行列って、なんか人をひきつける。

自分が行列の中に入るときには、「こんなに並んでいる」と若干迷惑な気がしつつも、「これに関心を持っている人がこんなにいっぱい」と、ちょっと嬉しい気持ちにもなったりしちゃう。

そんな行列がゲーム内で楽しめる(?)ボードゲームについてのプレイ記。
その名も「倉庫の街(The Speicherstadt)」。

重げ会で遊ばせていただいた。
先日の重げ会の記事としては3つ目。

外装はこんな感じ。
2012-08-19 111 (336x450)


って箱の裏だったw

でもこのゲームのコンポーネントの美しさが出ていてイイ感じ?
いつものとおりルールとかザックリですん。

このゲームはハンブルグの倉庫街をテーマにしたボードゲームとか。
ハンブルグってどこだっけ?

なんて思ってたら、ブロッケンJrが浮かんできた。わかります? ブロッケンJr。
マンガ「キン肉マン」に出てきた正義超人。

彼の必殺技と言えば「ベルリンの赤い雨!」だったけど、ハンブルグの何ちゃらってのもあったような・・・。

ググってみたら

ハンブルグの黒い霧

あったw
いいなぁ。久しぶりに「キン肉マン」読みたくなっちゃったw

あぁ、また脱線してしまった
すんません。

さて、「倉庫の街」の話。
プレイヤーには、プレイヤーカードみたいなのと、コイン、労働者コマ3つが配られた。
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コインが本当に使えるコインみたい。

ちゃんと重量があるし、金属でできている。
無駄に手の中で動かして遊んだりしちゃう。
なんか嬉しい

中央にはこんな感じのゲームボードが置かれた。
2012-08-19 082 (450x336)

写真はたしか1ターン目。

ボード下部に写真のようにカードが並べられる。周りは得点板。

このゲーム、勝利点を稼ぐことで勝敗が決まるんですが、勝利点を稼ぐには倉庫街でいろんなカード(契約書、船と商品、倉庫、カウンティングオフィス(?)、消防士など)を手に入れなければならない。
カードを得るには写真のように「買いたい買いたいよ」(別にそう発言する必要は無いw)と、並ぶ。
そして、コインを払うことでカードが買える。

カードのコストは、1+後ろに並んでいる人の数。

インストを聞いただけで、面白そうと思った。

一方、カードを購入する権利があるのは、先頭(カードに一番近く)に並んでいる人。
よって、カードを確実に手に入れたいなら早めに並ばなきゃいけないけど、コストが高くなる可能性がある。
カードを安く手に入れたいからと、あとから並ぶとカードを購入できない可能性が。

面白いジレンマだ。

こんな感じで並ぶ。
2012-08-19 087 (450x336)


なんかイイ。

さて、手探りながらもプレイ開始。
今回プレイした人数は5人。経験者が2人、未経験者が3人。

経験者さんにアドバイスをいただきながら、うまいことカードを手に入れた。
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ティーテスターはそれだけで勝利点1点。あと、船に積まれて来る茶葉(緑のキューブ)を1つ売れば1コインになる。
契約書は、そこに描かれている商品を1つずつ乗せればカードに描いてある得点ゲット。

2枚も手に入れてしまったので、コインは2枚に。


この倉庫、時々火事が起きるらしく、その火事が起こったときにファイヤーマン(消防士)の有無が大切。
ファイヤーマンの合計強度(?)が一番高いプレイヤーが火事カードに描かれた勝利点をゲットし、一番低いプレイヤーが描かれた勝利点分、点を失う。

ゲーム後半になると、3点や4点の火事が出てきたような。

ファイヤーマン大切!

というわけで、並んでみた。
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無事ファイヤーマンを入手。
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頑張れファイヤーマン
でも強さ(?)1って・・・。


後々4とかも出てくる。
ってことは1の君って見習い? 新人?



