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今日は世界探索型情報戦ボードゲーム「オワコン(Old World And Code Of Nines)」の記事
外装はこんな感じ。

今日こそは短文&ザックリいきますよー
ワーカープレイスメント(アグリコラみたいにワーカーをエリアに置いて効果を得る)なボードゲーム。
しかし、勝利条件が分かってないままプレイしていくのがミソ。
まず各自にプレイヤーボードが配られ、中央にワーカーを置くためのボードが置かれる。

そして、各自に2枚のカードが配られる。
そこには勝ち負けに影響するテキストが書かれている。
詳細忘れちゃったけど、たとえば「コインの勝利点を1アップする」という単純なものから「ブックをちょうど2個持っているプレイヤーの勝利点を○○点下げる」など複雑なものまで。
各プレイヤーが使えるワーカーは3つ。
プレイヤーは手番にワーカーを1つ置き、次の人の手番。
全てのプレイヤーがワーカーを置き終ったらラウンドが進んで、ワーカーを置ける場所が増えていく。
ゲームは基本的にラウンド5まで。特殊な条件でラウンド4で終わる場合があるみたいだけど、起こらなかったので割愛。
ワーカーを置く中央のボードはこんな感じ。

写真上部のゾーンがラウンド1でワーカーを置けるスペース。
ラウンドが進行すると下のゾーンにも置けるようになる。
今回は4人でプレイ。
一度基本のゲームを行い、ルールも把握したのでエキスパートルールで追加カードを入れてプレイしてみた。

各自、配られた勝利条件がらみのカードを伏せた。
プレイヤーボードには2箇所カードの置場があり、一つが浅瀬、もう一つが深淵。
あぁなんか深淵って良い響き

勝利条件を確認するためには、各自が伏せたカードを見なければならない。
当然、深淵のほうが見ずらい。
浅瀬を見るのは、ラウンド1のワーカーが置けるスペースにその効果があるが、深淵を一方的に覗き見るには3ラウンドにならなければ見れない。
最初に明かしてしまうと、私が伏せたカードは、こちら。
まずは浅瀬

「捨てちまえ」ってカードw
ありますよね。日常生活で、「捨てちまえよ。それ」とか。
んなことはどーでもいいんですね。
効果効果っと。
アイテム持ってれば勝利点ゲットじゃなくて、3種あるアイテムのそれぞれに対して、一つももってなければ、3VP。全種持ってなければ9VPになる、面白いカード。
そして、問題は深淵。

「もういやだ」。
私の心性を分かっているのかしら、このカードたち。
「もういやだ」。良いセリフですね。
効果は、一番アイテム持ってない人より8個アイテム多く持っている人は、勝てない。
勝てない・・・って

あまりの爆発力にどうしようかと思いましたが、これが来たのも運命。
やりきることに。
あわよくば、全員私よりアイテムが8個多ければ、勝利点がいくつだろうと私の勝利になる。
そこを目指すことに。
プレイ開始後は怪しまれないようにコインを1つゲット。
私の作戦は、私のカードたちを見られたら終わりなので、他の人が私のカードを見ないようにしなければならない。
他の人が私のカードを見れない効果のある場所もあるのだけれど、あからさまなので、怪しまれないように、他の人のカードを見る効果のある場所にワーカーを置く。
ワーカーを置ける場所は基本的に各場所につき1つしかワーカーを置けないので、私が占領してしまえば、見られないのだ〜。
しかし手番の関係もあって、左隣のプレイヤーさんに私の浅瀬を見られてしまった。
左隣プレイヤーさん「ほほ〜」ニヤニヤ
私「ええ」ニヤニヤ
そんな感じで、ニヤニヤしたプレイが続く、このボードゲーム。良い感じです。
上述の理由で私はアイテム要らないのに、なぜか私の手元にはスタチューが2つ。コインが1枚。

写真上部の2枚のチップがスタチュー。
このスタチュー、向かいのプレイヤーさんが「はいスタチュー


数手番後、そんなスタチューが私に押し付けられてしまった

こ、これはヤバイ

巷(プレイヤー間)では、
「なんなんだろうなぁ。あのスタチュー」とか、
「スタチュー問題発生!」とか、
「いまだ解決しないスタチュー問題」と、話題のスタチューになった。
真偽の程を確かめるため&私の深淵をのぞかれないために、他プレイヤーさんのアビスを除くところへワーカーを設置。

早速、スタチュー問題の根源となったプレイヤーさんの深淵をのぞく。
スタチュー関係ねぇぇぇ!!
が、これは情報戦ボードゲーム。
私にとってもこの情報を知らないプレイヤーがスタチューを警戒してくれるのは、意味があるかもとも思い、意味深な反応にとどめる。
そして、人にアイテムを渡せる効果のある場所にワーカーを置き、私のスタチューを左隣のプレイヤーさんへ

狙い通り私のアイテムが減ってきたので、ホクホク顔でいると、左隣のプレイヤーさんが、

場から他プレイヤーへアイテムを押し付けるところへワーカーを設置。
そして

またスタチューは私の手元に

スタチュー問題に加え、左隣のプレイヤーさんは私の浅瀬を知っているので、「アイテム無しで3VPというオイシイ思いはさせん

そんな駆け引きや、ニヤニヤや、行動などを繰り返しプレイは終盤へ。
結局私の手元にはアイテムが残ってしまった。コレでは微妙な得点になってしまう。
ゲーム終了時はこんな感じ。

私の深淵「もういやだ」のせいで、私のアイテムよりアイテムが8つ多い他プレイヤーさんが2名脱落。
私以外全員脱落で私の勝利を狙っていたのだが・・・

自分で設置したとはいえ、デススペルな効果に、ちょっと申し訳ない感じ。
そこまでしたのに、私の手元のアイテムのせいで微妙な得点。
結局左隣のプレイヤーさんの勝利となった。
OWACON、基本ルール、エキスパートルール2回ほどやりましたが、面白いですね〜これ。
人が伏せているカードが分からないけど、やり方によっては一部見れたり、プレイヤーの行動によって「どうやらあのカードを伏せているのではないか?」など予測を立ててプレイでき、ニヤニヤして楽しめるのが良い感じ。
ワーカープレイスメントだけど、そんなに時間のかからないのも良いのかも〜。
世界探索型 情報戦ボードゲーム「OWACON」は、どこで売ってるのかわかりませーん。
ゲームマーケットで売ってたんだろうなぁ・・・。
【2013年4月15日追記】
・・・と、どこで売ってるのかと思っていましたが、イエローサブマリン楽天市場店で発見

![]() OWACON (Old World And Code Of Nines・終わった世界と紺碧の追憶) |
・・・ですが、残念ながら執筆現在は売り切れみたい・・・ぐすん

再入荷いつかしら〜。
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