私は科学者ケイト。
私が担当したケイトのシートと装備
化け物に師が食べられてしまってから、私はそういうものたちの調査を続けている。
いろいろと不可解なことがあった後、今回は演劇の台本を書いた者の屋敷を調べることになった。


というわけで、今回はクトゥルフ系ボードゲーム「マンション・オブ・マッドネス」のリプレイ(プレイ記)でーす。
先日のミク友さんボドゲ会で遊ばせていただたいた。プレイヤー4人、マスター1人の5人でプレイ。
ちなみにマンション・オブ・マッドネス関連記事一覧へは、タグ:マンションオブマッドネスから飛べます〜。


ああ、そうそう。当ブログは適当ブログなのでいろいろとご容赦を そして、ネタバレ注意ですよー
では、ケイトさんどうぞー


私は今日、研究の成果を一つ持っている。
その名もフラックス・スタビライザー。
フラックス・スタビライザーのカード
師の死以降、研究を続けようやく試作品が完成した。
今日、これを試せることに心躍っている自分がいる。


今回、私と一緒にこの館を探索するのは3人。
二丁拳銃のジョー・ダイヤモンド。
プレイの様子3
殺しのライセンスを持っているなんて。世の中いろいろな人がいるのね。


そして、シスター・メアリー。

プレイの様子4
彼女からは、私と同じように強い意志を感じるわ。
この探索が終わったら、彼女の聖水を研究対象にしたいと申し出ようかしら。


そして、きちっとスーツを着こなしているボブ・ジェキンズ。

プレイの様子5
サラリーマンだったかしら。いや、セールスマンだったわ。
彼、ブリーフケースで攻撃するのよね。売り物が入っているんじゃないのかしら?


4人いれば謎を解けるかもしれない。
探索すべきはこの館。

プレイの様子7
あまりの興奮に、フラックス・スタビライザーを持つ私の手が震えているわ



■シナリオ:イエローサイン プレイスタート〜


さて。ケイト視点の文章は一旦置いといて
探索者たちは館の外、焚き火の側からスタート。
プレイの様子6
館は二つ入口があったので、どう探索するかを話し合い、ボブと私が館下側から探索。
ジョーとメアリーがすぐ側の入口から探索をすることに。


毎度書いているけど、探索者のアクションは2移動+1アクション。
アクションでは部屋を探索して、部屋に伏せてあるカードを捲ることなどができる。
アクションを移動にして、合計3マス移動することもできる。


探索しても「○○なので、これ以上探索できない」ってカードが出たりもする。
そのカードに対応する別の部屋にあるもの(カード)を持ってくれば、そのカードの下のカードも探索できるってことがよくある。
なので、どんどん部屋を探索するのだー


一緒に部屋を探索していたボブが、「廷臣カードを引く」みたいな指示のあるカードを引いた結果・・・
プレイの様子8
ボブに蒼白の神官という名が与えられたw
幸運が-1になっちゃうけど、カルト信者からの攻撃を受けないとか。


カード下部には「マスターアクション:」って表記がある。
どうやらこの名を与えられた者に対して、マスターが何かできるらしい。


私も負けずに探索。結果、当たれば人型敵を麻痺させられるメリケンサックを手に入れたてホクホクだったんだが、別のカードで私にも名が。
プレイの様子9
その名も王の親衛隊。なんかカッコイイ!
いやいや、喜んでいる場合じゃない。マスターアクションの欄を見ると、どうやら私をコントロールして別の探索者を攻撃できるようにするらしい。


イヤァァァ あたしを勝手に動かさないでぇぇ
本意じゃないのよ〜 ドカッ ボコッ

ってことになるんだと思う


名を与えられた私達が探索を終えた配置はこんな感じ。
プレイの様子10
そしてマスターのターンが。


マスターは箱から敵のフィギュア(マニアック)を取り出し、私の部屋に置こうとしたけど、
フラックス・スタビライザーが光る!(実際には光っていませんw 設定上も光るかどうか不明w)
プレイの様子11
そして隣の部屋にマニアックが配置された。


「研究の成果ね 師よ。あなたの死を無駄にはしませんっ


でも同じ部屋に出ないって強いのか(*・д・)(・д・`*)ネー
いきなり出てきて攻撃を食らわないからイイのかしら。ちょっと不明。
でも、フラックス・スタビライザーって名前がカッコイイからイイ


次のターンだったかな。手がかりカード、錠のついた書物をゲット。
プレイの様子12
錠のついた書物はメアリー達が行った側の探索できなかった場所の鍵になるらしい。
ってなわけで私が受け取って走っていくことに。


マスターのターンになったときに探索者同士のアイテムの交換ができるので、ケイトは待ってアイテム交換。
「筋力判定のメリケンサックも、筋力強いほうが持っていたほうがいいのかも」と誰かが提案してくれたので、メリケンサックはボブに。


そのかわりケイトはブリーフケースを貰った。
これで私も今日からセールスマン


そしてマスターのターン。隣の部屋に出現したマニアックとカルト信者が襲いかかってきたー。
プレイの様子13
怪しいブツを持っているのはお前かー
と言わんばかりの勢いでケイトに襲い掛かってくる。


回避にことごとく失敗。3ダメージもくらってしまった。
プレイの様子14
このままでは変態たちに私のフラックス・スタビライザーが奪われてしまうわ
私はこのまま錠のついた書物を持って別の入口へ行くわ! ボブは奥へ!


