まあ、この古生代にダンクルオステウスが居ることはレーダーで確認済みだったから知っていたのだがな。

ってな感じの、恐竜・古生物撮影が楽しめるカードゲーム「パレオン」。
そのプロモーションを担当している株式会社AWESOME JAPANの方から、ボードゲームブロガー向けにと、無償で「パレオン」をいただいたので、甥っ子君とプレイしてみた。
無償でゲームがもらえるなんて夢のようだ

(正確に言えば、レビュー依頼はあり)
というわけで今日は恐竜・古生物カードゲーム「パレオン」のリプレイですっ

■パレオンってどんなカードゲーム?
外装はこんな感じ。

豪華CGイラストが40点も入っている

無償でいただいたものとはいえ、箱裏も堪能しましょう。

ふむふむ

古生物学者がタイムマシンで時空を越えて、古生代、中生代、新生代の恐竜や古生物の撮影をし、その資料を学会に提出して教授を目指すゲームなんですな。
■開封
開封だー!

説明書とプレイマット(シート?)とカード。
カードはこんな感じ。

おお。なんか美麗なCGだ。
ステキ

プレイマットっつーか、シート。

手番に出来ることが書いてあってわかりやすい。
対象年齢7歳〜と書いてあるとおり、イラストつきで見やすい説明書。

手番にできることは、我々大人から見れば、超余裕。
まあ子でも大人が説明すれば大丈夫でしょう。
誰かが教授になったら、そのプレイヤーの勝ちで、ゲーム終了ってゲーム。
■プレイスタート
付属のシートに初期配置完了。

今回は甥っ子君と二人プレイ。
プレイヤーにはタイムマシンカードが配られたのみ。
残りの恐竜カードは全て山札にして中央へ。
上から5枚を裏向きに並べる。
手番にできることは、
1.レーダー(5枚のうち1枚を密かに見る)か、ピクチャー(5枚のうち1枚を公開し、自分の居る時代と一致すればそのカードをゲット、違うなら手札1枚破棄)
2.ワープ(自分が行く時代を、現代、古生代、中生代、新生代から選択)
3.現代にいるならば、「学会提出(後述)」か、「発掘(後述)」
って感じ。
私の手番。とりあえず伏せられているカードを確認しないことには、ただの超能力ゲームになってしまうので、「レーダー」を実行。

博士!中生代にスーパーサウルスが出現しているようです!
うむ。よくやったサム(弟子)よ。
って、まだ私、研究員以下だったわー
ともかく、次の手番でピクチャーするために、タイムマシンに乗る。
サム! タイムマシンを中生代にセットだ!

そして私たちは中生代へとワープした。
3の学会発表や発掘は現代にいないとできないし、資料枚数も関係あるので、この手番は無し。
その次の手番で、無事スーパーサウルスをピクチャーでき、スーパーサウルスのカード(資料)が手札に入った。
■あせってピクチャーすると...
教授になるためには、よりレア度の高い資料(手札)を提出し、ライバル(他プレイヤー)たちに4回勝たねばならない。
だが、学会に資料を提出するためには、最低でも3枚の資料が必要(提出は1枚)。
ふふふ。レーダーしたものは忘れたり、たまたまレーダーしたカードと同じ時代にいるライバルに邪魔されない限り、確実にピクチャーできるだろう。
順調なら2手番に1回カードが増えていく。余裕だな。
だが、ライバルも間違えない限り同じ。
こうなったら一か八かでレーダーしていないカードをピクチャーして、少ない手番で手札を増やすのだ!
それぇぇぇっ ピクチャー


あ(゚д゚)
超能力の才能ねぇぇぇっ

私がいる時代は中生代、ピクチャーしたのは新生代だったので、ピクチャーできず。
表になったカードは、そのまま伏せる。
もちろんライバルもしっかり見ている。
それだけでも不利だが、さらに失敗したデメリットが。

