『ハートオブクラウン』という名前は聞いたことあったんですけどね。
なんか可愛いすぎるので、私のような魂の穢れた者が触れていいゲームなのかわからずプレイしたことなかったんですよ
え? 何の話かって? このボードゲーム(カードゲーム)です〜
ハートオブクラウン(Heart of Crown)
(画像はamazon)
先日、マイミクさんに遊ばせてもらったところ、これがナカナカ面白かったんですよねー
ってなわけでレビュー【リプレイ】でーす。
■目次
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■姫を皇帝にするの?
ハートオブクラウンというゲームは、ドミニオンに似ている部分もあるデッキ構築型カードゲーム(ボードゲーム)です。 あ、箱にはデッキ成長型カードゲームって書いてあるので、そう呼んだ方がいいのかも
プレイヤーは決められたカードをデッキとして持つんですよね。
初期デッキはドミニオン的。
1金を生み出す農村7枚と、単なるお邪魔カードとも言える「見習い侍女」3枚。
見習いとはいえ侍女が3人も家にいるだけでイイと思うんですけどねぇ。あぁ失礼、これはリアルの話
これらのデッキを元に、プレイを進めながら場にあるカードを手に入れて自分のデッキを変えていき、勝利条件を達成するって感じ。
カードの種類は沢山あって、効果はカードに書かれている。
自分の手番には手札からカードをプレイしていくんだけど、テキストが書いてある枠に黄色い三角が右か、もしくは右と下に書いてあれば、そのカードの右側か下側にカードを出せる。次々出せるってことね。
黄色い三角がないものは、そこで連鎖終わり(写真右)
ドミニオンだとアクションカード出した後、アクションカード出すには「アクション+1」とか書いてないと出せないけど、このハートオブクラウンでは枠外にある黄色い矢印ってわけね。
さて、中央の場。全体はこんな感じ。
お金を生み出すカードと得点を生み出すカードは種類別に置かれる。
(写真だと上から2番目の列)
ドミニオンで言うサプライ、いろいろな効果のある(主にアクション)カードは全てシャッフルされ、山札になっており上から8種が出るようにセッティング。
こんな感じね。
そして先ほどの中央全体写真の一番上の列に6枚並んでいるカードが重要。
本作の要潤...もとい、要ともいえる、姫たちなのだー
このボドゲ、姫を皇帝にするために擁立することで得点が入る感じ。
細かい設定が気になるので検索してみたら、公式ページが出てきたので引用させていただきます。
あなたは、帝国の有力者の一人。素早く帝位を定め、大陸の統一と平和を盤石な物とせねばなりません。皇帝には男児こそいませんでしたが、幸いにも直系の二人の姫君を始めとする7人の有力な後継者候補がいます。さあ、意中の姫を皇帝へ即位させるために行動を起こしましょう!国中から支持を集め、対立するライバル候補たちを打ち破れるかは、あなたの手腕一つに掛かっているのです!
(出典:ハートオブクラウン公式Webサイト ハートオブクラウンとは?ページ)
そういうことで我らは次期皇帝となる姫様を擁立するのだー
■5枚の手札をどう使っていくか
各プレイヤーは自分のデッキをシャッフルし、デッキから5枚引く。
私の手札はこんな感じ。農村が4枚あるので、4金までのカードが手にいれられるってことね。
ちなみに今回は3人プレイ。
私の手番。手番は前半と後半に別れているらしいが、詳細割愛
農村を4枚プレイし、4金を生み出す。
そして中央に出ていた、4金で買えるカード「都市開発」をゲット
これは手元の農村を破棄して都市(2金を生み出すカード)に変更できたり、都市を大都市にできたりするカード。 しかしドミニオンと同様、手に入れたカードは自分の捨て札置場へ。
自分のデッキが尽きてカードが引けなくなると、自分の捨て札置場のカードをシャッフルしてデッキにできるシステムなので、この「都市開発」が来るのは早くても3手番目かな〜
3手番目に回ってきたのは、2手番目にゲットした「交易船」
これを出すと、カードを2枚引くか、+2金かを選べる。
+2金にしたんだっけかな。お金たくさんあればいいカード買えるし
この「交易船」にしろ、さきほどの「都市開発」にしろ、5枚ずつ中央の山札に入っているんだけど、中にはこんな特別な...
カードが
でもこれは1枚しか入っていない。
こんなカードが2種あったような記憶。
ってか11金って高くて買えないよ
4手番目かな。念願の「都市開発」を起動!
農村を破棄して2金を生み出せる都市をゲット!
フフフ。いい調子だ
ドミニオンすごく得意なわけではないが、好きなのでこの手のデッキ構築は勝手が少しわかるのだー
この調子でゆくぞーフゥ〜フゥ〜フゥ〜フゥ〜
■まだまだある色んなカード
中央の山札から出てくるアクションカードはランダムなので、まだまだいろいろある。
(いちおう組み込む種類数は決まっており、今回のゲームで使ってないカードもたくさんあるようだが)
その後手に入れた「冒険者」を使って...
