今日は、先日初参加となるボードゲーム会で遊ばせてもらった「フレスコ」のレビュー。ってかプレイ記。

初めて参加するボドゲ会って緊張しますねぇ〜。
けど、いつも親切な方々がいらっしゃるので大丈夫でした
感謝感謝です


外装はこんな感じ(amazonリンク)。


なんでもこのボードゲーム「フレスコ」、2010年にドイツゲーム賞で第1位を獲得したらしい。
兼ねてからやりたいと思っていたんですよね〜。
遊ばせてくださった方&遊んでくれた方々、ありがとうございます


【2013.6.19追記】
発売元はQueen Games(日本語版はアークライト)
ゲーム作った人(ゲームデザイナー)は、Marco Ruskowskiさん & Marcel Suesselbeckさんですよー




■セットアップ


各プレイヤーに、手元を隠すための衝立(大小2つ)やコマ、行動選択ボードが配られた。
衝立はこんなステキ
画像1
さすが絵画修復ゲーム。アーティスティックです
しかも、この衝立でプレイヤーの色がわかる。
おされなカーテンを見てほしい。私は赤。


コマもカワイイ。
画像2
小さいのは行動選択のためのコマ(ほんとは5個ある)
大きいのは中央ゲームボードで使う、得点マーカーだったり「弟子たちを朝○時に叩き起こしました」マーカーになったりする。


下の写真は、弟子のご機嫌トラック。
画像3
弟子達を起こす時間を決められるんだが、早朝に起こすと他プレイヤーより早く行動できるが、弟子の機嫌が悪くなる。


とても機嫌が悪くなると、弟子が一人居なくなる(−1ってところまで到達しちゃうと)。
ブラック企業から、従業員が居なくなるようなもんだね。


遅く起こした場合、当然弟子たちの機嫌も良くなり、+1エリアへ到達すると弟子一人増える
優良企業が、口コミで従業員ゲットって感じかしら。


とりあえず、一番私が言いたいことは、





ご機嫌を表している顔(写真左上)が怖いってことw
あ、ゲームプレイには、なーんも関係ないです。ハイ


話を戻して。
中央ゲームボードには、修復すべき天井画(?)を隠すように、タイルが敷き詰められてる。
画像4
プレイヤーは各タイルに描かれている絵の具の色を揃え、「修復」の行動を選択することで、そのタイルを手に入れ、描かれている勝利点を、ゲットできる


タイルを退かすと、下の絵画が出てくるので「(この部分は)修復完了しましたっ」って気分が味わえる


絵の具の色は基本3色と、混合色3色の計6色(拡張入れると違うらしいが今回は基本プレイ)。
ってわけで、下写真は混合色早見表。
画像5
青と赤を混ぜると紫になるのか( ゚Д゚)


・・・などでいちいち感動をしていた幼少期がナツカシ(涙&遠い目)
エメラルドグリーンが流行ったなぁ・・・


諦めましょ。私達もう大人なんだし
ボドゲ大人買いとかできるし、好きな時間までTV見れるし、お菓子こぼしても後で拾えばイイし、良しとしようじゃありませんか


さて、初期配布で基本絵の具(赤、青、黄色)を1つずつもらえた。
あー金も、もらえたかな。たしかもらえたと思う。ちょっとだけ。3金だったような?


さて、セットアップ網羅できてない気がするが、この辺で



■弟子が起きる


初プレイだったので親切なインストをしていただいて、プレイスタートォォォ
4人でプレイ。私はハレー彗星の赤・・・・・・チゲ・・・赤い彗星の赤色を選択
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まずは弟子起こし時間を選ぶ順を決めた後、弟子起こし時間選択。


弟子を起こす時間は5種ある(4人プレイ時)。
それぞれ、5時(−3)、6時(−2)、7時(−1)、8時(0)、9時(+1)。
カッコ内はご機嫌トラックをいくつ戻すor進めるか。


もちろん、早く起こしたほうが、他のプレイヤーより先にその後の行動を解決できるので有利。
しかし、弟子達がご機嫌ナナメになっちゃう。


そりゃそーだよ。
早朝5時に「市場行ってこい」って起こされるのキツイわ



逆に9時に起きて会社間に合うなら幸せだわな。
お友達も紹介したくなる


というわけで、私はご機嫌が増える9時起きを選択。
ご機嫌トラックでも、皆より一歩弟子+1へ近づいた。


あー、あとこの起こし順で、市場で絵の具買う際のコストも決まっちゃう
早起きほど高いので、更に悩みどころ。


弟子達を起こす時間が決まったので、次は弟子達に何をやらせるのか。
全プレイヤーが小さい衝立の後ろで、チマチマと行動選択。
そして一気に公開。
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行動選択ボードには行動が5種描かれており、各行動に3人まで弟子を置ける。



■行動の選択


行動の内容は左から
  • 市場:市場で絵の具を買う
  • 修復:絵画タイルを絵の具を使って除去
  • 3金貰える:やっぱお金ってサイコー
  • 調合:僕一人で、2こまでなら混合色作れます!(弟子談)
  • ご機嫌:ヒャッハーご機嫌だぜぃ〜(弟子ご機嫌+2)
って感じ(最後のほうは解説じゃなくなってしまったかも)。


私は、「市場」に2人、「調合」に2人、「ご機嫌」に1人派遣。
というわけで、この場合...