資料を持っていれば、1枚捨てねばならぬ

ぐぬぬ。調子に乗って失敗だった

これでは追いつけないかもしれない

■学会提出
その後、甥っ子君は「あれ?レーダーでどこ見たんだっけ??」なんてことで1度ぐらい失敗していたが、それ以外は順調にピクチャー成功。

レア度の高い、鮫のような「メガロドン」が甥っ子君の手に

そしてついに、甥っ子君の元に3枚の資料(手札)が。

彼は現代にワープ。
明らかに学会に行こうとしている!
やはり甥っ子君は、学会に資料を1枚提出し、彼の手番は終了。

やばい!
次の彼の手番の開始時に学会の資料が公開され、私が資料を提出してなければ自動的に彼の勝利となってしまう

私の手番。
うまいこと私も3枚沿った。

現代にワープ。
甥っ子君の手番の開始時、学会の資料がオープン。
レア度を比べる。

引き分け。
引き分けは、じゃんけん。
(新ルールでは、引き分けは相殺で捨て札となり、次にレア度の高い人が勝つルールになるとか。今回は相手が甥っ子ということもあり、旧ルールでプレイ。)
私の勝ち。
無事、研究員へ昇格する私。
■学者らしく発掘をする甥っ子に、大人は...
ワープの後、現代にいれば「学会提出」以外に「発掘」ができる。
発掘とは、2枚の資料を捨て、捨て札置き場から1枚の資料を手札に持ってこれるのだ!

数ラウンド後、甥っ子君は2枚の資料を捨て、メガロドンを発掘。
レア度の高い資料を発掘するとは。やるではないか。
と、思いながらも彼は発掘で2枚消費、1枚ゲットなので、手札的には1枚減った計算になる。
ってことは、順当にカードを取っていけば、私が有利なのではないか。
そんな、あざといことを考えて、レーダーでしっかり覚え、ピクチャーでしっかりゲット。
そして、そりゃ先に手札が3枚になるわな。

あざとい大人、甥っ子君の手札がないうちに学会へ資料を提出→発表。
甥っ子君は手札が足らずに学会提出できず。
なんだかんだで准教授まで上りつめた。教授まであと1歩

勝利は目の前だ!
■余裕がもたらしたもの
さすがにあざといまま教授になるのはいかがなものかと、少し発掘などを楽しむ私w
あと、このゲーム、もちろんブラフもできる。
なにもレーザーで見たままの場所にワープしなくてもいいのだ。
ブラフをする理由は、たとえば自分がレーダーで見た恐竜が中生代だったとして、他プレイヤーが中生代にすでにいる場合、レーダーした後で中生代にワープするとバレバレすぎて、中生代にしているプレイヤーにピクチャーされてしまうのだ。
というわけで、ブラフもしてみたけど、自分が見たカードが場に残っていれば、別にリスクをおかして人がレーダーしたものを取りに行かない。確定している自分がレーダーしたものを取ればいいんだし。
逆にブラフをした方は、引っかかってくれないと1手番損をする感じに。
引っかかってくれても結局自分が知っているカードはないわけだから、1手番損する感じになるのかしら。
あーよくわからなくなってきたw
そんなこんなしているうちに、甥っ子君も私の手札が無い隙に学会発表をこなし、あっというまに准教授。

よしよし。いい勝負になってきたぞ。ここからが本番だ!
と、本領発揮的な感じだったのに、気づいてみれば手札が足らなすぎ。
発掘とかブラフとか超能力テストとかしすぎた!
甥っ子君は危なげなくカードを取っていき、学会発表。

ありゃ。私、先の手番でレーダーしてないので、5枚全て何時代がわからんのですが...

ええい!こうなったら、3枚目の資料をゲットするための一か八かのピクチャーだ!
私は中生代にいる。中生代の恐竜・古生物をピクチャーすればいいだけのこと。
甥っ子よ! 君はニュータイプという言葉を知らんだろう!
ピキーン! これだっ!

こいつは・・・なんだ!? 私の知らない武器が内蔵されているのか!
(要はハズレたってことです)
私は学会発表できぬまま甥っ子君は教授に。

ゲーム終了。
甥っ子の勝利〜。
すまぬ...。あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)、戦いの中で戦いを忘れた・・・

戦いに敗れるということは・・・こういうことだーーーーーっ!!
ってな感じで負けちゃいましたが、甥っ子君は大喜び。
「ちょっとさっきのカード見せて?」
などと、恐竜のCGや解説を楽しんでいるようでした。
気に入ってくれたようなので、このパレオンを甥っ子君にプレゼント。
喜んでくれました〜

恐竜・古生物カードゲーム「パレオン」はamazonでも売ってるみたいでーす(執筆時点)

恐竜・古生物カードゲーム パレオン
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