先日はファンタジー好きが集まった自宅ゲーム会
メンバーは、私含め4人。
やったゲームは「D&Dボードゲーム ラス・オブ・アシャーダロン」
D&Dボードゲーム ラス・オブ・アシャーダロン (Wrath of Ashardalon)
(画像amazon)
プレイ人数などは…
- プレイ人数:1〜5人
- プレイ時間:30分以上
- 対象年齢:12歳以上
過去の関連記事はこちら。 記事中の写真には、自分で適当に色を塗ったフィギュアがいくつか出てきますが、本来は、無彩色というか、単一色のフィギュアが入っているボードゲーム。
同じ種類のボードゲームである「D&Dボードゲーム レジェンド・オブ・ドリッズト」をプレイ済みのメンバーだったので、インストは確認程度ですんだ(リンク:amazon)
まあ慣れているってことで、あまり簡単なアドベンチャーではつまらない。
というわけで、1〜13種あるアドベンチャーのうち、アドベンチャー12「アシャーダロンの憤怒」を選択。
このボドゲのタイトルにもなっている、レッドドラゴン“アシャーダロン”も出てくるしね
(ピンボケ写真で申し訳ないでっす)
■キャラクター
5人のキャラクターから、それぞれキャラクターを適当に選んでスタート。
私は、ハーフオークのローグ...
タラックになった。
他のメンバーは、ドラゴンボーンのウィザード、ドワーフの女戦士、エルフのパラディン。
回復役がパラディンだけなのが、若干心細いが、まあなんとかなるでしょうってことで
うん。自作シールを作っておいてよかった(参考:以前の記事)。
■アシャーダロン
このアドベンチャーは、通常のダンジョンタイルの中に、不吉の間入口と、恐怖の間入口を所定の位置に混ぜて開始する。
そして、その入口が出たらその間に対応するダンジョンタイルを一気に並べ、広間みたいなものが形成される。そしてそこにワラワラとモンスターが出る。
やってみてわかったんだが、どうも最初の間には、中ボス(?)とプレイヤー人数分のモンスター、最後の間にはレッドドラゴン“アシャーダロン”と、プレイヤー人数分のモンスターが出る感じ。
アシャーダロンを倒せばプレイヤー勝利ということで、アシャーダロンのフィギュアを出す私。
「こいつを倒したら勝ちね〜」
(写真は、うちにあった同じ形の彩色済みフィギュア。セットに入っているのは単一色)
2014.12.24追記:この写真アシャーダロンじゃなくて、エルダーレッドドラゴンでした
「うわー強そう」
「かっこいい〜」
などと不吉な未来も知らずに盛り上がるプレイヤー達。
「では、このドラゴンを倒すぞ〜!」
一同「おー」
ということでプレイ開始。
(キュウリはその場にあった箸置き。誰かが置いたw)
■レイジドレイク
一番ルールを把握している私からということで、タラックを未探索エッジ(ダンジョンタイルのまだ先がつながる端っこ)マスに移動。
未探索エッジにいるのでダンジョンタイルを一枚引く。
早速、最初の広間入口が
というわけで、この間に対応した指示カードを見ると、ネームド?というかボスクラスの数種類から一つをランダムで選び、あとは各プレイヤーが自分で担当するモンスターを引けと。
というわけで、中ボスをランダムに選択。
中ボスの中でも唯一4マスを占める、こんなやつになった。
ゲゲッ・・・強いな。レイジドレイク・・・
「こいつ、HP0になるともっと強くなるよ。」誰かが言った。
HPが0になると、レイジドレイクが激怒し、カードが裏返る。
さらに強い・・・
一抹の不安を感じながらも、どうしようもないので、とりあえず設置。
各プレイヤーもモンスターを引き、設置。
通常のモンスターは担当しているプレイヤーのターンにしか動かないんだが、レイジドレイクなどのボスクラスは、毎ターン動くので、キツイ
とにかく、雑魚は無視してレイジドレイクを倒そうということで集中攻撃
しかし、エンカウンターカードで呪いを受けたり、レイジドレイクの攻撃で幻惑状態になって、移動か攻撃しかできなくなったり、雑魚からのダメージがチリツモだったりで、結構ヤバイ。
■私たちを苦しめるもの
「これこいつ倒せるのかな?」
「ヤバイね。死んでも全体で2回しか生き返れないんでしょ?」
パーティに与えられている回復力トークン(死んで生き返るために必要なトークン)は2つしかなく、パーティ全体で2回しか生き返れない。
3回目に誰かが死んだら、負けってこと
そんな中、容赦なく迫り来るモンスターたち。