市場で2つ絵の具を買い、
4つまで混合色を作り、
ご機嫌トラックを+2できるってわけ


市場は4つの店に分かれており、そこに毎ラウンドランダムに絵の具タイルが置かれる。
各店には絵の具タイルが2〜4タイル置かれている。
一人のプレイヤーが行けるのは一箇所の店のみって感じ。


そこで絵の具を調達する。
で、絵の具は・・・


ほら、ポチ、エサだよw
画像8
エサじゃなくて、絵の具
絵の具はこんな感じでキューブで表されている。
混合色はちょっと大きめ。


取り出しやすいようにトレーを使っているだけ。
ちなみに、


トレーは別売ですのでご注意ください



■絵画修復が進む


さて、2ターン目の写真だったかな。絵画修復は順調です。
画像9
タイルの下に隠れていた絵画が、ちらちら見えてきた。


真ん中にある白い巨塔は、白い司祭様・・・だったかな。
まーとにかく、白いコマの置いてある場所にあるタイルを除去できると、通常の勝利点に加えてボーナス3点。


白コマの周囲8マスの修復完了でも、少しボーナス点貰える(ゴメン点忘れた)。
自分の手番に1金払えば、1マス(斜め可)動かせる。


私は1つのタイルをやっと修復。
画像10
タイルにはこんな感じでコインも描かれており、毎ターンの終了時にタイルの枚数×1金貰える。


何ターン目か忘れたけど、弟子がご機嫌で連れてきた新たな弟子も活躍中(茶色い子)
画像11
行動選択のときに、新たな弟子を持っていない人より多く選択できるのはオトク☆
一方、ご機嫌トラックの+1エリアから一歩でも下がってしまうと、この子は瞬時に居なくなるので維持するのが若干面倒。


当然、弟子達を早朝に叩き起こし難くなる。


でもスマン弟子達よ
他プレイヤーさんが「ブラック企業バンザイ〜」的に、潔く早朝に叩き起こして、弟子が一人減っているにも関わらず、順調に絵画修復しているように見えて羨ましいのだ。



■プレイ終盤


というわけで、終盤も近くなり、絵の具やら修復タイルやら争奪戦になりそうだったので、「辞めてやる」を繰り返す弟子など必要ないっ!って感じで茶色の追加弟子は諦めてみた。
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「いつまで寝てんだい ほらほらお前達、6時だよ
と、いつになく頑張って早朝に叩き起こしてみたが、黄色プレイヤーさんは更にその上を行く5時に弟子達を起こしている


絵画もずいぶん修復できてきた。
この中央ボードの絵画タイルが残り6つ以下になると、たしか次のラウンドが最終ラウンドになるんだったような。


というわけで、最終ラウンド。
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最終ラウンドだけは、行動選択が最後の「ご機嫌」の代わりに、もう一回「修復」ができる。
私は、最終ラウンドで一気に頑張るぞってな感じで、最初の「修復」に2人、最後の「修復」に1人。


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修復タイルはすでに数枚
最初の修復に2人弟子を置いたことが幸いして、無事にタイル2枚除去できた。


でも、絵の具使用の計算間違って、最後の修復は絵の具が足りずにできなかったー


全ての行動が終わった時点での得点順は、下の写真のとおり(写真右上:ボード周囲が得点盤)
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いつのまにか、私1位
途中「弟子の機嫌取りすぎて失敗したなー」と、ちょっと諦めかけていたんだけど、最後の絵画修復得点がよかったんかなー。
わからん


点はともかく、写真を見ても改めて思うが、ボードの絵画が美しい



■最終得点計算


しかし、最後に手元のコインを勝利点に換算タイムが。
私、まあまあコインあるから何とかいけるか(*・д・)(・д・`*)ネー


2コイン1点だったかなぁ〜。計算した結果...
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2位だた
たくさんお金を持っていた緑プレイヤーさんに抜かされてしもたー。


負けちったけど、絵画修復は楽しめた
フレスコ、色々考えてプレイしなきゃいけないボードゲームなわりには、プレイ時間もそれほど長くないし、絵画等が美しいし、楽しかったです


フレスコ 完全日本語版は、amazonで売ってまーす(執筆時点)。




■オマケ:ホシリンピック、ボトルインプ


他に遊んだゲームの中で、写真を撮ったものを軽く紹介。

ホシリンピック
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コンポーネント最高('ω')ノ
洗濯干しがボードゲームになるとはっ



ボトルインプ
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3人でプレイ。トリックテイキングってのはこういうのを言うんかー。
おもろいな
重ゲの合間にやるのには良いかもな〜。


というわけで、今日の記事は以上ですっ。
近々、また別のゲーム会でやらせていただいた「洛陽の門にて」を書く予定です〜。