
呪文は、レムの残像に当たったのだ。
そしてレムが言った。
「どっかのマンガで見たことあるから、一度は言いたかったんだよねーにゃはははは」
ってな感じで、今日は最終シナリオで調子に乗っている私のキャラ、LEMをご紹介。
あぁ...ちがった

長らくご紹介してきたパスファインダーカードゲーム(Pathfinder Adventure Card Game)の、Rise of the Rune Lordsアドベンチャー6-5、そう、最終シナリオのリプレイです。

(クラスデッキの、ウィザードデッキと、ファイターデッキを追加して遊んでいます)
なおパスファインダーカードゲームについては、こちらのまとめ記事をご覧くださいませー
ネタバレ満載&テキトーブログですので、大海原のように広いお心で読んだり、読まなかったりなさってくださいね

■え?何度も戦うようなの?
最終決戦(アドベンチャー6のシナリオ5)のボスと手下の皆様。

凶悪そうなドデカイ奴がボスかと思いきや、魔法使いっぽい奴が最終ボス。
手下には、遭遇前のブレスが痛い、ブルードラゴン。そして巨人。
このシナリオ...

場所はなんと一箇所!
いつもなら、プレイヤー人数に応じて場所を出し(3人だと5箇所)、そのそれぞれに手下やボスを入れる。
そして場所を探索→閉鎖しながらボスがどこにも逃げられないようにしてボスを倒すのが基本なのだ。
あら。最終戦って、雰囲気優先で楽勝シナリオなのかしら?
と思ったのも束の間。よく読んでみると...
まず、ボスは難易度30のあと40で判定しないと倒せない。
さらに、とある判定に成功しないと攻撃呪文使えないとか、ダメージくらうとか

そして一番怖いことがシナリオカードに書いてあった...
Karzoug may not be defeated unless the deck is empty.
このボス、デッキが空にならない限り倒せないのねー

途中で出てきて倒したとしても、またデッキに戻っちゃうのねー

場所デッキの一番最後に遭遇して倒すしかないってこと。
当然この場所を閉じるには手下を倒しただけじゃダメで、場所デッキを空にする必要があるんだってー

果たしてこの恐怖のシナリオに私たちは残像呪文1本で勝てるのでしょうかっ

(残像1本はウソです)
■水晶球を覗いてみた
このシナリオで肝心なことは、超強力なボスと何度も戦わないこと。
そう気づいた私達は、デッキを調べる魔法を駆使することに。
運よく早速私の手札にSCRYINGの呪文が来たので早速プレイ。

水晶球を覗いて、この先に何があるのか占っている感じの呪文

効果は、「カードのタイプ1つを指定して場所デッキの上から3枚を見て、該当のカードを脇によけ、それ以外はシャッフル。シャッフルの後、脇のカードを場所の上か下に置ける」ってな効果。
これでボスを見つけたら一番下に送ればいいわけでしょ


捲るぞ〜それぇ


あ。手下やん。
モンスターと指定し、調べてみたけど、出てきたのは手下。ボスはいなかった。
一番上に置いて、次の手番のドルイドさんに倒してもらったような。
ドルイドさんの追加探索、戦士さんの探索でもボスは出てこない。
ある意味良かった。今ボス出てきて倒しても意味ないし。
そして私の次の手番が回ってきた。
先ほどのSCRYINGは手札に無い。
しかし、捨て札置場にはさっき使ったSCRYINGがある(リチャージ失敗したの

そこで私、吟遊詩人の能力(しかも上級職)が活かされる!
君の手番の開始時、君は、君の手札1枚と、同じタイプの君の捨て
札置場の1枚を交換してもよい。
というわけで、攻撃呪文を捨ててSCRYING呪文を捨て札置場から拾ってプレイ

調べてみるとそこには...

いた━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というわけで、ボスを一番下に。
「ぜったいこのデッキをシャッフルしてはいけないな」
誰かがそう呟いた。
そのとおり!
要は最後の一枚にたどり着くまでに、モンスターに負けたりしてはいけないってことだ!
(モンスターやバリアーを回避したり、負けたりした場合は、そのカードがデッキに戻ってシャッフルされてしまうので)
■阻むもの歌うもの
このシナリオでは、この一つの場所にプレイヤー人数分の手下が入っている。
ということは、3体(残り2体)の手下を無事に倒さないといけないってわけだ。
なーんて思ってたら、電撃ブレスのブルードラゴンきたー


遭遇しているのはドルイドさんなんだが、遭遇前にこの場所の全員が14を目標値とした敏捷か軽業スキルでダイスをふらなきゃいけない。
成功しても2ダメージ


「敏捷で14とか無理だわー」
「歌いますっ


ってな感じで、それぞれの判定を、歌で支援したり...
「このカードを公開して、動物も公開...倒せるかなぁ...」
「歌いますっ

ってな感じで、さらにドラゴンと遭遇しているドルイドさんの戦闘を支援などしていたら...

手札が減っていき、ついに我、手札無し。
歌って便利なんだけどさ...

リチャージ(手札を自分のキャラデッキに戻す)なので、手札減るのよね。
自分の番が来てもやることなくなる

ドラゴンは...

無事撃退。
ドルイドさんが出した武器や動物に加えて、同じ場所に戦士さんがいるので1d4だったり、歌に加えてブリザードの呪文を私が唱えたのでたくさんダイス振れてた

ふっふっふっ。ドラゴンめ、思い知ったかー

■じわじわとその時が近づいてくる
「ボス撃退用に、このアイテム使って呪文を3枚引いておきますっ

ドルイドさんがLOOTアイテム EMERALD CODEXをプレイし、一時呪文3枚をランダムに引く。

ぐっ

探索系呪文とかもういらないやーん!
引きの悪いドルイドさん

そんなこんなしているうちに、ついに場所デッキが残り3枚に。

最後のボスは何重にも攻撃がくるので、戦う予定の戦士さんにアーマーなり何なり、ダメージ軽減カードが必要ってことで、様子を見て進める。
探索は任意なので、場所デッキ捲らなくていいしね。
では、ボスの前の手下は、ラララ無人君の吟遊詩人と異名を持つこの私がっ!

魔法のスリングに加えて、遠距離攻撃にダイス2つ足せる祝福もプレイして、無事撃退っ

ふはははははー ばかめー
私が無人君の歌しか歌えないと思って甘くみたなー ふはははー
そして残るは最終ボスのみっ!
■最終決戦
戦士さんの手番までまわすも、どうも手札がよろしくない様子。
手札を引く分、ライフが減っていく私達(ライフ=キャラ山札)
やばい...ここで焦って挑んで負けるのも困るし、待ちすぎて死ぬのも困る...
なーんて考えながら自分の手札を見ると、あれ?良いカードが揃っているぞ?
「あ。おれ戦えるかも?」
という宣言で私が最終ボスにチャレンジすることに

うおおぉ。緊張する


まずは場所の効果で、カードを1枚埋めなきゃいけない。

貴重な祝福だが、仕方がない。
そして、戦闘前にくる攻撃は、冒頭写真の通りDisplacementの呪文でダメージ0に。
(1d6振って1が出たらダメージくらうところだったが、5が出たのでセーフ)
そして、まずは30の戦闘判定。

10+現在のアドベンチャーナンバーを加えられる強力な変身呪文と、先ほどの魔法のスリング。
能力の固定値などを差し引きすれば、純粋にダイスで7以上を出せばいいってことになり、見事撃退。
ふぅ...これで次は40の戦闘判定か

持つのか

■みんなの力を俺にくれ!

「これと、これ出せます!」
「私もこれとこれ!」
ってな感じで、戦士さんとドルイドさんの支援を得て、私もBLIZZARDの呪文や、呪文ダメージを増やす杖などをプレイ。
難易度を下げるアイテムや、こちらの固定値などを差し引きして、40の戦闘判定が23になった。
そして、様々な支援のおかげで、これだけダイスを振れることになった。

これだけあれば、23ぐらいっ

うおぉおぉぉ 緊張するうぅぅ


「大丈夫、がんばれっ!」
「いけっ!」
うりゃゃゃゃゃゃゃゃ〜


出た━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「おおおおおっ!」
「すごいっ!」
イェーイ





みんなで拍手


ついに...ついに最後のボスを倒したのだっ

■伝説になった勇者たち
RIse of the Rune Lords のアドベンチャーパス(TRPGでいうキャンペーンみたいなもん)をクリアした勇者たちをパシャリ


こころなしか勇ましくみえるぞ

シナリオ5、アドベンチャー6、アドベンチャーパスをクリアしたことにより3種の報酬を得られる。

シナリオ報酬は特殊な宝(Loot)。
アドベンチャー報酬が、キャラデッキのカード上限1増加。
アドベンチャーパス報酬も、同じくカード上限1増加。
すげーさらに強くなるんだなー。

いやぁ〜最初から考えたらすげー成長したなぁ。
私の最終的なデッキ構成はこんな感じでした。
最後にキャラクターシートに、デッキ構成を書き直して終了。

「...やりきったなぁ」
「お別れが寂しい気もする〜」
「いや、またこの子たちで何か冒険に挑む日がくるかもしれないよ」
などと話して冒険終了〜
長らく数々のリプレイにお付き合いくださった皆様、ありがとうございました

これで、Pathfinder Adventure Card Game -Rise of the Rune Lords- のリプレイは終了となります。
ご愛顧ありがとうございました〜

...って、次の基本セットSKULL&SHACKLESのリプレイもきっと書くからよろしくお願いいたしまーす

パスファインダーアドベンチャーカードゲームはamazonに売ってまーす。
英語だし海外から来るみたいなので、購入時はご注意くださいませ〜。
今日ご紹介したアドベンチャー6を遊ぶには、Rise of the Rune Lordsの基本セットが必要ですよー。
【追記】
2018年に完全日本語版発売されています!(amazonリンク)

パスファインダー・アドベンチャー:ルーンロードの帰還 完全日本語版
【追記ここまで】
以上、ボードゲーム『パスファインダーアドベンチャー:ルーンロードの帰還』の最終シナリオ、アドベンチャー6-5を遊んでいる様子をお伝えしました。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました!
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