hangover
「うぅ〜頭痛てぇ 二日酔いはやっぱキツイな」


「でも俺は冒険者 これからダンジョンに行くぜぇ。余裕だぜぇ〜」



な〜んておバカな冒険が楽しめるボードゲーム「ガンドレット・オブ・フールズ」、以前から気になっていたんですよね。


先日参加したボードゲーム会で幸運にもやらせていただきました
というわけで、今日はこの「ガントレットオブフールズ」の記事です〜。


2回プレイしただけの、いつもどおり適当プレイ記ですので、いろいろとご容赦を



■どんなボードゲーム?


冒険者と武器の組み合わせを、能力を下げるトークンを置く事で落札し、不利な状況を抱えつつモンスターを倒していくボードゲーム。
外装はこんな感じ。
ガントレットオブフールズのパッケージ
ステキ☆なイラスト。ファンタジー好きの私にはなおさら


ゲーム終了時(全員死ぬか、モンスター山札尽きるか)、お金を一番獲得してた人が勝ち。


プレイ人数などはこんな感じ。
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6人まで遊べるってイイですね


このゲームのデザイナーは、「ドミニオン」「キングダムビルダー」で有名なドナルド・X・ヴァッカリーノ氏。
いろんなゲーム作ってるんですね。彼。



■セッティング


ゲームに使用する自惚れマーカーや、細かいチップなどを用意。
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キャラクターをこんな感じで、人数分並べる。
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人が取ったキャラクターを奪い取るために必要な「自惚れトークン」は、これ
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それぞれ、ジャグリング、二日酔い、片手縛り、目隠し、片足スキップ、朝食抜き。
どれもキツイな〜 ・・・ってか冒険者としてあるまじき行為ばかり


「俺なら片足飛びでもダンジョン行けるぜ
「いやいや、俺はさらにジャグリングしながらでも行けるぜ



ってな感じで、欲しいキャラクターに自惚れトークンを乗せると、人が取ったキャラクターを取れる。
なので、強いキャラクター(=皆が欲しいキャラクター)はドンドン弱くなるw



■ゲームスタート


4人でプレイ。

まずは並んでいるキャラクターを選ぶ。
スタートプレイヤーさんが魔法使いを選んだ。


私もそれが気になっていたけど、自惚れトークンをつけて弱くなっちゃうと、かなり弱いキャラだなと思ったので、
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強そうなアドベンチャーと、ムチの組み合わせを選んだ。


キャラクターカードの左上には防御力、右がキャラクターの特殊能力を使える回数。
下のテキストが特殊能力。


武器カードの左上には攻撃判定の際、ダイスを何個振れるかが描かれている。
下のテキストはキャラ同様、その武器の特殊能力。右上がその能力を使える回数。


次のプレイヤーさんが違うキャラクターを取ったので、このまま私のキャラは確定かと思いきや・・・


「それ強そうだよね。二日酔いでも行けるんじゃない
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と、自惚れトークン「二日酔い」をつけられ、奪われてしまった私の冒険者


私以外のプレイヤーの手元には、それぞれキャラが。
場には、ネクロマンサーとスリングが残っている。


皆がおそらく「こいつ弱い!」と判断して取らなかったんだろう・・・


うーむ。このキャラにあの自惚れをつけると、こうなるだろ・・・
あっちのキャラにこの自惚れでは・・・ムムム厳しいなぁ。



皆も自分のキャラを確定したいので
「このキャラは自惚れ付いちゃうと、一気に弱くなりますよぅ〜」
などと牽制してくるw


脳内思考を数十秒やったのち、
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私の元にやってきたネクロマンサーとスリング。
「他のキャラに自惚れつけて争うよりは、コレを取れば確定するし」なんて思って取得。


弱そうでも特殊能力で皆のキャラが私より先に死ねば、他のキャラの能力使えるし



■いざ、ダンジョンへ!


ダンジョンの解決はモンスターカードや宝箱カードなどが入った山札を捲ることで解決していく。

いきなり強い敵が出てしまった。
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左上の数字が敵の攻撃力、右上の数字が敵の防御力。
左下が敵の攻撃を防げなかったときのダメージ、右下が倒せたときの報酬。


戦闘はプレイヤー達が協力するってわけではなく、それぞれが同じモンスターについて解決。
「別次元で同じモンスターと戦っているようなもの」と持ち主の方が分かりやすく教えてくれた


というわけで、それぞれ武器に書かれた個数のダイスを振って、敵の防御力以上だったら倒したことになる。
その後は敵からの反撃の処理。敵の攻撃力が自分の防御力以上だったら、ダメージを受ける


私の攻撃はダイスを3つ振れるだけなので最大値18。相手の防御力は20。


!Σ( ̄口 ̄;勝てないじゃん


さらに敵の攻撃力は18なので、ネクロマンサーの薄い防御なんて紙同然
敵の攻撃力が20なら、武器の能力使って倒した&攻撃避けたことにできたんだが。


ってなわけで、
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2ダメージくらってしまった。
しかも4ダメージになると死亡で脱落


それ早くネ?


他のプレイヤーの死を待つどころか、自分が死んでしまいそうな悲しい死霊術士
いや、諦めてはいけない。
ネクロマンサーは根性!と昔から決まっているし(ないないw)


その後、やっとモンスターを倒して2金ゲット。
でも敵からの攻撃もくらって
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3ダメージ。
リ、リーチってことじゃないかしら。あたし。


しかも、キャラの防御力を下げる効果を持つ、嫌なモンスターを倒してしまったので、防御力−1トークンまでついてしまった


いやいや、諦めるのはまだ早い。
祈るような気持ちでカードが捲られるのを待つ。


そして。
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出てきたのは攻撃力16のオーガー。


そう。もうお分かりですね。
皆の死を望んでいたネクロマンサーが、
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一番初めに死にましたとさ。
ちゃんちゃん



チャンチャン焼き。


ん?チャンチャン焼きってどんなのだっけ? 美味しい料理だったよなぁ(うつろな目)



あぁ、失礼。あまりにショックで危なく遠い世界へ行くところでした



勝ったキャラの写真を撮り忘れてしまいましたが、かなりの大差で私はペケ
負けちゃいましたが、なんか面白いんですよね。このゲーム。


軽くておバカで、でもボードゲームしている感じもちゃんとあるので、またプレイしたくなる
このときは2戦やったんですが、まだまだカードありそうですし、ってことは冒険者と武器の組み合わせもいろいろでしょうし、やるたびに違う感じで楽しめるはずっ


今回は自惚れトークンが冒険者にあまり置かれなかったけど、もっと冒険者の取り合いになると違った雰囲気になるかもなぁ
今度は、もっといろんな冒険者に自惚れトークン置きまくってみよーっと


ガントレット・オブ・フールズ、駿河屋に中古ページがありまーす。

中古ボードゲームガントレット・オブ・フールズ (Gauntlet of Fools)

以上、“あっきぃらびっと(@akkiiy_rabbit)”でした