先日、ボードゲーム会に参加して「テーベの東」をやらせていただいた。

というわけで今日はボードゲーム「テーベの東」の記事。

外装はこんな感じ。
テーベ 完全日本語版
テーベ 完全日本語版(amazonリンク)

プレイさせていただいたのは、外国語版だったと思う。


■セットアップ
まずはこういうものが配られた。
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うぉぉぉ〜 なんだぁぁこのワクワクさせるギミックパーツはっ!
まあ気になるパーツについては後述するとして、遺跡に対応するタイルや、コマなども配られた。


中央のボードはこんな感じ。
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周りは時間トラック(1周1年)。
アクションに指定されたマス分進む。
一番後ろにコマがある人が手番。


真ん中は地域。
だいたい左上のパリなどの(カラーの丸印がない)地域で勉強し、右下のエジプトなどの(カラーの印がある)地域で発掘を行う。


さて、私の胸を熱くするギミックパーツ。
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これ、回転して中の数字が変わるんですよ!
うれし〜


一番上の青地に白字は、発掘を試みたい遺跡についてのスキル数を合わせる。
上から続いている1〜12までの数字は、時間(週間)を示している。
真ん中の数字が、遺跡から何回発掘できるか。


というわけで、
「わたしはこの遺跡について3スキルあるので、6週間かけて掘りますっ
とやるとすると、遺跡から2つ発掘できるわけ。


で、遺跡。
全世界の考古学者たちは、あの大学の有名な教授を含め、日夜から発掘するしているんですよね。


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Σ(゚Д゚)マテ


あぁ、ゴメン、これはこのゲームでの遺跡。
先ほどの遺跡に行って2つ引くとは、この中から、


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こんなチップや

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こんなチップを引くんですよ。


数字がまんま勝利点。
何も描かれていないハズレチップがあるのもポイント


各遺跡の中に、どんな点数のチップがどれだけ入っているのか。
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これで示されている。



■プレイ開始
さて、プレイ開始。プレイした人数は3人。私は赤。
3人プレイでは時間トラックが2年半を経過したらゲーム終了らしい。


ボードにはこんな感じでカードが並べられる。
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各カードには、都市の名前や獲得するのに必要な時間コストが書かれている。
書いてある都市に移動し、時間コストを支払うことで取得できる。


カードには、発掘のためのスキルや、発掘回数を増やすスコップなど、様々なものがある。


最初に私が取得したカードはコレ。
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学会。
単純にゲーム終了時に得点になる。
学会1枚で1点。4枚で10点。7枚で28点。


全部で9枚しかないらしいので、他Pに邪魔されずに7枚取るのは難しいのかなぁ〜。


その後、私は自動車を取得。
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都市間の移動には移動マスだけの時間コストがかかるのだが、この自動車カードは、3以上の移動の時間コストをマイナス1してくれるステキ☆なカード。


さらに「単純に掘る回数が増えるスコップわかりやすくてイイなー」と思って取得。
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スコップは1枚だと、使用した際に捨て札になっちゃうけど、2枚、3枚セットなら手元に残り続けるみたい。
2枚で1回チップ引ける回数が増えて、3枚で2回増えるんだって


そしてやっとスキルを取得。
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この本は黄色なので、ボードの黄色の遺跡・・・エジプト!を発掘するためのスキル。
これでエジプト発掘スキル3になった。


まだ遺跡に行くには足らない感じ。
なぜって、一度遺跡に行き発掘した後、そこを離れてしまうと次の年にならないと、自分はその遺跡を発掘できなくなっちゃうから。
程よくスキルを溜めてから行ったほうが良さそう。


よし!遺跡スキルをためるぞぅ〜


と、意気込んだものの。
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学会へ。


学会カード4枚目になったので、10点確定。


「基本的に運の無い私が遺跡を発掘しても、何も見つからないだろう。だから私は学会!朝も夜も学会!」
そう呟く赤い考古学者コマの声が聞こえる・・・w



■遺跡ってコワイとこ
なーんて脳内妄想してたら、インストしてくださった青プレイヤーさん、果敢にも遺跡へ!
「よーし5回引きます!」と、引いたものの、全てハズレ


おおおお、おそるべし、遺跡っ(>_<)
さらに次の手番で
「もいっかい5回引きます!」と青プレイヤーさん。



「でね・・・
whisperer
・・・何も出なかったって
「遺跡ってヒヒーン・・・じゃなくてヤバくね」(なぜ馬!?)


