「宝石とは…これかっ!」
坑道に入ってからの、最初の宝石は私が入手した!
(今回はアンドールの伝説 シナリオ4で遊んだプレイ記を小説風に書いています。前編はこちら)

これもひとえに、あの澄んだ水から得た力のおかげだ!
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ふむ...この宝石は、それほどの価値は無いようだ。
しかし第一歩だ。怪物に宝石を取られる前に、私たちが手に入れたのだから。

(宝石は裏面で配置されており、価値が6や4のものもある。2は最低ランク。この伝説4の目的は所定の金額分の宝石や金貨を坑道の入り口で待つ、ハッルガルド侯爵の元へ運ぶこと。あ、というわけで、今回は先日アップしたアンドールの伝説4リプレイ前編の続きですん。例によってネタバレ満載なので、これからプレイする!って人は見ないようにね〜)


――その時だった。
くぐもった咆哮が、廃坑じゅうを震撼させた。鈍く赤い炎が闇を貫く。次の瞬間、坑道を火炎が飲みこんだ!
(出典:アンドールの伝説 伝説4シナリオカード 火炎旋風)
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っつ! なんだこれはっ!?
(最初の宝石を手に入れたら、火炎旋風のカードを捲り、赤ダイス3つ振って、ボードの所定の位置に配置。)


轟々と音を立てた熱風が迫る!
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危ないところだった...おそらく3エリア分は炎に埋め尽くされたのではないだろうか。

(ダイス目に応じたマスまで炎が届き、意志力に出目分のダメージを与える)


この坑道、想像以上に危険ということか...
こんな場所で倒れてしまったら死を待つしかなくなってしまう…

(この伝説4では、意志力が0になってしまったキャラは、箱にしまうことになっている…死んじゃうってことかどうかはわからないけど)


ふと、自分がいかに危ない場所にいるのかに気付いた。
宝石を目指すあまり、かなり長い時間活動してしまったようだ。
暗い坑道の中ではハッキリした時間はわからないが、まもなく夜なのかもしれない。

(行動や移動で進める自分の時間マーカーが、夜のマスに入ると意志力−2)


寒気が走った。
自分は何と危ないところにいるのだろうか。
無事ではすまなそうな炎が噴き上げ、怪物が跋扈するこの坑道から、私たちは無事に帰ることができるのだろうか。


水が…井戸水が…飲み…たい…




■警報


こっ...これはっ! こんな近くに井戸があるとは!
しかも薬草まで生えてるじゃないか。
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ふふ…お前たちにもこの井戸の良さがわかるのか。
植物たちもどこがいい環境だか、すぐにわかるのだな。

(薬草は、意志力回復や攻撃力アップなど多様なことに使える消耗品)


まるで同志を見つけたような気持になって、丁寧に薬草を摘み取る。
そして井戸へ。


あぁ…あぁ!! これだ! やはりこれだ!
やはりこの坑道は恵みの場所かもしれない。
私は何故先ほどまで気づかなかったのだ。


この坑道には噴き出す炎や怪物がいるかもしれない。
だが、このように井戸があり、小さな生命が宿り、素敵な場――


――ギギギギギーッ!!!
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こっ、これはっ! スクラルが仲間を呼ぶ声か!?


くそっ! そうなのか!?
私が井戸水を飲み干したからかっ!?


ひ、卑劣な…
どこだっ!? どこで見ていたのだっ!?


怪物どもの許せぬ罠に憤っていた時、パスコの声が聞こえた。
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「すまない! スクラルを倒し損ね仲間を呼ばれたっ!」


井戸ではなかった。
パスコが苦戦しているということか! すぐに行かなければっ!

(このシナリオでは、怪物と同じマスで初めて戦った時、隣接マスから攻撃した場合は怪物を一発で倒せなかったとき、警報カードをめくる) 


坑道内に怪物たちの低く威嚇するような声が響き渡る。
1体、2体…いや……どんどん増えていく…
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スクラルの呼び声に反応した怪物たちが集まってきたようだ…危険な坑道が、より危険になったというわけか。
宝石も持っていかれてしまう…


いやっ! まだだっ!
怪物たちは強いやつ程、金貨を持っている。
宝石が十分とれなくても、奴らを倒せばそれなりの価値は集まるかもしれないぞ!
(怪物を倒すと、怪物の強さに応じて、意志力か金貨がもらえる。しかし物語トラック上の駒が進むのでゲームの終わりは近づくという欠点も)


私はまだあきらめない!
アンドールの英雄である私がこの坑道に入った時から貴様らの運命は決まっているのだ!