見習い侍女を追放(ドミニオンで言う破棄)できた
お邪魔カードが1枚無くなった分、デッキの回りも良くなったかな
農村を都市にアップグレードするためには、1金と、手札に農村1枚が必要だから農村を置きつつ、かつ手札に農村がないと...
ってな感じでデッキ構成や引きによっては悩ましいことにもなるよ(*・д・)(・д・`*)ネー
一方、向かいのプレイヤーさんは、ドローの行動カードをたくさん買ってたので、ドロードローでこんなにカードをプレイしている
すげーなー。うらやましいぞ
羨ましさを恨みに替えて、今回使ったカードの中で唯一の攻撃系カード「斥候」をプレイする私
自分を含めて全プレイヤーの山札の1番上のカードを見て、「ハイ捨ててぇ〜」、「あ、それはそのまま〜」などできる。
こりゃ楽しい
他にこんなカードも。
こちらは早馬。右と下に矢印が描かれているタイプなので、こうやってカードを右側と下側に置けるのがイイ
こんな感じでいろいろな行動カードを駆使してゲームを進めていくのだー
■擁立される姫
数手番後、ドローしまくっていたプレイヤーさんが遂に...
第二皇女ラオリリを擁立したぞ
姫の擁立は買物と同じタイミング。
6金が必要。姫カードを手元に持ってきて、使った都市とか農村とかお金を生み出す領地カードは、価値の高いものから3枚を姫の下にセットする。
こうやって姫の擁立をしてからが本当の勝負。 この領地カードの下に、得点カードである継承権カードをセットしていくことで得点が得られる感じ。 たしかセットできるのは買物と同じタイミングだっけかな(買物はできない)
ってことは、姫の擁立で先に行かれているということはヤバイってことじゃん
私も負けずに、姫将軍フラマリアを擁立だ
姫にはそれぞれ特殊能力があり、先ほどの他プレイヤーさんが擁立した第二皇女は、継承権カードである3点ゲットの宮廷侍女を5枚獲得できる能力だった。
私が擁立したフラマリアは、コスト5以下のカードを2枚獲得できる能力。 (他にもあるけど割愛) たしか3点になる継承権カードをもらったんだっけかな。
その後、左隣のプレイヤーさんも姫を擁立!
こちらは双子の姫
(女王どっちにすんのよ...)
たしか既に擁立されている姫人数+1のトークンが乗って、そのトークンを消費すると追加の1手番ができるんだけかな。 これはこれでイイ能力だなー
こんな感じで全員が姫を擁立し終えた。
この状態で誰かが20点を超えたら、他のプレイヤーが1手番ずつやってゲーム終了となり、一番勝利点が高いプレイヤーが勝ち
勝負はこれからだっ
■継承権の獲得タイミングむずい
その後の私の手番。
得点が大事になってきたので、冒険者をつかって6コストの大都市を追放。
+2のコストのカード獲得できるので、8コストの公爵ゲット。
これってば、6点になるのよねー
まあ、領地に差し込めればなんだけど...
獲得したときは捨て札置場に行っちゃうから、デッキが空になって捨て札をデッキにするタイミングがこないとなので、この公爵が私の手札に来るのはちょっと先かなぁ
なんて私が悩んでいるところ...最初に姫を擁立したプレイヤーさんの得点が...
どんどん上がっているぅ〜
姫を擁立する前から、継承権カードゲットしてたしなぁ。
このままでは終わってしまうぅ〜
私はまだ...
8点。私はほとんど継承権カード獲得してない状況で擁立したからなぁ。
しかも、買物した手番には継承権カードセットできないので、「継承権買えるお金あるけど、継承権カードも手札に来ちゃった」って時に、非常に悩むんですよねぇ〜
戦略にもよるんだろうけど、継承権カードをどのタイミングで獲得しておくかが大切なんだな。きっと。
こりゃヤバイかもしれんな
■ゲーム終了
そんな危機感を感じているうちに、あっという間に第二皇女の得点が20点オーバーになり、ゲーム終了フラグが
あと1手番ずつしかできない
どう考えても、この点は超えられない
しかし、諦めたら試合終了なので、最後まで頑張るっ
でも手札にないカードは出せない。無い袖は振れないってなわけ。
13点で敗北ぅぅぅ〜 双子姫も似たようなもんだったw
ってな感じで負けてしまいましたが...
「これは面白いねぇ〜」
「なかなか考えられているボドゲだねぇ〜」
「またやりたい!」
などなどの感想が出て、サプライを変えてもう一戦楽しみました
デッキ構築カードゲーム(ボードゲーム) ハートオブクラウンは、amazonに売ってまーす(執筆時点amazonリンク)
ハートオブクラウン〜Heart of Crown〜
拡張もいろいろ出ているみたいですねー
ハートオブクラウン拡張
■おまけ:姫って9歳!?
そうそう、後から気づいたんですが、姫の裏面には、プロフィールが書いてありました
「いやいや、別に擁立するだけだからw」
あははははー
なーんて感じの楽しいやりとりをしましたとさ。
なお、当ブログでは、他にもボードゲームレビューやリプレイをたくさん書いていますので、そちらも宜しくお願いいたします
カテゴリ:リプレイ・レビュー
以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした
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