ちくしょう! 雑草だってやるときゃやるんだ!
(雑草とか誰も言ってないって。)

という感じで、最初の火事は見習い君が頑張ってくれて無事回避。
一番強いファイヤーマンではなかったので、得点にはならなかったけど


さて、火事を逃れて数ターン後の私の手元はこんな感じ。
2012-08-19 091 (450x336)

船をゲットし、契約書に必要なコーヒーをゲット。

使わない商品は、プレイヤーカードの上に1つだけ置いておけるので、あまった茶葉はティーテスター効果で売却。

えらいぞおじちゃん

他にもコーヒー売れるおじちゃんとか、カーペット売れるおじちゃんとか、要は全品種分居るみたい。
全部おじちゃんだったと思っているのは私の妄想かも

そしてボードには、またファイヤーマンが出た。
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ファイヤーマン2が本命だけど、コスト的に買えなくなったときのためにも、ファイヤーマン1に並んでみた。

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予想通り、2は買えず、新人ファイヤーマンをもう一人ゲット。
4種の品物が必要な契約書もゲットできた。全部そろえば11点。これは大きい気がする。

その後、ボードには船カードが並んだ。
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まさに行列w

皆手元に契約書があったりするので、船に必要な積荷が入っていると、こんな感じで行列ができる。

予想外にたくさん並んでしまったので、別の船にも並んでおいたら、そっちの船がゲットできた。
2012-08-19 099 (450x336)

たくさん並んだ船のほうがよかったけど、こっちの船でも持っている契約書に商品を乗せられた。
契約書完成まで、あとちょっと。

しかしこのころ、見習いファイヤーマン2人では火事を防げなくなってきた。
なぜなら、他プレイヤーさんのファイヤーマンの強さが3以上に。

3の強さの火事が出て、最下位だった私とオレンジプレイヤーさんがマイナス3点。
勝利点がマイナス3点になってしまった。


そして最終ラウンドのゲームボードとその周辺はこんな感じ。
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左隣のツレ(写真左下)はファイヤーマンを3枚もゲットしている。3+3+5=11のファイヤーマン。
すげーな。うちのファイヤーマンは足元にも及ばん。

どうやら最後には4の火事が出るそうで、私は確実にマイナス4点。
しかもファイヤーマンは場に出尽くしたみたい。

最終ラウンドになる前に積荷をゲットして、11点と5点の契約書は完成していたので、あとはこの最終ラウンドでいかに得点を稼ぐか。

この時の私の手元。
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手に入れるだけで4点になるカードが出ていたので、それを取れば最後の火事と相殺で・・・なんて思いつつも、あわよくば2枚で5点になる“カウンティングオフィス(?)”というカードに目をつける。

ツレもすでにこのオフィスを2枚持っていたので、当然並んでくる。
このオフィス、4枚持ってたら14点になる。

絶対あいつだけには取らしてはいけない

そう思いながらオフィスに並ぶ。

最後の労働者コマをどこに置くかが難しい。
下手なところに置いて、かえって自分の首を絞めるのはイヤだなと。
しかし計算ができない〜

そんなとき、経験者さんからのアドバイスをいただき、もう一人オフィスに並べてしまうことが、良い手であることが判明。

うる覚えだけど、たしかツレがコイン1枚しか持ってなかったので、私が後ろに並んでしまえばツレは確実に買えなくなるしって感じだったような。

もうちょっと複雑な要素が絡んでたかも?


結局、みごとオフィスを2枚もゲットできてしまった。
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フッフッフッ。見たか!ツレめ!

オランダせんべいを奪ったりするからだ!
(かなり過去の話w 詳細は過去記事:新世界(Mundus Novus)やる。ツレ、オランダせんべい貪る

\(・_\)そのはなしは(/_・)/こっちに置いといて

最後の強度4の火事をくらって、ゲーム終了時の私の手元はこんな感じ。
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(火事カードは写真右上。ちょっと切れてしまったが)

計マイナス7点の火事をくらって、「しょぼいファイヤーマン二人じゃ、やっぱダメかぁ」と、あきらめていた私に朗報が。
なんと、計算の結果僅差で1位に。

「すごい!」などと賞賛してくれる経験者プレイヤーさんたち。

ううぅ。なんて優しい(感涙)

経験者プレイヤーさんたちが、お互いを牽制しあってくれていたのと、最後のオフィスが良かったっぽい。
あとは適切なアドバイスのおかげですん。

けっこう、どこに並ぶべきか良くわかんなくなったりしたので。

「倉庫の街」、とても楽しいゲームでした。
並ぶの面白いし、ファイヤーマンというエッセンス(?)も活きている感じ。
カードのイラストも美しいし。コインは使ってみて、予想通り雰囲気向上で良かった

時間も1時間強で終わったかな?2時間はかからなかったと思ふ。

おすすめボードゲームです

いつ出たゲームかわからなかったけど、検索してみたらamazonで3,895円で売ってました(執筆時点)。
倉庫の街(Die Speicherstadt)
倉庫の街(Die Speicherstadt)

いろんなボードゲームが遊べて楽しかったなぁ〜。
これからもたくさん遊ぶぞ〜