ってな感じで、プレイヤーのターンに、ケイトはアクションも移動に変換して3マス移動し敵から逃走。
ボブも敵を無視して奥の部屋を探索。
プレイの様子15
「興味を引くものは何も無い」なんてカードを引いて、一瞬げんなりもしたけど、ニャンコをゲット。
名をミセス・ワイルド。所持したとたんにダメージをくらってた。引っかかれたのか、噛まれたのか。とにかくやられながらも手なずけたって感じかしら。


ほら、ナウシカがやってたじゃんw
あんな感じだと思う



ま、今回はメリケンサックを装備したセールスマンのオッサンが猫に引っかかれた感じなので、あまり絵にならないと思うがww
このミセス・ワイルド、使用すると同じ部屋の敵全員に2ダメージを与えるらしい。そしてその場にこのカード(ニャンコ)を落とせって。
そしてまたこのニャンコを手なずけようとする人が引っかかれるわけだ。


強いニャンコだが、一時しか人に慣れないのね。
ケイトにも強力な仲間がほしいなぁ。


■カルト信者と戯れるジョー


その後、別働隊だったジョーが決死の覚悟で突っ込んだ部屋で彼は何かを発見した。
プレイの様子16
鍵! これは重要そうだ!


そして、逃がすまいとカルト信者に囲まれるジョー
プレイの様子17
廷臣カードを持ってて名を与えられていたので、攻撃は受けなかったけど、出会った時の発狂チェックはしないといけないみたい。
ジワジワとジョーの正気度が削られていく


数ターン後、なんとか逃げたジョーが鍵を使って台本をゲット。
プレイの様子18
ゲットした際に「この台本を焚き火まで持って行き燃やさなければいけない」ってことが判明。


一方、わたくしケイト。あちらの心配をしつつも、部屋を探索しまくりー。
そしたらまたカードを引くことに。
プレイの様子19
以前の名はシスター・メアリーがアイテムの効果で除去してくれたのに。
また名を与えられてしまった。私は宮廷詩人。
この名もイイね
どうやらマスターアクションで勝手に移動させられてしまうらしい。せっかく良い名だったのにー



■ジュリアン出現。宮廷詩人なんて辞めてやるー


ゲーム終盤。マスターがカルトリーダーのフィギュアを置いた。
ジュリアンという名前がついているらしい。ネームドだ。ネームド。
通常のカルトリーダーより強いようだ。
プレイの様子20
そういえば、ジュリアンと言えばプリプリ(プリンセスプリンセス)の歌でジュリアンってのがあったなー。
イイ歌だったなーあれ(遠い目)


そんな私の純な心をきっとジュリアンが分かってくれたんだと思う。
私は探索でジュリアンの護符とウイスキーをゲット。
(正確にはジュリアン関係ない
プレイの様子21
ウイスキーの効果は意思+1になる。恐怖判定に有利だニャ
ジュリアンの護符の効果は、判定に成功すれば、なんと探索者の廷臣カードを除去できるらしい。
せっかく与えられた名だが、除去せねばなるまい。


マスターアクションぐらいなんてことは無いが、さらに除去せねばならない理由ができたのだ。
何故って
「宮廷詩人」か「蒼白の神官」を得た探索者が狂気を伴って殺されたなら(つまり体力、正気度ともに0になったら)マスターは勝利します
(出典:イエローサイン 目的カード1A)


キャーキャー
あたしが狂って死んだら負けー


バカヤロー こんな仕事辞めてやるっ
宮廷詩人なんて最初から興味なかったぜぃ



ジュリアンの護符を使って名を除去を試みる。
スキルポイント使って幸運値を足して8以下。
それぇ〜
プレイの様子24
やったー
詩人じゃなくなるのは、ちと寂しいが仕方ない


■蒼白の神官 ジョー・ダイヤモンド


私が宮廷詩人じゃなくなったことで、一つの敗北の危険は去ったが、もう一人名を与えられている者が


その者は、あっちーの方でカルト信者に囲まれてた
体力はあるけど、発狂寸前。
プレイの様子22
ジョーを助けに行くメアリー。


助けに行ったメアリーとジョーを取り囲むカルト信者。
メアリーも別の名を与えられていたのでカルト信者は攻撃してこない。
となると、ジュリアンがジョーを殴りに来たらヤバイ


