「いえーい礼拝堂で13点でしょ。宮殿で9点加算して・・・45点だ!わーい
なーんて展開になった、建物を建てて得点を稼ぐボードゲーム、サンファン。
先日の自宅ボドゲ会でプレイしましたー。


外装はこんな感じ(駿河屋リンク)



以前に開封編を記事にしていましたが、プレイ編を書いていなかったので、今日はプレイ編〜。
以前の開封編はこちら。
ボードゲーム「サンファン(San Juan)」をゲット→開ける→切る?


名作ボードゲーム「プエルトリコ」のカード版らしい本作。
なかなか面白いんですよね〜。やった感あるし、プレイ時間も私にとっては長くなく、短くなくでお気に入りボードゲームの一つです


■サンファン プレイスタート


今回は3人プレイ。あ、いつものとおり説明は適当なのでヨロシクです。
プレイヤーは自分の手番に5種類ある職業の中から一つを選び、そのアクションを実行する。
中央に並んだ6つのタイルの写真
職業は写真のとおり。
特徴的なのは、手番プレイヤーが行ったアクションと同じアクションを、他のプレイヤーもできるってとこ。


「んじゃあ、手番プレイヤーに何の特があるんだよー! 金返せー!」
とお嘆きの貴女(別に貴女から金を貰った覚えはありませんが
まあとにかく大丈夫。ちゃんと手番プレイヤーにも特がありまっせ。


職業を選んだプレイヤーは、その職業に書かれた特権を行使できる。
建築士であれば、コストを1減らせるとか、商人であれば、さらにもう一つ商品を売却できるとか。


配られるカードには全て建物の名前が書いてあり、その建物をコスト(手札を捨てる)を払って自分の前に出していくって感じ。
この建物カードが12枚並んで、建築士フェイズの終わりにゲーム終了。
カードに書かれた勝利点やボーナス点などを合計して勝利点の高い人が勝ちってゲーム。


さて、プレイの話。
最初に4枚の手札が配られた。
画像2
おお〜宮殿がある!
宮殿は、宮殿以外の勝利点を計算した後に、その合計を4で割って端数切捨ての数をボーナス点として加えられるスグレモノ。


とはいえ、建設には6コストも必要(カード上部に書かれた数字)。
6枚もカード捨てれましぇーん


カードは、大別して2種類。生産施設と特別な建物(紫色)。
生産施設は、監督のアクションで商品を生産できる。
特別な建物は、その建物によって様々な効果がある。けど、同じカードの2枚目は建てれない。


私は手番で職業:金鉱堀りを選択。
この職業のアクションは無いので、皆は何もできないけど、カードを1枚引くという特権があるので、この職業を取った人だけがお得なのだーふはははは
まあ、カード1枚なのでしょぼいんだけどね。
画像3
そして、他プレイヤーが建築士を取ってくれたので、礼拝堂を建設。
コストとして手札を3枚捨てた。


この礼拝堂は、ラウンドの開始時に手札を1枚、カードの下に入れることができ、ゲーム終了時に礼拝堂の下に入っているカード枚数分の得点になるってカード。


序盤に出せたのでイイ感じ
とはいえ、宮殿のような後々出したいカードは手札に取っておきたいので、コストとして捨てる手札が欲しいところ。


礼拝堂の隣にあるのは初期配置生産施設:インディゴ染料工場。
生産施設は、インディゴ染料工場、サトウ工場(切り餅じゃない)、タバコ工場、コーヒー工場、シルバー工場(高齢者じゃない)の5種類がある。
工場に商品を生産し、商品を売るとカードが手に入る。後者ほど率がイイ。


礼拝堂の下に置くカードが必要になるので、良い生産施設を建てて、商品を売り、手札を補充したいところ。


だが、生産施設が来ない・・・。
数ターン後、代わりに建てたのがこれ。
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この建物?は、紫のカードを建てる際のコストが安くなるというもの。
手札が少なくたって、特殊建物をドンドン建ててやるんだー


写真上のほうにチラッと見える棒状のタイルは、商品を売ったときの相場タイル。
職業:商人で、生産施設の上にある商品(山札からカードを裏返しに1枚置いただけ)を売るときに、この棒状タイルを捲り、販売価格を確認する。


シルバーはたいてい高く売れるので、シルバー1つでカード3枚になったり、2枚になったり。
インディゴは、いっつも1枚だった


いいなぁ。生産施設。
一人のプレイヤーさんは生産施設を既に3枚建てている。
各生産施設における商品は1つだけど、監督取れば特権で2箇所の生産施設に商品を生産できるし、商人を取れば追加で1つ売れるので、2箇所の生産施設から商品を売れるってわけ。