ゲーム中、基本的に1回しか使えないデイリーパワーを出し惜しむ余裕もなく、思い切って使うプレイヤー達。
しかしなかなかモンスターたちが倒せない。
さらに私達を苦しめたのが。
出目。
オカシイ
ヒーローの攻撃の時には出目が低く、担当しているモンスターの時には出目が高いプレイヤーが一人。
「あいつ敵確定だなw」
「賄賂をもらっているんだな。きっとw」
などと突っ込まれるプレイヤー。
しかし、振っても振ってもそんな感じ。
そして早くも仲間を守って奮闘していたエルフパラディンが死亡
回復力トークンを使用し、残り1つになった。
そんな状況なのに、減らないモンスター。
レイジドレイクはHP0になり、パワーアップ
「こいつ、ダメージ2とか3なんだけど」
「死んだな」
「やっぱり死にゲーだな」
そんな感じでゲンナリしているころ、エンカウンターカードでトラップ出現。
多少被害もあったが、攻撃の代わりにトラップの解除を試みる余裕なんてないので、トラップのタイルには立ち入らないことに。
■最後の回復力トークン
皆のHPも2〜3程度で満身創痍
そして、レイジドレイクに噛まれ、2タイル跳ばされたドワーフ女戦士が死亡
最後の回復力トークンを使用することに。
「これで誰か死んだら、負けってことね」 「ドラゴンまでたどり着かないかも」
「自分のダイスで負け確定やだ〜」
などと騒ぎながらも、背水の陣のテンションなのか、なんか楽しくなってきた。
そして、倒せる雑魚を倒したドラゴンボーンがマキビシっぽいアイテムをゲット
「おーやれやれ〜」
凶暴なレイジドレイクに対して、姑息なマキビシ作戦を実行する満身創痍のヒーロー達。
わざわざマキビシを踏むとも思えないが、モンスターの移動はカードに書かれた指示に従えばよいだけで、どんなルートを通るかはプレイヤー次第。
一同:ウッシッシッシ
というわけで、レイジドレイクは撒かれた3つのマキビシをすべて踏んでしまう。
うっかり八兵衛ならぬ、うっかりレイジドレイクw
もりあがるヒーロー達
しかもマキビシ攻撃が効いて、レイジドレイクの残りHPが1に
「おぉぉ〜」
「意外と死なないな。うちら」
もしかしたらレイジドレイクには勝てるかもしれない。 そんな夢見る残りHPが1や2のヒーロー達。
■当たれば勝ちだが
当たれば勝ちだが、敵の攻撃が誰に当たっても負けって状態に。
しかし出目が悪く、あと1が減らせない。 そんなこんなしているうちに、モンスターを追加するエンカウンターカードが出て、雑魚モンスターが広間の外から忍び寄る。
そして順番は最も出目の悪いプレイヤーに
ヤバイ・・・・・・。
予想通り、ヒーローの攻撃はあっさりハズレ
そしてレイジドレイクの攻撃。 誰もがそう思う予想をいい意味で裏切り、レイジドレイクからの攻撃を防いだ。
「おぉ すげー」
などと賞賛されているのもつかの間、先ほど出現した雑魚モンスターの攻撃が。 モンスターカードの指示に従い、最も近かったエルフパラディンを狙う。
エルフパラディンを操作するプレイヤーの肩に手を置き…
「ごめんね。死んだら・・・」
「う、うん。いいよ。覚悟はできてる」
すばらしき友情
そう言ってモンスターの攻撃を振る出目悪いプレイヤー。
それっ コロコロッ
「あ。」
「あちゃー」
「やはり敵だったか」
というわけで、エルフパラディンが倒れ、回復力トークンもないのでゲーム終了。
■感想
「こいつ(レイジドレイク)強かったな〜」
「ドラゴンを拝めなかった〜」
「さすが後半なだけあって、難易度高いアドベンチャーだな」
「なんといっても、出目だな」
などに加え…
「これはこれで面白かったね」
「もうちょっと違うボスだったらいけたかも〜」
「いきなり広間だったから、ダンジョンタイル一枚もめくってないし」
「誰がレイジドレイクを引いたんだっけかな〜?w」
などの感想(?)もきかれました。
え? だれが中ボスを引いたって?
し、知りませんよ。僕じゃないです僕じゃ
ま、負けてしまいましたが、それはそれでドラマがあって楽しいプレイでした
アドベンチャーによって、もっと簡単なのもあるので、こんなに難易度高いゲームじゃないですよ。
ラス・オブ・アシャーダロン、おすすめボードゲームです〜
D&Dボードゲーム ラス・オブ・アシャーダロン (Wrath of Ashardalon)
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