ってことで、ジュリアンにはメリケンサックのセールスマン、ボブが。
あ、メリケンサックを売り歩いているって意味じゃなくて、メリケンサックを装備しているって意味ね(わかってるよ)。


他にも武器あったけど、あえて麻痺をするメリケンサックで殴り、ヒットandウェイを続けることでジュリアンをそのマスから動けなくさせてる。イイ感じ


そして、ジョーを助けに行ったメアリーがカルト信者を一掃・・・ではなく、
ジョーから台本を受け取ったメアリーが焚き火へ走る


そう、大切なのはジョーより台本
シスターメアリー走る
プレイの様子1
ジョーが発狂しても、体力はまだあるから大丈夫なハズ
いいぞー走れーメアリー


と言っている間にも、ジョーが発狂
カルト信者のヤツらが何度もジョーを驚かしたので


「まあ発狂したけど体力あるし」と安心している私達にマスターの魔の手が・・・
肉体ダメージを受けるトラウマを与えられ、肉体ダメージを受けるジョー。


ヤバイ。彼が蒼白の神官のまま死んでしまっては負けてしまう


この後の展開は、ケイトさんどうぞー


台本らしきものを小脇に抱えて走るシスターメアリーとすれ違った。
「焚き火に向かいます! ジョーを頼みます!」
彼女はそう言って私の横を通り過ぎて行った。
館の奥からはジョーの笑い声──笑い声と言うより狂った、そう狂った声──が聞こえている。


ジョーの身に何かが起きているのかもしれない。
師のように今まさに食べられようとしているのか。その恐怖も認識できないくらいに彼は狂ってしまったのか。
しかし武器という武器を持たない私がそちらに行くのは危険すぎる。
頼みの綱のフラックス・スタビライザーも先ほどの戦闘から推察するに、意味を成さないだろう。


「どうだ?これでお前はまた動けない」
少し離れた場所でボブが怪しい衣装をまとった女と戦っている。
ボブのメリケンサックを腹にくらった女は、うめきながらもボブではなく、ジョーが居る方向を見ているようだ。
そちらに行こうとしているのか───


そのときジョーの声が聞こえた。
「俺は蒼白の神官だぁ〜へへ。いひひひ。お前らにも名があるのかぁ〜いひひ」
私は気づいた。
名だ。彼に名が与えられているのだ。
ジョーを助けることは、彼から名を取り去ることなのだ。私は直感的に理解した。


「ジョー! 早くこちらへ! 走って!」
私がドア越しに声を掛けるとジョーの走ってくる音が聞こえた。
これで、これで大丈夫かもしれない。
先ほど拾った護符を握りしめ、私はジョーの無事な到着を祈るのだった。



ふぅ。思ったより長く書いちゃったよw
ってなわけでケイトさんは一旦置いといて。
ジョーにこちらへ来てもらい、ジュリアンの護符でジョーの廷臣カード「蒼白の神官」の除去を試みる。
プレイの様子2
大事な場面なのでスキルポイントも使って、判定に幸運値を足す。
8でギリギリセーフ。


無事「蒼白の神官」を除去できて、これでジョーがたとえ殺されたとしてもプレイヤー側敗北は無くなった!
あとは台本を燃やすのみ!


次のプレイヤーターン。
焚き火に着いたメアリー。
プレイの様子3
私もメアリーのサポートに向かう。


しかし焚き火には反対側からやってきたカルト信者とマニアックが
プレイの様子4
皆で仲良く焚き火を囲んで・・・いるのではなく、メアリーを殴りにきたのだ。
早く助けねばっ!


その後、ボブがメアリーを追いかけてきて、ついに封印が解かれる・・・


ネコ
ミセス・ワイルド。



ミセス・ワイルドは2体の敵にダメージを与えた
いいぞーミセス・ワイルド〜


じゃあ俺も何かせねばと思ったところだったが、メアリーが無事に台本を燃やせてゲーム終了〜
ゲーム終了時の様子
プレイヤー勝利〜


いやぁジョーが発狂して肉体ダメージのトラウマが出たときにはどうなることやと思ったけど、なんとかなった〜
いろんなアイテムが手に入ったり、毎度毎度趣向の違うシナリオだったりと、やっぱマンション・オブ・マッドネス楽しいです


やっぱり今回もクトゥルフ知らなくても楽しめました〜
今度はどのキャラでやらせてもらおうかなー。


今日ご紹介したマンションオブマッドネス、駿河屋さんでも売ってまーす(執筆時点)

新品ボードゲームマンション・オブ・マッドネス 完全日本語版 (Mansions of Madness)


もちろんamazonにもありまーす。
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