なので良い商品一度に売れば一気にカードがどっさり手元になんてこともできちゃう。
生産施設が欲しいよぅ。



■生産施設来ない・・・


でもね〜。来ないのよ。ま、インディゴ染料工場やサトウ工場ぐらいは来たんだが、どうせならイイ生産施設建てたいじゃん
礼拝堂の得点のためにどんどんカード入れちゃうから、手札厳しいのよね・・・あー生産施設やーい。


いざ、生産施設が来たときに、初期配置のインディゴ染料工場と置き換えられるように、紫建物「クレーン」を建設。
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クレーンがあれば、既存の建物の上に建物を建てられる。しかも差額コストを払えばイイ


でもね・・・
イイ生産施設来ない・・・
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ってか紫の建物はイイ感じのが来るんだよねー。
こうなりゃ紫建物を建てまくって、紫建物につき1点って建物があった気がするのでそれを待ってみるかって感じに作戦変更。


さっきからオレ金鉱よく掘るんじゃね?
ってことで、紫建物「金鉱」を設置。
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金鉱アクションのときに、山札から4枚めくってそれぞれコストの違うカードが出れば、その中の1枚をもらえるってカード。
やってみたけど、同じコストのカードが出ちゃうこと多くて、なかなか手に入れられないのよね


でもね、根気よくやってたら生産施設コーヒー工場がゲットできた
なかなか手に入らない分、感動もひとしお
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早速建設(写真左)
でも手札が少ないからクレーン使ってインディゴ染料工場の上に建てたよー
これで、商品を売るときに少し貰える手札が多くなる〜。


基本的に生産施設をたくさん持っている人が監督や商人を実行してくれるので、その時にコーヒー売れるのでうれしーって感じ。



■礼拝堂などでどこまで伸びるか・・・最終得点計算へ


生産施設はコーヒー工場になったことで、ほんの少し手札の周りがよくなった。
手札には高コストの宮殿が残ったまま。なんとかこの6コストを出せる手札を確保したいものの、礼拝堂の得点も欲しいところ。


毎ラウンド悩んだ挙句、礼拝堂へカードを忍ばせる。
忍び忍んで20年・・・じゃなくて十数ターンかなぁ。
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礼拝堂のカードがこんなになった
私は低コストの建物が多いので、建物一つ一つの得点では他プレイヤーに負けているけど、この礼拝堂でなんとかなるかもしれない。


終盤の他プレイヤーの場はこんな感じ。
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こちらは生産施設に特化したプレイヤーさん。
手札上限の7枚を12枚にできる塔で、手札をたくさん保持し、シルバー生産施設とか建ててた。
しかも生産施設1件につき2点のボーナス点になるギルドホールも建設済み。


うむむむ なかなか点が高そうだ。


もう一人はツレ。
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彼女は職業:参事員会館だっけかな、何枚もカード引いてその中から1枚選ぶってアクション使って、好みのカードそろえてた。


紫建物につき1点になる市役所も建築済み。宮殿も建築済み。
彫像なんかもある。凱旋門建てると、彫像とかの枚数に応じてボーナス点入るんだよなぁ。
きっと最後の最後で出してくるんだろう。


そして私の場はこんな感じ。
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ツレ同様、市役所をなんとか建設。
役割特権が倍になる図書館もやっと建てれた。皆は既に建てていたので、だいぶ遅れてしまったが。


この後は、他二人がどんどん建物を建てる中、私は礼拝堂で手札が減り、宮殿のために残った手札保持で、追加の建物は建てられず。


数ターン後には、生産拠点特化のプレイヤーさんが12枚目を建てて、このラウンドが終わればゲーム終了ってことに。


「キャーなんとしても、この建築フェイズに宮殿建てなきゃー
と、心の中で呟いて、手札を数える。
ひい・・・ふぅ・・・みぃ・・・


 クレーンなら行ける
と、やっぱ重機ってすげえなぁ(何の“やっぱ”だよw)と、クレーンの効果を使って救貧院を宮殿で上書き〜(写真左)。
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貧しい者を救う施設を宮殿に建て替えって、なんだかなーww


というわけでギリギリ高得点の宮殿も建てられた。
一位は無理かもしれないが、いいところまではいっているんじゃないかなーと。
そして最終得点計算〜


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なんと、私は写真真ん中の45点
礼拝堂で13点、市役所で9点、宮殿で9点と、ボーナス点建物が大活躍でした〜。


いやぁ〜サンファン、面白いですね。よくできてるなぁと思います。
カードなので運要素も、もちろんありますが〜。
建物を建てていく感じも楽しいボードゲームですっ


サンファンは駿河屋さんで売ってまーす。

ボードゲームサンファン 日本語版 (San Juan)


以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でしたー