出ないときには出ないんですね・・・
なんか遺跡にチャレンジするのが怖くなってしまったが、早く行かないと当たりチップが取られて、遺跡の中がハズレチップばかりになってしまう!
(ハズレチップは発掘されても袋に戻される)


怖いけど、いずれ行かなければならない日のために、せっせかスキル集めに戻る。
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開いた本をゲット。これはどの遺跡でも使えるスキル。
イイねぇ〜


ターンが経過し、こんな感じでカードが揃ってきた。
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でもまだ勉強〜。
遺跡に行ってた青さんも勉強に戻ってきたし
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さすがにカードが揃ってきた。
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■いざ遺跡
意を決して遺跡へ。
まずは青いメソポタミアへ。5回ぐらい引いた記憶。
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5点と3点のチップが出た


一度離れた遺跡に行けなくなっても、どうせもうちょっとで1年が終わり、また行けるようになるので、メソポタミアを掘り続けず、黄色のエジプトへ。
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6回引いて、6と3のチップが出た
ハズレ4回はうーんって感じだが、エジプトに1枚しかない6点が出たのはうれピ


「まだまだエジプトには遺物があるぞぅ
と脳内で意気込んで、さらにエジプト発掘。

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5、2のチップと、青スキルが1増えるチップも引いた。


勝利点チップだけでなく、こういうチップも入っている。


よーしこの調子で、エジプトで掘り続けてやるぜーって感じ。
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一方、もう一人の黄色プレイヤーはツレ。
持ち前の強運をこのゲームでも発揮。


遺跡に行ってちょこっと引くだけで、どんどん、どんどん当たりチップが出てくる。
「では、この遺跡には帰りがけにちょっと寄って・・・3回引くかな」
ってサラッと2つ当たりを引く。


そして彼女の手元は、こんな感じに。
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チップが多すぎやしませんか


私も負けじと発掘発掘
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ツレほどの確率ではないが、スコップのおかげもあって、結構チップが集まってきた。


途中、勉強エリア(カード貰える都市)に戻ってスキルを改めて取得したり。
学会だって忘れない
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だって、女の子だもん


Σ(゚Д゚) 女の子じゃないし、女の子関係ないし、このフレーズ使い過ぎだしw


さて。学会カードは6枚になったので、21点確定。
引きの悪さは、学会でカバー。


私の手元はこんな感じ
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皆、いろんな遺跡からそこそこチップを取っているので、枯れてきた遺跡も。
しかしっ 比較的チップがある遺跡もあるっ


と、意気込んで8回引いてみた。
こんだけ引けば、ハズレチップの割合が多くなってても大丈夫だろうと。


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甘いよね。うん。
きっと甘いんだよ。人生観が。


もう遺跡なんか引きたくないっ!って気分。



■得点計算
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あ〜 もう最後の年だぁ〜。あと数アクションで終わってしまうぅ


って言ってるあいだにゲーム終了。
最後のアクションで遺跡にチャレンジしてみたけど、1点チップしか引けなかったような。
あれ。全部外れだったんだっけかな? 
ま、いいや


得点になるチップや、学会、誰よりも持っているスキル、展示会カード(私は取れなった)などを換算して最終得点を計算。
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スマホ計算機で各自計算。


私は・・・
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学会の点も大きかったし、けっこう高得点なのでは


ツレ「私、115点です」



エェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェ



世の中は、こうも天運に差があるのか・・・


なーんて、運ばっかりのゲームってわけでもないとは思いますが、残念ながら惨敗
でも、楽しいプレイでした。


遺跡に行くタイミングも、準備も人それぞれだし、遺跡袋からチップを引くのも楽しい
プレイ人数が違うと、また違った感じになると思います。


複雑なルールのボードゲームは苦手って方も楽しめるんじゃないかなぁ〜と思いました。
初心者勧誘用に欲しいところですなぁ。


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テーベ 完全日本語版