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今日の記事は...

ツォルキン
(画像はamazon。画像は日本語版ですが今回遊んだのは英語版です)
説明難しいので詳細ルール系は、ほとんど端折ります。
雰囲気で察して


ツォルキンって何じゃラホイ? って思ったら...

マヤ文明のカレンダーの名前だとか。
そして、なんといっても、私を虜にしたのがこのギミック


ゲームボードに歯車がいくつもあるのだ

中央の大きな歯車がターンを表しており、その歯車が回ると、周りの5つの歯車も回る

すげー


ボード全体はこんな感じ。

ね。歯車いっぱいでしょ?

最初に以下のものが配られた。

円柱は自分のワーカー(労働者)。最初は3つのみ使える。
アグリコラみたいなワーカープレイスメントのボードゲーム。
それではプレイスタート

■歯車ギミック!
ワーカープレイスメントでは、自分のワーカーを中央ボード上の「木材がもらえる」などのエリアに置いて、その効果を受けたりするんだけど、このゲームは、なんと歯車の上にワーカーを置くのだぁ〜

こんな感じ。
ワーカーを置けるスタート位置が決まっており、そこが他のワーカーで埋まっていたら、スタート位置から2番目の場所、そこも埋まっていたら3番目の場所に置ける。
スタート位置から遠くなるほどコストがかかるんだけどね(詳細は後述)。
初期位置から離れるほど良い恩恵を得られるので、他の人が置いた後に置けるとイイ感じ。
でもでも大事なことが。
このボドゲ、ワーカーを置いた時には恩恵は得られない。
んじゃいつなのよ! ってな感じなんですが、恩恵が得られるのは...
ワーカーを取り去った時

自分の手番には、ワーカーを置くか、ワーカーを取り去るのどちらかを実行するんですよね。
全員の手番が終わると中央の歯車が回り、すると中央の歯車に連結している他のワーカーが乗った歯車全てが回り・・・
より多くの特典を得られる

という感じで、時間が経過すればするほど良い物を得られたり、良い効果を得られたりする。
■様々なエリア
このボードゲームは、勝利点を一番稼いだ人が勝ち。
勝利点を稼ぐためには、いろいろな方法がある。
例えば、木材や金塊などを使って建物やモニュメントを建てることもでき、お得な効果や得点を手に入れることも


タイルの上部がコストで、その下にモニュメントを建てた際の効果が描かれている。
モニュメント置場の上には、これまた特殊なエリアが。

このエリアの効果も歯車で得るんだけど、木材をもらうときに余分に1つもらえるようになったり、お得な様々な効果が得られる。
このカラフルなエリアの上(上写真右上)には3種の神様の信仰度?をカウントできるマーカーがある。
この神様エリアももちろん、歯車の恩恵で信仰度を上げていくんだけど、信仰度によって数回得点が入るタイミングがあるので重要。
■プレイスタート
初期資源は4枚配られたタイルから2枚を選んで、そこに書いてあるものを得られる。

「食料が厳しいゲームですよ」と教えていただけたので、ワーカー1人分の食料がいらなくなる初期資源を選択。

初期資源タイルに描かれた、食料7つとクリスタルスカル1つ、木材2つもゲット。
なんか自分で選んだってのもあってか、お得な気分

今回は4人でプレイ。私は赤を選択。
・・・ということは、私は通常のザク

\(・_\) ヨッコラショ (/_・)/ コレで良しっ!

さて



のどちらか。
両方同時にはできないらしい。
最初は当然3つあるワーカーを置くところから。
といっても、一人を置くなら問題ないんだが、二人目からは追加コストがかかる。
(コストは食料)
一手番に3人同時に置いたら3食料も余分に払わなきゃいけない。
さらに、歯車のどこに置くかによっては、追加食料を払うことも。
たしかに、こりゃ食料がキツイゲームだわ

ここからは、長くなりそうなのでザックリ書きますよ〜。
■乞食
食糧問題を解決するために、集めた木材4つを払って、建物購入。

これで、ゲーム中4回ある、決算期?の「ワーカー1人につき2食料払う」が各1食料で済む

プレイによっては、食料が常にキツイのに、さらに悩ましいルールが。
自分の手番の開始時に、食料が2つ以下なら、乞食になって3つになるまで食料がもらえる
乞食

乞食になると、神様への信仰度が1下がる。0のところに居ればマイナスになる。
決算期には信仰度によって勝利点が入るので、マイナスのところにいると、マイナス点。
神様によっては、マイナス3点だったりもする。
そんなわけで、「乞食にはなりたくない


