと使える場面があるのよね。
コマを裏返して役割を変えるのって、ゲームとしてよく考えられてるなぁ〜と感心しちゃった


さて。2番手のプレイヤーさんの番。
討伐は選ばれてしまったので、それ以外から1つ選ぶ。
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2番手のプレイヤーさんは生産を選んだんだっけかな。
市民コマを蛮族のいない都市に置ける。


「生産」は後に「収穫」を実行した時に、市民コマを回収し、都市の生産物をゲットするための準備なのだ。


そして私が選べる番になった。
「収穫」で生産物を得てもいいけど、せっかく選ぶのに特典が今は意味がないんだよなぁ。



■行政アクション


よし! 行政をやってみよう!
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行政では自分のボードに印字されていたり、贈賄アクションで獲得した行政カードに書かれているアクションができる。
「ぐっ...行政で今できるアクションがない」と言ってるプレイヤーさんも。


す、すまぬ...と脳内で思いながら、私は個人ボードにある直売所を使って...
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麦をゲット!(写真左)
他の人は行政アクション1回で終わりだけど、私は「行政」を選んだ特権で、もう一回行政アクションができるので、同じく個人ボード上の「市場」を起動して麦2つを奴隷に変換!(写真右)


これで3人がプレイしたのでラウンドは終了。
このラウンドで実行され裏返っていたアクションが表になって、また選べるようになった。
スタPが動いて、私は2番手。


私が実行したのは、またもや行政アクション。
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今度は聖堂を使って、葡萄2つを支払って、先ほどの奴隷を市民へ変換!
洗礼を受けると市民になれるってことなのかしら〜


我が属州は奴隷をどんどん市民にしていきたいところじゃのう。姫よ!(お前は誰だ
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■選んだ特権を活かす


3ラウンド目。ついに私がスタートプレイヤー。
5種のアクションどれでも選べるのは嬉しい。


選んだのは「討伐」!
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手もとに市民が2つあるので2つ重なっている蛮族を移動できた!
「手元に市民が無いから討伐できない...」というプレイヤーさんも。す、すまぬ


その後、運よく「生産」が実行されたので、蛮族がいなくなった都市に市民を配置。
そして次のラウンドの私の手番だったかな。
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「収穫」を実行し、市民を置いた都市から生産物を収穫っ!
選んだ特権で、2か所から収穫できたぞー



■贈賄で新たな行政カードをゲット


まだ紹介してないアクションが。
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「贈賄」
ワイロはいけませんよ! ワイロはっ!


リアルでの贈賄は良くないですが、このゲームでの「贈賄」は...
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この中から好きなカードをゲットできる!
もちろんワイロ...もとい、コストは払うんだけどね。
(コストはカードの左上)


よし。丁度コストが手元にあるので取引所を手に入れてみよう
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手に入れたカードは行政アクションの時に使用できる。
私が手に入れた「取引所」は、資源3つを金に替えられるカード。


あと勝利点10点も付いてるのでオトクッ
(カード右上のアイコン)


金は、ゲーム終了時に1つ10点になるので大事。
資源のままだと1つ1点なので、3つで10点はオトクですな!


後々の手番では、こんな行政カードを手に入れました
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議場。行政アクションを選んだとき、行政を2回行える効果。
行政を選んだら、選んだ特典で行政を2回行えるはずなので、これを持っていると行政選んだときに3回できるってことだね


行政アクション好きになりそうですわ! わたし



■終盤:得点を稼がねば


そろそろ終わりも近づいてきた。
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「行政」アクションで、奴隷を鉱山送りに。


「我が属州は奴隷を市民に!」とおっしゃっていたのに、なんという変わりよう...爺やは心配でございます...


ええい! うるさいわー!
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奴隷たちよ! 金を持ってくるのだぁぁっ


この鉱山では、奴隷2つを置くか、置かれている奴隷を回収することで金が獲得できるんですよね。
金は1つ10点になるので、オトクなのですっ!
(ちなみに市民も1つ10点になるんですけどね)


もう間もなく終わりって頃、我が属州の蛮族を1ヵ所に追いやることに成功。
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蛮族から解放されている都市が他プレイヤーさんよりも多ければ20点ボーナスがもらえるんですよね。
このまま取れるかも!



■最終得点計算


そして...
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最終ラウンド!
「凱旋フェイズ」って言うのね。


たしかそれぞれ「選んだ特典」込みで、任意のアクションを1回できたようなキヲク。
私は大好きな「行政」アクションやったんだっけかな


凱旋フェイズを終えてゲーム終了。
私のボード&最終得点は、こんな感じ。
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解放された都市単独で最大20点、市民5個で50点、金が4つで40点、贈賄でゲットした行政カードが3枚で30点。
合計140点で勝利〜


いやぁ〜楽しいボードゲームでした。
ボードごとの行政アクションの違いや、アクション選択システム、生産物を変換したり等々、ローマの属州統治を担った感じがしました


ボードゲーム「〜属州統治〜ローマの力」、検索してみましたがamazonにはありませんでした〜。
駿河屋さんには、ページはあったけど執筆時点で売り切れ...残念
中古ボードゲーム〜属州統治〜 ローマの力

公式ページ(Webサイト:植民地戦争+α様の、属州統治 ローマの力ページ)を見てみたら、販売は終了しましたと...(執筆時点)


【追記】2017年9月下旬を目指して再版されるとのことです

以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしましたっ