ってな感じのボードゲーム「グラスロード」。
アグリコラやカヴェルナなどのデザイナーであるウヴェ先生デザインのボードゲーム。
外装やコンポーネントについては、先日アップした開封の儀をご覧くださいませませ
ではでは早速スタート〜。実際に2人で遊んでみた様子を紹介する【リプレイ】形式でお伝えしまーす
■目次
- 建物を建てていくゲームだよ
- 15から5枚...5枚から1枚ずつ選ぶ
- 資源を得たら...
- フフフ...そのカード、俺も手札にあるぞ
- 地形タイルは取り除ける
- いろんな建物
- 領主様で建物をストックだ
- 建物!建物!建物!
- ゲーム終了〜最終得点〜
■建物を建てていくゲームだよ
まずはセッティング。
先ほどの写真にあった15枚のカード、プレイヤーボード、収穫リングみたいなボードが各プレイヤーに配られる。
今回は2人プレイ。4人までプレイできる。
プレイヤーボードと、収穫リングみたいなのには、薄く表示されているとおりに地形タイルや、資源コマを置く。
左の時計みたいなので、資源の個数を管理。
左に置かれている様々な資源を使ってガラスやレンガを生み出したり、それらの資源を支払ってボードに建物を建てたりして、ゲーム終了時の得点を競うボードゲームですん。
冒頭で紹介した、15枚(15種類各1枚)のカードの裏には紋章が描かれている。
私は赤を担当。カードの内容は、どのプレイヤーも同じ内容。
これらのカードをプレイしてゲームを進めていく感じ。
場の中央には、手に入れられる建物を並べる。
建物タイルの右上にある袋
アイコンの中に勝利点が描いてある。
タイルの左側は、その建物を建てるときに支払うべきコスト。
おもに、木材、ガラス、粘土、レンガが必要。たまに違う資源が必要だったりもする。
タイル中央ってか下側に描かれているのが、その建物の効果。
建物は大きく3種類に分かれる。
- 一番上の青い建物が、繰り返し効果を使える系の建物
- 真ん中の黄色いのが、建物を建てたらすぐ効果が発動する即時建物
- 一番下の赤っぽいのは、ゲーム終了時にボーナス得点を生む建物
これらの建物を第1建設ピリオドから、第4建設ピリオドに渡って建設し、勝利点を競うのだ
■15から5枚...5枚から1枚ずつ選ぶ
さて。プレイスタート。まずは第1建設ピリオド。手元の15枚のカードから、今回の建設ピリオドで使いたい5枚を選ぶ。
悩ましいがこれらを選んだ。これらのカードを1枚ずつプレイして行き、カードに対応した効果を得るわけだ。
カードの左の赤いところに描かれているのは、効果を使うためのコスト。右に上下と分かれて描かれているのが効果。
スタートプレイヤーは黄色プレイヤーさん。というわけでスタPが手札からカードを1枚プレイ。
黄色さんが出したのは「大工」。
森タイルをコストとして自分のプレイヤーボードから取り除き、「木材を1つ貰う」ことと、「建物を建てる」ことができるカード。
もしこのとき、私の手札に大工があれば、私も大工をプレイでき、私も効果を発動できたんだが。
その場合には、黄色さんも私も、上下どちらかの効果しか使えなくなる。
黄色さんは悠々と森タイル1枚を大工のコストとして除去し、木材1を得て、さらに建物を建てた。
建てた建物は、水1と食料1を支払うと、粘土3つができる効果を持つ「粘土置き場」。
いいなぁ〜
┃電柱┃_・) チラッ
黄色さんを見るも、耕作者を出してこない。
ってことは無いようだ これで私は上下両方の効果を使える
地形タイル、粘土採掘鉱を設置。
後々、「粘土採掘鉱」ごとに○○を得るってカードをプレイすればお得なのだ!
あとは建物を建設。ろくろく資源がないので...
コストの無い建物を建設。
即時建物だったので、建てた瞬間に珪砂を3をゲットだぜー
■資源を得たら...
資源を得たら、プレイヤーボード横の時計みたいなボード上のコマを動かす。
私は珪砂(黄色いコマ)を3つ得たので、初期値の0のところから3マス動かし、3の数字が描かれたところへ。
0のところにあった珪砂が動いたことで、緑の三角が小さく描いてある針の右隣が空白になった。
すると...
針が右に1つずれてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ガラス(緑のコマ)が1つ生まれた!!
その代わり、針の右側にある資源は、全て1つずつ減ったことになる
こうやって、矢印が描かれた針の右隣が空くと、針が動き、ガラス(やレンガ)が自動生成されるってわけ。最大3つまでだけど。
いやしかし、よく考えられているなぁ〜。
■フフフ...そのカード、俺も手札にあるぞ
私の番が終わり、黄色さんの手番。
黄色さんは「納入業者」をプレイ。
フハハハハ。私の手札にもあるのだよー!
私は、このときを待っていたのだぁぁぁっ!
「俺もそれ持ってるわー」
そう言って手札から同じカードを出し、ここに置く。
プレイヤーボード右側のくぼみ。
えくぼみたいなもん(ぇ
ちなみに、えくぼにカードを置けるのは最大2枚までね。
相手が出せたカードを出せる場合には、ここに設置し、相手が効果を使った後、効果発動。
先ほども説明したけど、重なった場合にはどちらのプレイヤーも、上か下の効果しか使えない。
んじゃ一緒に出せるのは何が得なんだって?
手数が増えるのよ。手数が。
2人プレイだと、交互に手札をプレイしていき、どちらかの手札が尽きたら建設ピリオド終了。
重複して出せれば、手札が尽きるのが先になるので相手がカードを出し切れない可能性があるってわけ
3人以上のプレイの場合は、そもそも、それぞれが普通にプレイできるのは3枚までで建設ピリオド終了となるので、重複して出せない限り4枚以上はプレイできないってわけだ
さて。話を戻してっと。
「納入業者」の効果で、私は木炭をゲット。
木炭をもらったことで、レンガができた
レンガは建物建設に使うことが多いので大事。
ゲーム終了時に1点にもなるし
■地形タイルは取り除ける
さて。私の次なるプレイは「坑内労働者」。
上の効果は粘土採掘鉱を1枚置いて、1粘土。
下の効果は粘土採掘鉱の分だけ珪砂か粘土が貰えるって効果。
黄色さんが出さなかったので両方使えたー
しかし、粘土採掘鉱タイルを置こうにも、プレイヤーボードにスペースがない
ご婦人方、ご安心を!
森と建物タイル以外は、自由に取り除いていいのだぁぁぁっ!
というわけで、湖を取り去り、粘土採掘鉱を置く。
粘土採掘鉱ごとに粘土をもらったので...
粘土がいっぱい増えた!
そして黄色さんの3手番目。黄色さんがプレイしたのは「焼き畑農家」。
イヒヒヒ 貴様の技、見切ったワー
ってなわけで、私も手札から「焼き畑農家」を出せた。
これで私は5枚全てのカードを出したことになり、それぞれ効果を得た後で、第1建設ピリオドが終了。
「えーアタシは2枚も手札が残っているのにぃ」
君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ...フフフ...ハハハハ
と言いたい気持ちを抑え、第2建設ピリオドへ備える、あっきぃらびっとであった。
(注:黄色さんのお父様はとてもイイお父様であり、グラスロードとは一切関係ありません。そして当ブログでは、全く大切でないことが強調表示される場合があります)
さあ!第2建設ピリオドだっ!
■いろんな建物
スタートプレイヤーが私に移り、中央の建物市場が補充される。
補充なので、建物が買われていないと、買える建物は変わらないってこと。
プレイ人数多いほうが、建物の入れ替わりは激しいかもね。
第1建設ピリオドで使った手札は、元に戻して15枚の中から、第2建設ピリオドで使う手札を5枚選択。悩みながらも何とか5枚選ぶ。
私は最初に「建築士」をプレイ。1食料で建物を2回建てられる。
よかったー
黄色さんは手札に入れていないようだ。
重なったら1回しか建物建てられないから微妙だったんだよね。
木材1、粘土2、レンガ2を支払って、「製材所」を建築。
これは、森タイルを除去して木材2をもらえる効果。
しかもこの建物、いつでも起動してイイ!
と、黄色さんも出してきた。さすがに私のボードに粘土採掘鉱タイルが多いので、ばれたか。
その後、黄色さんは建物を建てられるカードを出し、「石工ギルド」なる建物をゲット。
この建物は、プレイヤーボードにもともと印刷されている建物「石工組合」の上に置く建物。
「石工組合」はゲーム終了時に、レンガ1で1点だったのに対し...
「石工ギルド」はレンガ1で3点!
これはやばい
私も負けずに、「彫刻工房」や、「砥石製造所」を建築。
建物の点数に惹かれて「砥石製造所」を建築したけど、1つで0,5点になる珪砂を3つも使って、1点にしかならないレンガ1つ作れるって...
損してる!?
私の年収、低すぎ…
(注:ノリです。年収とグラスロードとは一切関係ありません)
■領主様で建物をストックだ
さて。第3建設ピリオド開始。
目新しい建物が出てきた。
使用したガラスごとに1点とか、即時建物ごとに1点か
興味深い
その後も読み合いの展開。
フフフフ
湖の多いお前が「池造成者」をプレイすることは折り込み済みだぜー
そして第3ラウンドの最後のプレイだったかな。
「領主」なるカードを出してみた。
領主の上の効果は、建物の山札から3種類の建物タイルそれぞれを1枚ずつ、こうやってストックできる。
これらの建物は、自分専用の建物ストックとして使える。
建設の時に、中央ボードの建物だけじゃなくて、これらの建物を建てることもできるのだ!
よ〜し!最後の第4ピリオドは、建物をいっぱい建てて得点稼ぐぞぅ
■建物!建物!建物!
建物建設効果があるやつらを手札にいれるぞー
選んだ5枚はこんな感じ。
建物を建てるコストを生み出すことも大事なので「坑内労働者」も忘れない
この時点での、私のプレイヤーボードはこんな感じ。
森タイルを除去したことで、だいぶスペースがある。
これなら建物置けるスペースは充分すぎるぜー
まずは、「イイ建物こないかなー!」と、領主を出してストックを増やした。
ふむ! 連続している湖ごとに1点かぁ〜
序盤に出てればなぁ。
うーむ。ストックいまいちじゃのぅ
そんな私は中央ボードでイイ建物をハケ━━━(゚∀゚)━━━ン!
その名も「事務所」
領主で獲得したストック建物タイル(手元の建物列)を1枚除去することで、任意の基本資源1つに変換できる効果。
これは(・∀・)イイ
これでストック建物をバンバン捨てれば、今後建てたい建物の資源とか獲得しやすいじゃないか
資源にできる系はイイ!
ってなわけで...
「材木商」なる木材1を任意の基本資源2つにできる即時建物を建設し、実行。
次の建物のための資源を獲得。
そして、けっこうな得点がゲットできそうな...
「ガラス工の工房」を建設!
いままで建てた自分の建物に使ったガラス1つにつき1点が貰える建物。
1点になるガラスは集めてもMAX3つまでだから、使ったガラスが得点になるならイイじゃないか
そんな感じで建物を建てまくって第4ピリオド終了で、ゲーム終了〜。
得点計算の前に、フリーアクションでできることは何でもできる。
得点になりそうな行動をしておこう!
■ゲーム終了〜最終得点〜
もともとボードに印刷されている建物で、ガラスとレンガは1つ1点、珪砂は1つ0.5点。
他の資源は、それを得点にする建物を持っていない限り得点にはならない。
ゲーム終了時のボードはこんな感じ。
建物たくさん建てられたなぁ〜
そして建物に印字されている点数や、ボーナス点などを計算した結果...
26.5点で勝利〜
やったー\( ̄▽ ̄o)/
うまいことカードが重なったのと、建物たくさん建てられたのが良かったんかなー。
黄色さんも「面白い!」「そんなに時間もかからないし!」と絶賛。
私も同感でしたー。さすがアグリコラのデザイナーさんですなぁ〜。
今回は、こんな流れでしたが、まだまだいろんな建物あるし、資源の活用ってかリングの活用もまだまだありそうなので、プレイするたびに楽しめそうですっ
ボードゲーム「グラスロード 日本語版」、私はテンデイズゲームズさんで買いました〜
テンデイズゲームズ グラスロード日本語版 販売ページ
駿河屋さんには中古があるみたいでーす(追記時点)
ボードゲームグラスロード 日本語版 (Glass Road)
以上、ボードゲーム『グラスロード』の2人プレイの様子でした。あきらびこと、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”がお送りしました
コメント
コメント一覧 (2)
黄色プレイヤーさんも良い人ですよー
1830で、不良債権化した子会社を押し付けられて、ゲーム終了まで立ち直れなかったり
12季節の魔法使いでブーツでチャンス潰されたり
グローブトロッターで独走されたりしましたけど
黄 色 プ レ イ ヤ ー さ ん は い い ひ と で す よ!。・゜・(ノД`)・゜・。
ありがとでーすw
ですよね〜 イイ人ですよねww