...と思っていたものの、気づくと自分の手元に食料が無かったり

そんなうっかり八兵衛プレイをしてしまったので、数回乞食になってしまい、信仰度?を下げて食料を確保。
食料がらみでワーカーの行動を悩んでいるプレイヤーさんに、
「大丈夫ですよ〜 何とかなりますよ〜

と、すっかり開き直りつつ、密かに仲間を増やそうとしている私。
結局私ほど乞食をした方はいませんでした

さて、最初の頃置いたワーカーがやっと、イイ効果のところまで移動したので、回収。

クリスタルスカルを置いて、13点ゲット


任意の資源1つと、太陽マークの神様への信仰度も1つゲット。
ここに来るまで長かったが、13点は嬉しい

やりたいことがたくさんあって、資材がよりもらえたりするエリアに気を配っている余裕なし。

他プレイヤーさんはイイ感じでイイ効果を得ていたりもして、ちょっとうらやましい

■ゲーム中盤
この頃のボードはこんな感じ。

いやしかしなかなかの重量級ボードゲームですな

ボードの周りが得点盤になっており(最近そういうボードゲーム多いですね)、この時点での勝利点はこんな感じ。

私は2位につけている。乞食だったわりにはイイ感じだ。
しかし、スカルを置くためにワーカー1人をしばらく犠牲にしていたので、その分付加効果で遅れている気がする。
この頃になってくると、手元の資源も増えてきた。

木材1金塊2石材1。
何ができるかな〜 ルンルン

ちょっとターンが進んだ後のボード全体。

中央奥の5つもワーカーが置かれている人気の歯車は、資材が取れる歯車。
歯車にワーカーが並んでいる様は、何度見ても微笑ましい。
人型だったらもっと可愛いかも

■ゲーム終盤
終わりが見えてきたので、いかに残りの手番で一番勝利点を稼ぐかに悩む。
しかし要素がいろいろあって、悩ましい


結局、悩みに悩んで青歯車ゾーンにスカルが置いてある数×3勝利点が入るモニュメントを建設。
こんなことならもっとスカルゾーンにワーカー派遣すれば良かった。
慣れてくれば、ご利用を計画的にできるかしらw
そして、もう数ラウンドで終了。

あまった資材で信仰度が上がる建物をゲット

乞食になったときに神様に借りを作ってましたから。
「これで、神様への貸し借り無しつ!」キリッ

って宣言したら、「おお、それなんかかっこいいいですね」って他プレイヤーさんに褒められた

なんか嬉しいぞ

貸し借り返した程度なので、信仰度低いので得点はショボイですが

最後のターン、得点計算前。

黄色プレイヤーさんがダントツトップを走る。
建物をたくさん建てていて、かつ、建物を建てると勝利点ゲット効果を持っているのが大きいのかなぁ。
この時点で私は3位。
そしてプレイが終わり、最終得点計算

手持ちの資源を得点化したり、神様の信仰度で得点をゲットしたり。
当然、乞食を繰り返した私は神々からの寵愛もさびしいものに

得点計算後のボード。

黄色プレイヤーさんが優勝。
私はペケになってしまったぁぁぁ

やはり乞食はダメか・・・

いやぁ〜ギミックで期待したとおり、とても面白いボードゲームでしたっ

要素が多くて何で勝利点を稼ぐかとか、どのタイミングでワーカーを回収すべきかとか難しい。
プレイに慣れてくると、いろいろ見えてきてもっとニヤニヤできるゲームなんだと思います〜。
またやりたい楽しいボドゲ

絶対またやらせてもらおっと

ツォルキン:マヤ神聖歴 日本語版は、amazonに売っているみたいでーす。

ツォルキン:マヤ神聖歴 日本語版
拡張も、もう出ているとか

ツォルキン:部族と預言 (Tzolk'in: The Mayan Calendar - Tribes & Prophecies)
日本語版ではないので、日本語訳がついているかどうかとか、よく見てくださいね〜
コメント
コメント一覧 (2)
そのフレーズを使ってスカッと勝ちたいのですが、現在、妻に2連敗中です・・・・
奥様、強い!!
そんな時はこうごまかしましょうw
「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを・・・。」