■奪われていく宝石


私たちはそれぞれ坑道内で夜を明かした。
夜中には怪物たちが活動していたことだろう。


急がなければいけない気がする。
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夜が明けるたびに確実に宝石が奪われていると考えたほうがいい。
我らが手に入れた宝石より価値の高いものもあるかもしれない。


「――聞こえるか!? 皆で仕掛けよう!」
パスコの声が聞こえた。


皆で怪物たちへ共同攻撃を仕掛けようというのだな。
今の私は負ける気がしない!
「待っていろパスコ! 今行くぞ!」




――せいやっ!
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パスコの矢、リファルドゥスの魔法、そして私の剣撃により、スクラルはすぐさま倒れた。


「隣のエリアにもスクラルが来ています!」
リファルドゥスの警告に、全員が隣のエリアへ移動する。


スクラルが牙をむき出し、我らを威嚇しているようだが、まったく威嚇になっていない。


「行きます!」
リファルドゥスの杖が輝き、魔法の球が発射される。
パスコの矢も飛んできているようだ。


いいタイミングだ。着弾に合わせ突撃する!
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「どこを見ている!? こっちだっ!」
深々とスクラルの腹部へと剣を突き立てた。


「ぐぎゃぁぁぁぁ」
耳障りな鳴き声を上げて倒れるスクラル。
金貨4枚か。目的の価値までは程遠いが、私が手に入れた宝石よりは良いだろう。


「よし。次は各自で宝石を集めよう。怪物に挑むときには最低2人以上で。」
確かに…武器屋で武器や道具を調達できれば一人でもスクラル程度なら倒せるだろう。


しかし我らが金貨を使うことは、それだけ目的が遠のくとも考えられる。
なるべく金貨を使わずに届けるのだ。


この後、私たちは近くの宝石を集め、坑道の南へと抜けるため進んだ先に、湖を発見した。
その澄んだ水は、まるであの愛しい水のようで飛び込んだ私だったが、二人の話では違うようだった。




■水から出てきたもの


「というわけで、この湖は危険な気がします。…井戸とも違うようですし」
湖に入ってきたスクラルを倒し、落ち着いたところで、魔術師リファルドゥスは彼が湖に入った時の話を始めた。


彼の話では、私が湖に来る前、危険なことがあったと言う。
突如水面が割れ、一本の触手が彼の腕めがけて飛んできたというのだ。
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それは猛烈な勢いだったとか。
「あの一撃をくらっていたら、しばらくの間、この腕は使えなかったでしょう」とリファルドゥスは淡々と話していた。


ちょうどその頃だった気がする。
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別行動していた私の魔法の盾に亀裂が走ったのだ。
この盾は怪物の攻撃だけでなく、不吉なことを避ける効果があるという。


もしかしたら、この盾がリファルドゥスを救ったのかもしれないな。

(盾アイコンが表示されているイベントは、盾を1段階壊すことで防げる)


そんな触手が出てきた湖だというのに、何も確認せずに飛び込んでしまうとは。
今考えても自分が恥ずかしい。


少し疲れてきたのかもしれないな。井戸が…本物の井戸が恋しい。
私は湖近くの井戸を探してみることを話した。


「ソーン、何も無理してまで井戸を目指さなくても。」
「かなりの時間活動していますよ。そろそろお休みになったほうが良いと思います。」


「いや…大丈夫だ。井戸までの疲労は、井戸の清らかな水が癒してくれる」
井戸の水が飲み干せるなら、長時間の疲労など問題ない!


結局リファルドゥスが心配してついてきて来てくれたことで、井戸にいた汚らわしき怪物ゴルも瞬時に倒すことができた。
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「さすが…すごい飲みっぷりでしたね。」
リファルドゥスが目を丸くして見ている。


いや、私の飲みっぷりを見せてやったと言っても過言ではないだろう!
我らは、まだまだ宝石や金貨を集めなければいけないのだから!


この時の私はまだ知らなかった。
まもなく伝令から不吉な知らせが届けられることを…。



(後編に続く)


いかがだったでしょうか〜。なんか井戸水のことばかり書いていたような…毎度同じ展開ですいません。
もうちょっと捻れればいいんですが。プレイに基づいているため、大きく話は変えられないし。


言い訳ですね、言い訳。もっと文章力を高めなければっ!
結局、3編に分かれちゃいましたし


後編ではついにエンディングへ。
ソーンたちは無事に42価値分の金貨や宝石を集められるのか。
集められたとしても、それをハッルガルド侯爵が待つ坑道の入り口へと届けることができるのか。
お楽しみに〜。
【後編貼り付け予定地】


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アンドールの伝説 完全日本語版



以上、あっきぃらびっとがお送りしましたっ