先日は、また自宅ゲーム会を開催し、ツレを含め4人集合。

やったボードゲームは、オリンポスバルバロッサ世界の七不思議ドミニオン陰謀マンマミーヤ(リンクはAmazon)。

今日は我が家の新作オリンポス(OLYMPOS)多言語版を中心に紹介。
初の四人プレイのオリンポス。

初めてオリンポスをプレイするメンバーが1名。あとは2回目。

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オリンポスは、スモールワールドのデザイナーが作ったギリシャを舞台に各部族が領土を奪い合い、文明を発展させるゲーム。

初プレイ時の紹介記事は、こちら


今回は4人プレイなので、使わない領土は8箇所。
あと、3人プレイの時より発見タイルの数や初期資源コマが変わり、また違ったプレイが楽しめる。


初めてプレイするメンバーへのルール説明(インスト)。
ゲーム慣れしているメンバーなので、結構すんなり分かってもらえる。

慣れるとやることわかるが、説明するとなるとややこしいのよね。このゲーム。



インストって結構大変だよね〜。説明漏れている部分があると勝敗に影響するし。
あとで、「それ知らなかったー」と言われるのなんか、罪悪感だしね

まあ、私の場合、友人達にしかインストしたことないので、まだ気楽なんだろうけどね。

不特定多数が集まるゲーム会などでインストしている方は、すごいと思います
きっと大変なんだろうなぁ〜。



話をもどしてプレイの話。

4人プレイでは最初から4種の使い捨て資源を持っているので、いきなり「発見タイル」が買えるわけ。
(後日ルール解釈間違え発覚。ランダムに一個ずつが、正解)
3人プレの時は、4種ももらえなかったから、それはできなかったわけだ。

ってなわけで、皆、発見タイルとニラメッコ

タイルは綺麗で好きなんだが、見ただけで分かりにくいのが難点。
慣れてくると、タイルに書いてあるアイコンで、なんとなく効果は分かるんだが。

しかし、「ヘレニズム」とか「天文学」とか、それぞれタイルに粋な名前がついているんだけど、タイルを見ただけじゃ分からないのは残念



結局みんな、序盤に発見タイルを購入。
発見は7つもアクションポイント(手番を決める時間トラックを進める数)使うので、なかなか順番が回ってこなくなるんだけどねw

私は『騎乗』タイルをゲット(前回と作戦が同じ!?)。
ツレも『騎乗』を取って、早くも陸地は一触即発って感じ。

他メンバーは、『神託』、『宗教』をゲット。
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『宗教』は前回紹介した、神の恩恵度合いを決める“稲妻の印”が1つ貰えるタイル。
ギリシャの神々の恩恵を受けるには、これ。


途中で何度もちょっかいを出してくる神々の祝福は大切だからね。

そんなわけで、私も、唯一“稲妻の印”をもらえる土地を早速占領し、印を1つゲット。


今回は、神様の祝福を受けて勝つのだー






「えっと、攻めるのってこうやるんだっけ?







え・・・



初プレイのメンバーが、私が取ったその領地を占領
あっけなく、領地から取った稲妻の印を奪われた。



ううぅ



このゲーム、領地の奪い合いは、自動的に後から来たほうが勝利。
その代わり攻めた人は、防御側の剣マークとの差によって、アクションコストがかか
る。次の手番が遅くなるってこと。

負けたプレイヤーは、持っていた領地に置かれていた、資源チップなどを勝利者に渡すことになる。
一方的に負けたほうは、アクションポイントの代わりに使える砂時計トークンもらえるんだけどね



いいさ、こうなったら神々の祝福など受けずに勝ってやる





え? 気にしてないのかって?






『気にしてなんかいませんよ。気にしてたらニュータイプなんてやってられないでしょ』
(byカミーユ・ビダン 出典:Zガンダム)




プレイ詳細を書いていると終わらないので、ザックリと。
皆、適度に領地をとりながら、それぞれ発見タイルを購入している。

私は、稲妻の印が取れる「ヘレニズム」「多神教」「芸術」などの発見タイルには目もくれず、「地図」をゲット。

これで、海の移動に使うアクションポイントは1になる。
ギリシャを縦横無尽に動くのだー!

というわけで、最後の勝利点が高い島(アトランティス)を占領。
占領の過程で、先住部族を何個か撃破。
先住部族トークンを持っていると、「驚異の建造物」を作るコストになる。

さらに「建築術」という、「驚異の建造物」を作る際のアクションポイントが少なくなる発見タイルを入手し、戦略が確定。

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これは終盤の私の手元。
右上に並んでいる4つのタイルが「驚異の建造物」。

皆も、それぞれ様々な戦略で勝利を狙っていた。
発見タイルが追加得点になる「科学」と、剣マークが得点になる「絶対主義」をあわせ持つプレイヤーや、部族トークンを得点にする「工学」で勝ちを目指すプレイヤーなど。



私は、この終盤に来るまで苦難の道でした


なぜって、神々の祝福を徹底して受けなかった私は、開拓者を殺されたり、アクションポイントを増やされたり、そりゃもう散々な目にあいましたよ





『お前だ。いつもいつも脇から見ているだけで、人を弄んで!』






と、オリンポスの神々に心の中で叫ぶニュータイプ。もとい、オッサン。



そんな神々に抗うかのように、「驚異の建造物」を建て続けました。



『分かるまい!戦争を遊びにしているシロッコオリンポス神には、この俺の体を通して出るちから建造物が!』





べつに体を通して出たわけじゃないんですけどね


4つもの建造物を並べていたので、さすがに周りのメンバーも

「あーその得点すごいなー」
「こりゃダメだ。負けたわ」

なんて言ってくれているので、舞い上がりながら、調子良く得点計算




「あ、君に勝ってるかも。」




またオマエか〜




結果、初プレイのプレイヤーが発見タイルと剣マークで、得点をたくさん稼いでおり、あえなく私は負け。


ぐすん



でも、楽しいゲーム会でした〜。

オリンポス(OLYMPOS) 多言語版は、Amazonさんで現在在庫2個とか(執筆時点)。


このゲーム、時間トラックで手番が決まるので、なかなか順番来ないときがあるけど、そんな時はノンビリお菓子でもつまんだり、お酒飲んだりできるので、まったりじっくり遊びたいときにはオススメですよ。